48Vマイルドハイブリッド導入 燃費向上
プジョーは208の改良新型を欧州で発表した。新しいハイブリッド・パワートレインを搭載し、堂々とした外観とインテリアのアップグレードも実現した。
【画像】新しくなったプジョーの「顔」【改良新型プジョー208と他の最新モデルを写真で見る】 全48枚
最高出力100psまたは136psのガソリンエンジンをベースとする48Vマイルドハイブリッドが導入され、いずれも6速ATが組み合わされる。
電動化により低回転域でのトルクが増し、燃費も15%向上した。プジョーは、都市環境では走行時間の50%以上を電気だけで走行できるとしている。
非ハイブリッドとして最高出力75psまたは100psのガソリンエンジンはラインナップに残り、それぞれ5速MTと6速MTが用意されている。しかし、ディーゼルエンジンは廃止された。
EVのe-208には最高出力156psの新型電気モーターと51kWhの大型バッテリーが搭載され、1回の充電での航続距離は300kmに伸びた。20-80%の充電にかかる時間は、100kWで25分未満とされている。
エクステリアとしては、デイタイムランニングライトを従来の片側1本から3本に増やし、よりワイドなフロントグリルが採用された。テールライトも3本の赤い「ツメ」に変更された。
インテリアでは、これまで上級グレードにのみ装備されていた10.0インチのタッチスクリーンが標準装備となったが、高解像度パネルは「アリュール」と「GT」に限られる。小径のステアリングホイールを中心とするiコックピットのダッシュボードデザインは変わらない。
アダプティブ・クルーズコントロール、道路標識認識機能、車線維持支援機能など、EUの新安全基準GSR2への適合を確実にするためと思われる、運転支援システムの強化が行われている。360度パーキングカメラもオプションで用意されている。
2022年、プジョー208は15年ぶりにフォルクスワーゲン・ゴルフを退け、欧州で最も売れた乗用車となった。今年も5月末時点で8万6530台を販売するなど、勢いを維持している。
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みんなのコメント
三本だとちょっと主張が強すぎる