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第10回 軽井沢 フィアット・ピクニック with 第8回アバルト・デイズ

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第10回 軽井沢 フィアット・ピクニック with 第8回アバルト・デイズ

恒例の高原ピクニック

フィアットを始めとするイタリア車乗りにとって秋恒例のイベントとして親しまれているのが「軽井沢フィアット・ピクニック」だ。フィアットと名が付くが、そこはイタリアを愛するオーナーのためのイベントだけに、アルファ・ロメオでもランチアでも参加OK。なんとなればフェラーリでも参加できる懐の深さが特徴といえる。同じイタリア車を愛する者同士が軽井沢に集い、秋の高原でドライブラリーとランチを仲間とともに楽しんで、最後はビンゴ大会と表彰式で盛り上がるというフレンドリーな雰囲気が特徴だ。

今年で記念すべき10回目を迎えた軽井沢フィアット・ピクニックは、これまで別に開催されてきたアバルト・デイズとの共催で行われたのがニュースだ。内容的にはいつものフィアット・ピクニックと同様に旧軽井沢倶楽部を起終点にドライブラリーを楽しみ、途中の軽井沢プリンス・ホテルでブッフェ・ランチを楽しむというもの。今回は10回目ということから第1回目と同じルートが選ばれた。そのルートは旧軽井沢倶楽部をスタートした後、旧軽井沢を経て軽井沢駅、中軽井沢から鬼押し出しへ。休憩後浅間牧場から白糸の滝を経て軽井沢プリンスでランチ。食事を楽しんだ後は国道18号旧道で碓氷峠を下り、横川から碓井バイパスで軽井沢に戻るという変化に富んだもの。


参加者も新旧各タイプが集まった。一大勢力を誇るのが旧チンクエチェントで、ヌウォーバ・チンクエチェントからF、Lと各タイプが揃った。’80年代のホットハッチとして親しまれたウーノ・ターボieシリーズ2も参加。今ではほとんど目にできない希少車だけに注目を集めていた。このほかX1/9や新旧のパンダ、バルケッタが姿を見せた。

アバルトでは多数のアバルト500を筆頭に、限定モデルのトリブート・フェラーリ、それも少数派のブルーアブダビが2台参加した。このほか日本には正規輸入されなかったカブリオ・イタリアもやってきた。旧いモデルは750GTダブルバブル、124アバルト・ラリー、131アバルト・ラリーだけと少々さびしかった。

ドライブラリーはスタートからフィニッシュまでの時間を、設定タイムにいかに近いかを競うもの。しかしそのタイムはシークレットで、発表されるのは表彰式の直前! さらにはラリー途中に出題されるクイズを間違うとタイムが加算されるため、運にも左右されるゆるいラリーなのである。それだけにチャンスは全員にあり、のんびりと楽しむ姿が見られた。


一方で勝負に拘る参加者のために、定められた区間を規定タイム(230mを24秒)にいかに近いタイムで走るかを競うPC競技(いわゆる線踏み)も用意された。このPC競技はドライブラリーとは別に扱われているので、参加者は思い思いにアタックしていた。

全車がフィニッシュ後にドライブラリーとPC競技の表彰式が行われた。今回両クラスの優勝を獲得したのは124アバルト・ラリーで参加した佐々木選手で、「イベントで優勝、それも2クラス制覇したのは初めて」と嬉しそうに語っていた。ちなみに佐々木選手のPC競技タイムは、規定値から僅か0.11秒という高度なものだった。

このほかフィアット/アバルト関連の賞品が用意されたビンゴ大会と、参加者全員で熱いバトルを繰り広げるジャンケン大会で大いに盛り上がった。

台風22号の接近から昼過ぎに雨が降り出してしまったが、参加者たちは楽しい思い出を胸に帰途についた。



全30枚「軽井沢 フィアット・ピクニック with アバルト・デイズ」詳細レポ

旧軽井沢倶楽部の前庭に新旧のフィアットとアバルトが大集合。

ドライバーズ・ミーティングが終わったらドライブラリーがスタート。

イベント名こそフィアットだが、他のイタリア車の参加も大歓迎。

三笠通りの落葉松並木を気持ちよく駆け抜けるチンクエチェントたち。

雄大なアップダウンの鬼押ハイウェイは存分にドライブが楽しめた。

鬼押し出し園でのクイズは、ご当地キャラ名の確認で売店まで走ることに。

午前のゴールは山を下った軽井沢プリンス・ホテルに設けられた。

軽井沢プリンス・ホテルでランチタイムとされ、ブッフェを楽しんだ。

軽井沢プリンス・ホテルのパーキングはフィアットで埋め尽くされた。

午後は軽井沢から旧道で碓氷峠を下り、バイパスで戻るルート。

ゴール後はPC競技にアタック。この頃は本降りになってしまった。

参加者は規定タイムの24秒に近づけるかをコントロールしていた。

ビンゴ大会の賞品にはフィアット、アバルト関係のグッズが用意された。

ドライブラリーとPC競技の両方を制したのは佐々木選手(左)だった。

最後に参加者全員揃って記念撮影を行い、そのまま解散となった。

フィアット500は最初期のヌウォーバからFやLと各タイプが揃った。

絶滅危惧種といえるフィアット・ウーノ・ターボieが姿を見せた。

シックな色のヌウォーバ・チンクエチェントは、バッグがチャームポイント。

こちらも少数派になってきたフィアットX1/9もやってきた。

今の時代にこそ欲しいフィアット・バルケッタは2台が参加した。

フィアット600ムルティプラの後継車となるフィアット900Tプルミーノも参加。

今回最古のアバルトとなったのは1957年750GTザガート。

新旧のアバルト124が並ぶのもこのイベントならではの光景だ。

ワールドチャンピオンを獲得したフィアット131アバルト・ラリーも参加。

全世界99台のみ作られた695トリブート・フェラーリのブルーアブダビ色。今回2台も姿を見せた。

イタリア統一150周年を記念して150台限定で製作されたアバルト500カブリオ・イタリアもやってきた。

アバルト500カブリオ・イタリアは日本には導入されなかったが、熱心なオーナーにより日本に現存する。

アバルト・デイと共催だけに新型アバルト595も数多く参加していた。

アバルトの名を日本に広めた功労車のアウトビアンキA112アバルト。

今回アルファ・ロメオは少数派だったジュニア・ザガート1300。

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