現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 新型N-BOXライバル比較&ベストグレード研究&ミニヒストリー

ここから本文です

新型N-BOXライバル比較&ベストグレード研究&ミニヒストリー

掲載 29
新型N-BOXライバル比較&ベストグレード研究&ミニヒストリー

新型車比較・ライバル車対決 [2023.09.03 UP]


新型N-BOXライバル比較&ベストグレード研究&ミニヒストリー

グーマガ 今週のダイジェスト【8/26~9/1】クラウンスポーツ 発売の日は近い!?

イチバン売れてるクルマがフルモデルチェンジ! その見どころは?
近日登場のベストセラー軽・新型N-BOX。スーパーハイトワゴンのライバルたちとの関係やベストグレードを解説! 歴代Nシリーズミニヒストリーも!

●文:川島 茂夫


スーパーハイト軽のライバルとの関係は? 『ライバル先取り比較』
走り視点ではN-BOXがリード
 N-BOXのライバルと目されるモデルは、タント、スペーシア、ルークス、eKスペースの4モデル。いずれも高い全高&室内高にリヤスライドドアを備えることを特徴としており、近距離中心のファミリー&レジャーまで対応できる懐の深さを持つ。eKスペースを除いて、各モデルで名称は異なるが、標準系とプレミアム&スペシャリティ感を高めたカスタム系で構成されており、タントとスペーシアにはSUVモチーフのドレスアップ仕様も設定している。
 生活密着型か? レジャー実用性も考慮しているか? などで細かな違いや嗜好的な要素が異なっているが、キャビン実用性は実力伯仲。どのモデルも高いユーティリティ性を誇っている
 違いを感じるのは走りの部分。動力性能は業界自主規制(ターボで64PS)があることもあって大きな差はないが、長距離走行用途までカバーするならば操安性が重要。高速時でも余裕あるフットワークを実感できるN-BOXが最有力だった。従来型のこの優れた美点は、新型にも継承されるのは確実。他モデルが次の世代に切り替わるまでは、この優位は揺るがないだろう。


DAIHATSU タント

価格:138万6000~199万1000円

SUZUKI スペーシア

価格:139万4800~200万6400円

NISSAN/MITSUBISHI ルークス/eKスペース

価格:163万7900~239万9100円/154万7700~179万3000円

新型N-BOXのベストグレードは?
高速走行時の余裕があるカスタムのターボがオススメ
 車種構成は、標準系は標準仕様とオフホワイトのドアミラー&ホイールがドレスアップされたファッションスタイルの2つ。カスタム系は標準仕様と内外装のグレードアップを施したコーディネイトスタイルの構成。機能装備の多くは共通設定だが、オートスライドドアやシート素材などで差別化されている。また、標準系もカスタム系も車椅子乗車に対応できるスロープ仕様を用意している。
 各グレードの価格は発表されていないが、タウンユース主体ならばコスパで標準系が有利。少し華やかな雰囲気が欲しいならば、少々の価格差でファションスタイルも選べるはず。キュートなスタイルは新しいN-BOXを感じさせてくれるだろう。
 ただ、長距離レジャーまでカバーしたいとなると、標準系にはNAエンジン仕様しか設定されないのが泣き所。運転支援機能が充実しているとはいえNA車では高速走行時の運転ストレスは大きくなってしまう。ターボを前提にするならカスタム系を選ばざるを得ないラインナップなので、実用性と一通りの装備が揃っている、N-BOXカスタムのターボがベストグレードといえる。


新型N-BOX 主要諸元&主要装備

ホンダ新世代「N」はこのように進化した! 『Nシリーズミニヒストリー』
既存の「軽」の概念を覆した新世代モデルを続々投入
 ホンダが展開するNシリーズは、2011年に誕生。既存の軽モデルとは異なり、プラットフォームやパワートレーンは全面的に刷新された新世代の軽自動車として世に送り出された。その最初のモデルとなるのが、スーパーハイトボディの初代N-BOXだ。
 その後、Nシリーズは2BOXのN-ONE(2012年)とハイト系でライフの後継車となるN-WGN(2013年)を登場させて、軽自動車全体をカバーする体制を確立。チョップドルーフ風スタイルのN-BOXスラッシュ(2014年)や積載性向上型のN-BOXプラス(2012年)という派生車種も登場している。
 2017年の2代目N-BOX(従来型)から、Nシリーズとしては第2世代車に進化。プラットフォームやパワートレーンに大幅改良を加えられることで、さらなる性能向上が図られていることも見逃せない特徴。N-BOXの大成功は、この第2世代車の完成度の高さによるものといっても良いほどだ。その後、第2世代車の技術は水平展開され、商用バンのN-VANの投入(2018年)や、N-WGN(2019年)、N-ONE(2020年)のフルモデルチェンジが実施されている。
 今回フルモデルチェンジする新型N-BOXは、Nシリーズとしては第3世代車に相当するモデルになる。


第1世代

N-BOX(初代)

N-ONE(初代)

N-WGN(初代)

N-BOX SLASH

第2世代

N-BOX(2代目)

N-VAN

N-WGN(2代目)

N-ONE(2代目)

こんな記事も読まれています

【検証】練馬区2歳女児死亡事故はなぜ起きた? ミニバンの窓スイッチ誤操作から子どもの命を守る、チャイルドシートの使用法
【検証】練馬区2歳女児死亡事故はなぜ起きた? ミニバンの窓スイッチ誤操作から子どもの命を守る、チャイルドシートの使用法
AUTOCAR JAPAN
新生『ディスカバリー』にも2025年モデル導入。装備見直しと350PSに向上のディーゼルMHEVへ統一
新生『ディスカバリー』にも2025年モデル導入。装備見直しと350PSに向上のディーゼルMHEVへ統一
AUTOSPORT web
スバル、“集大成”のBRZ CNF Conceptで富士24時間に参戦。各種最適化や新アイテム投入
スバル、“集大成”のBRZ CNF Conceptで富士24時間に参戦。各種最適化や新アイテム投入
AUTOSPORT web
ポルシェ911のレストアで“レストモッド” ブームを牽引する「シンガー」がコーンズと提携|Singer
ポルシェ911のレストアで“レストモッド” ブームを牽引する「シンガー」がコーンズと提携|Singer
OPENERS
新型「“R36”GT-R」まもなく登場か!?  4.1リッターV6搭載で1000馬力発揮!? 旧型デザイン採用の「和製スーパーカー」生産状況を公開
新型「“R36”GT-R」まもなく登場か!? 4.1リッターV6搭載で1000馬力発揮!? 旧型デザイン採用の「和製スーパーカー」生産状況を公開
くるまのニュース
TANABEのカスタムスプリング2製品にレクサス『IS500』用など3車種のラインナップが追加
TANABEのカスタムスプリング2製品にレクサス『IS500』用など3車種のラインナップが追加
レスポンス
新しいジープ アベンジャー4xeが出た!──GQ新着カー
新しいジープ アベンジャー4xeが出た!──GQ新着カー
GQ JAPAN
新型メルセデスAMGピュアスピードが鮮烈デビュー!──GQ新着カー
新型メルセデスAMGピュアスピードが鮮烈デビュー!──GQ新着カー
GQ JAPAN
JMIAが2025年を目指し『NEXT-FORMULA-PROJECT』をスタート。コンセプトカー開発に着手
JMIAが2025年を目指し『NEXT-FORMULA-PROJECT』をスタート。コンセプトカー開発に着手
AUTOSPORT web
宮田莉朋、イモラで試した新しいアプローチ。間一髪の接触回避で飛び出した自己考察/FIA F2第4戦レビュー
宮田莉朋、イモラで試した新しいアプローチ。間一髪の接触回避で飛び出した自己考察/FIA F2第4戦レビュー
AUTOSPORT web
純正を超える走りと快適性を追求! HKSの車高調「HIPERMAX S」に40系ヴェルファイア2WD専用が登場
純正を超える走りと快適性を追求! HKSの車高調「HIPERMAX S」に40系ヴェルファイア2WD専用が登場
くるまのニュース
【auto sport web/auto sport キャリア採用】一緒に仕事をしたい方、募集します
【auto sport web/auto sport キャリア採用】一緒に仕事をしたい方、募集します
AUTOSPORT web
マッスルカー『チャレンジャーSRTヘルキャット』、ドゥカティと加速競争…映像公開
マッスルカー『チャレンジャーSRTヘルキャット』、ドゥカティと加速競争…映像公開
レスポンス
好調の角田裕毅、モナコでの初ポイント獲得へ「まずは昨年と同じように予選Q3進出を目指す」
好調の角田裕毅、モナコでの初ポイント獲得へ「まずは昨年と同じように予選Q3進出を目指す」
motorsport.com 日本版
大人“6人”乗れるレクサス「高級ミニバン」初公開! 1500万円の豪華仕様、反響は?
大人“6人”乗れるレクサス「高級ミニバン」初公開! 1500万円の豪華仕様、反響は?
くるまのニュース
マクラーレン、アイルトン・セナを称える…800馬力スーパーカーをカスタム
マクラーレン、アイルトン・セナを称える…800馬力スーパーカーをカスタム
レスポンス
後席の広さで選ぶミッドサイズ以下の国内メーカーSUVランキングTOP10
後席の広さで選ぶミッドサイズ以下の国内メーカーSUVランキングTOP10
@DIME
RB、上位入賞妨げる“スタート問題”解消へ。原因はタイヤとクラッチ?「安定感のあるレッドブルとは同じエンジン」と角田裕毅
RB、上位入賞妨げる“スタート問題”解消へ。原因はタイヤとクラッチ?「安定感のあるレッドブルとは同じエンジン」と角田裕毅
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

29件
  • N BOXカスタムのフロントマスクふざけてるの?ってくらいダサくなっちゃってる
    デザイナーやる気無くしたんか
  • 現行型のほうがフロントマスク、リア共にメッキが入っているから品があり、まとまり感もあるので好きです。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

164.9188.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.01166.0万円

中古車を検索
N-BOXの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

164.9188.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.01166.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村