いよいよ2017年も12月となりました。本年も魅力的な車種がたくさん登場しましたが、2018年に用意されている新車ラインアップも負けず劣らず注目車ぞろい。今回紹介するのは2018年秋に登場予定のスバル・フォレスターです。
すでにスバルの中期経営計画にて「2018年に新車を投入」と明記されており、モデルサイクルやラインアップの状況、関係者の証言から登場は間違いないと言われている新型フォレスター。本企画では本誌スクープ班がこれまでつかんだ情報と、新しく届いたニュースを整理してお届けいたします。
文:ベストカー編集部
ベストカー2017年12月10日号「Special Scoopニューモデル一挙公開!!」より
■デザインは「ヴィジブコンセプト」がベース
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スバルフォレスターは来年秋(11月頃か)にもフルモデルチェンジする。
フォレスターの初代は1997年に登場(なにげに今年で20周年だった)、2002年に2代目(SG系)、2007年に3代目(SH系)、2012年11月に現行型であるSJ系がデビューしている。
来年登場するのは4代目。
次期フォレスター(本誌予想CG)、キープコンセプトだがさらに武骨になる
その次期型では現行型インプレッサで採用されたプラットフォーム「SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)」へと一新する。外観デザインに関してはまだ情報は少ないが、キープコンセプトながら北米を意識した武骨なマスクを採用するそう。
そのうえで、2015年の東京モーターショーで出展された「ヴィジブコンセプト」のフォルムが活かされ、さらに先代XVハイブリッドtSのようなスポーツテイストも取り入れられることになりそうだ。
2015年の東京モーターショーに出品された「ヴィジブ・フューチャー・コンセプト」
パワートレーンにも注目したい。
新型フォレスターにはガソリン仕様(1.6Lターボと2Lターボを用意)のほかに、本格的なハイブリッド仕様が用意される(同時デビューかどうかは調査中)。
そのハイブリッドは(スバルのオリジナル技術ではなく)、トヨタの技術供与により開発されるTHSベースのシステムを採用する。ベースとなるエンジンは水平対向4気筒ターボで、これに縦置き用THSが組み合わされ、後輪は独立したモーターで駆動するeAWD方式となる。
また、このシステムをベースにしたプラグインハイブリッドモデルも計画されているという。実現すれば、三菱アウトランダーPHEVに続いて2車種めの国産SUVによるPHEV登場となる。
リアスタイルもタフな外観になる。注目はパワートレーン。PHEVも楽しみだ
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