■デッドスペースの使い方が秀逸!
昨今のホンダは軽自動車に力を入れており、「N-BOX」を筆頭に、「Nシリーズ」としてさまざまなモデルを展開しています。
そんなNシリーズの第4弾として2013年にデビューしたのが「N-WGN(エヌワゴン)」です。
【画像】迫力すごい! メッキ輝く「N-WGN カスタム」の画像を見る(23枚)
軽乗用車の「新しいベーシック」を目指し、居住性、安全性、燃費性能、デザイン、走りを高い次元で兼ね備えたハイトワゴンクラスの軽乗用車として開発。現行モデルは2019年にフルモデルチェンジした2代目で、さらに2022年にマイナーチェンジを受けました。
マイナーチェンジでは、安全運転支援システム「ホンダセンシング」の新機能「急アクセル抑制機能」をホンダ車として初採用。
アクセルペダルとブレーキペダルを踏み間違えたときに加速を抑制し、警告音とディスプレー表示でドライバーに注意喚起することで、安全性が向上しています。
デザイン面では、エアロ仕様の「N-WGN カスタム」が大幅変更され、よりスポーティかつ存在感のあるフロントマスクを装着。ダーククロムメッキとメッシュを組み合わせたフロントグリルや、角ばった形状の「9灯式フルLEDヘッドライト」など、精悍なデザインに一新しました。
通勤・通学や買い物など、生活シーンで使われることが多いN-WGNは、荷室や収納スペースにかなりこだわったモデルだといえます。
荷室は低い床を特徴としており、重い荷物も少し持ち上げるだけで載せることが可能。また、荷室をボードで上下2段に仕切ることができ(2段ラックモード)、たっぷりと荷物を積めます。
この2段ラックモードでは、上段がショッピングカートのカゴの高さに設定されており、カートに載せた荷物をスライドさせるように荷室に載せ替えるなど、便利に使うことが可能です。
さらに、リアシートをワンタッチで前に倒すことができ、そこに出現したほぼ段差のない、フラットな空間に家具などのちょっとした「大物」も載せることができるなど、軽自動車ながら、荷室は思った以上に大容量の収納力を誇ります。
小物の収納スペースに関しても、N-WGNではさまざまな小技が光ります。
面白いものでは、後席下に「リアシートアンダートレー」が設けられており、置き場に困る濡れた傘などの長尺物を収納できるところでしょう。このトレーは取り外して洗うことが可能です。
ほかにも、運転席と助手席の間に設けられた「センターロアボックス」や、前席背面に設置され、スマートフォンやゲーム機などを収納できる「シートバックアッパーポケット」、ドア部に配された各種ポケットなど、デッドスペースをうまく活用し、限られた空間のなかにアイデア満載の収納スペースを詰め込みました。
※ ※ ※
N-WGNの価格は129万8000円からと、ホンダの乗用車でもっとも安く買えるモデルでもあります。
とはいえ、オシャレでデザイン性も良く、安全装備も最新のものが搭載されている上に、驚くほど豊富な収納スペースが設けられているところが、N-WGNの魅力なのではないでしょうか。
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みんなのコメント
マイチェンで消滅したけど。
使えば分かるホンダの軽