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新型になってもやっぱり販売台数トップはN-BOX! 2024年はカローラシリーズが躍進する可能性大

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新型になってもやっぱり販売台数トップはN-BOX! 2024年はカローラシリーズが躍進する可能性大

 この記事をまとめると

■2023年11月の車名別新車ランキングのトップはホンダN-BOXだった

2023年の軽自動車販売トップはダイハツでほぼ決まり……も乗用車は僅差でスズキが首位! 熾烈極めるバトルの行方と裏事情

■ホンダはほかの車両が上位に入っておらずブランド内で客の奪い合いをしたように見える

■トヨタの工場の生産体制が整えば「一強」体制がより顕在化する可能性がある

 2023年11月も新車販売台数のトップはN-BOXだった

 暦年締め年間新車販売台数での車名(通称名)別ランキングの行方が気になる時期がやってきた。その年間販売ランキングトップはどのモデルかを予想するためにも、11月単月締めでの車名(通称名)別新車ランキングは重要になるといっていいだろう。

 軽自動車も含めた(含軽統計)2023年11月単月の車名(通称名)別新車販売ランキングを作成すると、2023年11月単月締めでもっとも売れたのはホンダN-BOXとなった。新型になってから初めて1カ月フルカウントとなる月であったが、10月6日より新型発売となり1カ月をやや割ることとなった2023年10月単月統計比で92.0%というのをみると、新型も好スタートをきっているといっていいだろうが、まだ先代型在庫車も加算されているようにも見える。

 納期は短期間となっており、ホンダはN-BOXにかなり気合いを入れているのが伝わってくる。含軽統計でみると、N-BOXの次に出てくるホンダ車としてはヴェゼルの8位が最高位。ホンダはヴェゼルに限らず、ガソリン車よりHEV(ハイブリッド車)のほうの生産により特化しているようで、HEVのほうが納期は短くなっている。

 ただ、ヴェゼルの次にランキングに出てくるホンダ車は、21位のフリード、そして27位のステップワゴンとなっている。N-BOXがトップセラーカーの座を維持するのは喜ばしいことかもしれないが、同じメーカーのクルマ同士でお客の奪い合いをした結果というものが統計からは感じることもでき、ホンダの国内販売の『偏り』というものが気になってしまう。

 2024年はカローラシリーズの躍進も期待!

 ヤリス(ヤリスクロス含む)は、トヨタ車のなかでは比較的納期(すでに改良後へ受注はシフトしている[本稿執筆時点])が短めとなっていることもあり、N-BOXに肉迫する販売台数を記録するかもしれない。

 2024年3月ともいわれる改良を控え、カローラセダン及びツーリング、スポーツは新規受注停止となっている。先日改良を行ったカローラクロスのざっくりした納期は、本稿執筆段階では2024年5月ごろともされているので、改良直後のセダン、ツーリング、スポーツにカローラクロスのバックオーダーが加われば、2024年5月以降はカローラシリーズの販売台数が大化けする可能性を秘めている。

 新規受注停止車両が目立つなかでも、登録車のみのランキングでトヨタ車は上位10車中7車も入っている。しかし、情報では2024年1月から3月の間は一時的に減産体制に入るとの話もあるようだ。

 2024年4月以降、新規受注停止車両も減少傾向になり、生産体制も整えば「トヨタ一強」体制がより顕在化する可能性も十分考えられる。

 軽自動車ではN-BOXが2023暦年締め年間(1~12月)、2023事業年度締め年間(2023年4~2024年3月)、両方での販売台数トップを維持するため、今後3月まではさらに気合いを入れた販売促進を行ってくることが十分に考えられる。

 デビュー直後は気持ち程度とされていた値引きだが、さすがに車両本体価格からの値引き余力はそれほどないので、どこから値引きを引き出すかも、商談では注意したほうがいいかもしれない。同時期にフルモデルチェンジしたスズキ・スペーシアとの比較検討はできるだけ実施して欲しい。

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みんなのコメント

9件
  • 豆腐メンタル
    中古車店のチラシを見ていると
    結構な走行距離の車が大して安くもない金額で
    目玉車になっているのを見ると、買取が高いのでしょうから
    3年とか5年で乗り換えるんですかねえ。
    これだけ売れていて行きわたってそうなのに需要があるのが不思議です。
  • ama********
    二代目乗って分かったことは、昔の軽とは思えない質感と走行。初代に乗った人は、2代目3代目と乗り継ぎたい気持ちになると思います。先日他車の内装を見る機会がありましたが、シートの縫製もまったく違ってました。カタログに記載できない良さがたくさんありますね。さほど車に興味の無い人は、口コミで選ぶ。好循環の成果でしょう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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