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900hpのV12を搭載したGクラス! 世界最強のSUV「ブラバスG V12 900」がデビュー!

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900hpのV12を搭載したGクラス! 世界最強のSUV「ブラバスG V12 900」がデビュー!

BRABUS G V12 900 “ONE OF TEN”

ブラバス G V12 900 “ONE OF TEN”

900hpのV12を搭載したGクラス! 世界最強のSUV「ブラバスG V12 900」がデビュー!

最新のGクラスをベースに最高速度280km/hを実現

ドイツのメルセデス・チューナー、ブラバスがメルセデス・ベンツGクラスをベースにしたチューニングプログラム「G V12 900 “ONE OF TEN”」を、2019年9月12~22日にかけて開催されるフランクフルト・ショー(IAA)で初公開する。

最新世代の「W 463A」 Gクラスをベースに、最高出力900hp&最大トルク1500Nmまでパワーアップした6.3リッターV型12気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高速度280km/hを実現。10台のみの限定モデルとして発売される。

左右4本の側方排気エキゾーストシステム

ベースとなったのは、メルセデス・ベンツS600 Lに搭載されている6.0リッターV型12気筒エンジン。最高出力530hpを発揮するこのエンジンに、ブラバス製クランクシャフトと鍛造ピストンと精密にバランスを取ったビレットコネクティングロッドを組み合わせ、排気量を6.0リッターから6.3リッターにボアアップしロングストローク化も果たしている。

2基のターボチャージャーは、より大型のコンプレッサーと高効率な排気マニホールドを備えたタービンに変更、高ブースト化された。さらにアクティブフラップを備えたステンレス製ブラバス高性能エキゾーストシステムも採用されている。

この排気システムは状況に合わせてサウンドをチョイスすることが可能で、スポーツモードでは大音量のV12サウンドを楽しめるほか、カミングホーム(帰宅)モードでは控えめなサウンドも用意されている。フランクフルト・ショーで公開される仕様には、左右のリヤホイール前方にブラッククローム処理されたツインテールパイプを装備。側方排気によってレーシーな雰囲気を盛り上げている。

最高出力900hp&最大トルク1200Nmを実現

排気だけでなく、吸気側にもブラバス900インテーク・モジュールを採用。この新開発のインテークマニホールドには、断面積が拡大されたエアフィルターボックスと特殊フィルターに加え、吸気温度を下げるためにゴールドヒートリフレクション・コーティングも施されている。また、エンジンマネージメントも再プログラミング。ビッグパワーと同時にスムーズなドライビングフィールも実現した。

広範囲に及んだエンジンチューニングの結果、ブラバス900 6.3 V12 ビターボ・エンジンは、最高出力900hp&最大トルク1500Nmという驚くべきスペックを得た。しかし、最大トルクに関しては取り付けられた電子リミッターにより1200Nmに制限されている。9速オートマチックトランスミッションを介して4輪を駆動。ステアリングホイールにはブラバス・レース・パドルシフターも装備される。

フルサイズ4WDにも関わらず、0-100km/h加速は3.8秒、最高速度は280km/hを実現! 電子リミッターを解除すれば300km/hにも到達する可能性があるという。

左右10cmの拡幅化と24インチの大径ホイールの採用

オーバーフェンダーのブラバス・ワイドスターを採用したことで、左右10cm(4インチ)の拡幅。ワイドトレッド化により、高速域での安全性とハンドリングの向上を最適化しただけでなく、非常にマッシブなアピアランスも手にした。この大型ワイドフェンダーにより、23インチまたは24インチの大型鍛造ホイールを収めるのに十分なスペースも確保している。

今回のフランクフルト・ショーで展示される仕様では、メルセデス・ベンツGクラス専用に新開発された24インチのブラバス・モノブロックZ “プラチナエディション”を装着。このホイールは10スポークの力強いデザインを採用し、軽量構造と高剛性を両立。タイヤサイズは、フロントが295/30R24、リヤは355/25R24となる。また、23インチ鍛造のブラバス・モノブロックY “プラチナエディション”も選ぶことができる。

マッシブなエクステリアを演出するボディパーツ

エクステリアに関しては、フロントとリヤのブラバス・フェイシアにより、ワイドスターフェンダーへと続く自然な造形を実現。フロントエレメントには、エンジン、ラジエーター、ブレーキに必要なフレッシュエアを供給するために大型化された開口部が採用された。また、アンダープレートはカーボン製となっている。

サイドエアインテーク下部には、LED補助ライトを装着。ダイナミックな外観だけでなく、夜間の安全性も確保している。ボンネットは、カーボン製のアタッチメントが付いた2つのパワーバルジが特徴。これにより、サイズの大きなV12ユニットをエンジンルームに収めるスペースが確保された。ラジエーターグリルにはカーボンで縁取りされたブラバスのロゴが入り、リヤとボディサイドにも“BRABUS”バッジが与えられている。

カーボン製ハイライトを備えたブラバス・ルーフウイング

カーボン製ハイライトを備えたブラバス・ルーフウイングは、リヤセクションをさらにエキサイティングな外観に昇華した。2基のカーボン製リヤリフレクター付きスキッドプレートをもつブラバス・リヤフェイシアは、フロントと同様にフェンダーと一体化した大型エアアウトレットを採用。サイドミラー用にもカーボン製カバーが取り付けられた。

足まわりには、革新的なライド・コントロール・コイルオーバーサスペンションを装備。標準装備のダイナミック・セレクト・サスペンション コントローラーに接続されており、車高、サスペンション、パワートレイン、ステアリング、アシスタンス・システムなど、様々なセットアップや操作をコクピットから行うことができる。

オレンジのアクセントが施されたフルレザーインテリア

コクピットには「G V12 900 “ONE OF TEN”」用として、ブラバス・ファインレザー・インテリアを採用。カラーはエレガントなポーセリンとサドルブラウンレザーの組み合わせに、印象的なオレンジのパイピングが施された。

シートセンター部にはシェル模様のキルティングが与えられており、上質感を演出している。ヘッドライナーはブラックのアルカンターラ。センターコンソールには、速度、外気温、時間などの情報を提供するリヤパッセンジャー用の3つのアナログメーターが組み込まれた。ブラバス・アルミニウムペダルとドアロックピン、バックライト付き“BRABUS”ロゴ入りネイキッドカーボンスカッフプレートもインテリアに印象的なアクセントを付けている。

また、リヤシートへのアクセスを容易にするために、ボディに対してほぼ90度の角度でリヤドアを開くことができるよう、ブラバスが改良を施しているのも特徴だ。この結果、身長の高いパッセンジャーがより快適に乗り降りできるようになったという。

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