4ローターペリ仕様でNAのまま500馬力オーバー!
周囲を圧する超高周波サウンドはレーシングカーそのものだ
「理想のロータリースポーツを求めて4ローター化!?」完全合法のFD3Sサーキットスペック
サーキット走行を好むオーナーが、理想のロータリースポーツを追求して作り上げた究極系FD3Sの登場だ。
何と言っても注目はエンジン。スクートスポーツが長い時間を費やして開発した、オリジナルの13B改4ローターユニットを搭載しているのである。総排気量は2616cc、ポート形状はパワー重視のペリフェラとしている。
インダクションボックスで視認できないが、スロットルは戸田レーシングの4連を搭載。EXマニも完全等長を与え、ヴィーペックのフルコンV88による綿密なマネージメントにより、NAでありながら540psのピークパワーを獲得。最大トルクも56kgmと十分で、タイムアタックでも扱いやすいフラットトルクを実現しているのだ。
サーキット走行を前提に、オイル供給方式はウエットサンプからドライサンプにスイッチ。オイルタンクはABSユニットがあった位置に配備される。
エキゾーストはスクートのワンオフが奢られ、そのサウンドは超高周波のレーシングサウンドそのものだ。このエンジンに組み合わせるミッションは、クワイフ製の6速シーケンシャル。
もはや、完全なタイムアタック仕様なのだが、実はこのままの状態で公認を取得しているというのも大きなポイント。普段の足に…というわけではなく、自走でサーキットを往復したいというオーナーの要望によるものだ。
足回りはクラックスベースの車高調を軸にセットアップ。バネレートは前後20kg/mmだ。ホイールはアドバンレーシングで、タイヤは前後とも265/35-18サイズのアドバンA050をマッチング。ブレーキは純正サイズのローターとパッド交換となっている。LSDはATSのカーボンをセットする。
エクステリアは、ゼスティのフロントバンパーにフジタエンジニアリングのワイドフェンダー、そしてワンオフのリヤフェンダーというミックス仕様。ドアパネルやリヤハッチゲートはカーボン製に変更して軽量化を推進する。あえての前期テール仕様が渋すぎる。
レーシングカーさながらのフル溶接ロールケージが印象的なインテリアは、完全なサーキット仕様という雰囲気。アンダーコート剥がしはオーナー自らが作業したそうだ。
このチューンドの速さは相当なもので、筑波サーキット初アタックで59秒808をあっさりとマークしたほどだ。何より、ユーザーカーとして元気に公道を走り回る4ローター仕様など世界を見渡しても稀有、理想を追求するオーナーの信念とスクートスポーツの技術力には、ただただ感服だ。
●取材協力:スクートスポーツ TEL:046-246-3356
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みんなのコメント
確か騒音問題で近隣に通報されて警察沙汰になったはず