ヤマハのファビオ・クアルタラロとアレックス・リンスは、ミサノプライベートテストで試験した新パーツを、実戦のアラゴンGPで再度試すことにしたようだ。
MotoGPオーストリアGPの終了後、ヤマハは今年受けている優遇措置を活かしてミサノ・サーキットでプライベートテストを実施した。
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2日間のテストで彼らは「多くの新パーツ」を試すことができた。そしてその中の一部パーツについて、8月30日から始まる第12戦アラゴンGPで改めて使用する意向をヤマハは示している。
ヤマハのチームディレクターであるマッシモ・メレガリは、次のようにコメントした。
「忙しく過ごした後の1週間を経て、今度はアラゴンとミサノのダブルヘッダーが始まる。アラゴンは素晴らしいレイアウトのコースだが、ここ数年は我々にとって厳しいコースとなっていた」
「前回のレースの後、コースは全面的に再舗装されている。この新しい塗装がグリップを高め、パフォーマンス向上の助けとなってくれることを期待している」
「さらに今週末は先週のミサノでのプライベートテストでライダーがテストして認めた新しいアイテムを持ち込むことになる。今回のグランプリから得られるものを最大限に活かして、可能な限り最高の結果を得て、データを収集したいと考えている」
またクアルタラロは新パーツによって少し改善した部分があったとコメントしている。
「ミサノでのプライベートテストでは、新しいモノをいくつか試す機会があった」
「テストでは新パーツが僕らに小さな改善をもたらしてくれると理解できた。今週末、僕らはそれらのパーツをもう一度試す機会がある。でも今回はレースウィークでのセッティングになる。アラゴンは基本的に僕にとって簡単なコースじゃないけど、新しい路面も助けになるかどうか興味があるね」
リンスもプライベートテストで使用した新パーツのいくつかが気に入ったと話している。
「テストでは雨にも降られたけれど、上手く活用することができたよ。新パーツのいくつかは気に入ったから、それをアラゴンへ持ち込んで、ポジティブなフィーリングで週末に臨むことができる」
「過去に好成績を残してもいるから、アラゴンのコースは好きだ。路面が再舗装されているから、グリップレベルの改善が僕らのプラスになれば良いね」
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とにかく、頑張れヤマハ!