みなさん、こんにちは。モータージャーナリスト&FMヨコハマ「ザ・モーターウィークリー」のDJ高橋アキラです。
今回は、6月にドイツで試乗したマツダCX-60PHEVの話です。基本的な情報をまず。CX-60はマツダの「ラージ商品群」と呼ばれるミッドサイズSUVです。マツダのCXシリーズは、スモール商品群としてCX-3、CX-5、CX-30の3台がラインアップ。そしてラージ商品群には、北米向けとして、CX-50、CX-70、CX-90があり、国内と欧州向けにはCX-60、CX-80がラインアップしています。
【BMW】日本でも買えるM2のサーキット専用モデルは2100万円
そのCX-60は国内ですでに試乗しており、関連記事は下記のリンクをご覧ください。さまざまな改良が加えられ、徐々に熟成していくCX-60の変化がわかります。
関連記事:マツダCX-60の25MYは操安性、パワトレの見直しで量販高級車のおすすめな一台
関連記事:【マツダ CX-60 PHEV 試乗記】高級感溢れるが、さらなる熟成を望む
関連記事:【マツダ CX-60 試乗記】全く新しい価値観を持ったラージ商品群の第1弾
そして、好印象となったCX-60は欧州で走ってみると、どんな印象を持つのか?使い勝手は?といったことを中心に1週間ほど、日常の足として利用してみました。この時の日常とはニュルブルクリンク24時間レースの取材で、サーキットとホテルとの往復で使ってます。
中央車線がだいたい130km/h平均。左は160km/h以上が多い走行距離は毎日100km程度で、片道50km弱の道のり。アウトバーンは一部走りますが、ドイツの田舎道、一般道をメインで使う毎日でした。そしてニュルブルクリンクからフランクフルトの往復はアウトバーンです。
一般道の制限速度は100km/hで、交差点やランナバウトが近づくと70km/h、50km/hに制限され、街や村落に入ると30km/hや40km/hに規制されます。そして村落を出ると規制が解除され100km/hに戻ります。ちなみにオービスがあります。しかも移動式。こちら5km/hオーバーで光るのでご注意を。
大型とも100km/hですれ違うこの50kmの道程で信号はゼロです。交差点はランナバウト。交通量も少ないので渋滞はありません。日本人の感覚からすると一般道を100km/hで走行するには道が狭く感じ、80km/hくらいが精神的に余裕がありますが、これもすぐに慣れてしまうので、慣れは怖いですね。
こんなクラッシックカーもいたバンバン追い越しされます100km/hですれ違うのが日常風景アウトバーンの多くは無制限で、場所によって130km/hに規制されます。あとは走行車線を中心に走り、追い越す時だけ追い越し車線に出ること。一定車速で走り続ける、この2点を守ればアウトバーンは問題なし。このルールは2車線でも共通。ちなみにCX-60のPHEVは200km/hが最高速でした。燃料カットしているようで、ピタリと200km/hまででした。
日本の新東名は120km/hですけど、一定車速で走行しているのは長距離トラックばかり。乗用車は速度がバラバラで、しかも追い越す車両がいなくても追い越し車線を走っている姿を休日にはよく見かけます。
さて、そうしたドイツの環境はクルマの性能で走れる楽しさがあります。つまり、ゴルフがポルシェの前を走り続けることはあり得ないのです。
窓からケーブルを差し込んで充電(笑)付属のケーブル存在感ありますね~宿泊したホテルさて、マツダCX-60はプラグインハイブリッドに試乗しました。4気筒のガソリンエンジンに8速ATを搭載したプラグインハイブリッドです。
当たり前のことですが、衝撃を受けたのは200Vが家庭電源だと、そのまま充電ができることです。宿泊したホテルには充電設備が無かったのですが、ホテルの人が「充電したければ、窓からケーブルを室内に入れてあげるよ」ということで家庭のコンセントに接続。翌朝には満充電というわけです。
マツダCX-60の車載ケーブルには200V用DCーDCケーブルと200V用ACーDCケーブルの2セットが標準搭載されているので、ACーDCケーブルを繋げばOK。これなら普通充電が使いやすいと衝撃的でした。当たり前だけど。もちろん、ソケットの形状が違うので、間違えることはありません。
ひと目でマツダとわかる推しの強さがありますねそして、ソウルレッドの鮮やかさはドイツでも際立ちますね。存在感が強い。そしてエクステリアデザインもしっかり主張していて、誰がみてもマツダだ!とわかります。CX-60かCX-80かは見分けられませんが。
そしてインテリアの豪華さも魅力的に感じます。日本にいるとドイツ・プレミアム御三家がドイツ車のイメージですが、ドイツ国内ではもちろんプレミアムモデルばかりが走っているのではなく、大衆車がメインで、近年は中国車が多く走ってます。
そうした環境でマツダCX-60を見ると、プレミアムブランドに引けをとらない美しさと豪華さがあるんだと感じましたね。実際にアウトバーンを走っても静かに走るし、EV走行はもちろん静か。路面状況が綺麗な場所だと滑るように走る感覚はプレミアムモデルと比肩できます。
皆さん100km/hで走り抜けますただアンジュレーションが多いドイツの道路では、そうした高速走行での揺れの収まりが大切ですが、そうした領域ではプレミアムモデルに一歩譲っている印象。
そして、およそ1000kmほど走りましたが、燃料は35L程度。リッター28.5kmくらいの燃費ですが、EV走行の距離次第で燃費は大きく変わりますね。
ちなみにE10ガソリンで1リッター、€1.669。¥170で換算するとリッター¥284です。どひゃ~。
ニュル城は改修工事中でしたThe post 【海外出張旅】ホテルの窓から充電ケーブル ドイツで乗り回したソウルレッドのCX-60PHEV first appeared on オートプルーブ - Auto Prove.
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
1.2リッターエンジン搭載で「400馬力オーバー」! 日産の斬新「MRスポーツカー」に反響殺到! 「本当に美しい」「元祖e-POWER!?」の声も! 全長4.4m軽量ボディのインフィニティ「エマージ」米国モデルに熱視線!
なぜ日本のEVバスは「中国BYD」だらけ? 国内企業が勝てない“価格と実績”の壁
購入後「1年以内に売られる新車」トップ10! 早期売却の背景に何が起きているのか?
まだやってるんすか!? 「ナンバープレートの封印にペットボトルのキャップ」取り締まられたら恐ろしいことに
葛飾区長が「失敗」宣言? 「青砥駅」の機能不全と空白30年──交通結節点が立石再開発に飲み込まれる日の現実味
なぜ日本のEVバスは「中国BYD」だらけ? 国内企業が勝てない“価格と実績”の壁
軽に頼るホンダ、軽で稼ぐスズキ! 「世界販売ランキング逆転」が浮き彫りに――分散戦略の脆さと集中戦略の威力とは
なぜ? 「突然ETCが使えない!」 首都高も警告する「2030年問題」って? 愛車は大丈夫? さらに「挿しっぱなし」が招く最悪の結末とは
4年ぶり復活! ホンダ新型「“5人乗り”SUV」発表! “アコード”エンジン&高性能4WD搭載! “2列目”が広すぎる「6代目CR-V」どんなクルマ?
レッドブルのメキーズ代表、予選での角田裕毅の貢献を賞賛「彼は素晴らしい仕事をしてくれた。これで決勝で全力を尽くすチャンスを得た」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント