『ワイルド・スピード』の魅力といえば、アメリカンマッスルカー!?
カーセンサー学生編集部の阪上です。
全世界でシリーズ累計興行収入が5000億円を突破している、人気映画『ワイルド・スピード』。(以下ワイスピ)車に興味がない人でも、見たことがある人は多いのではないのでしょうか?
ワイスピには様々な魅力がありますが、やはり一番はカーアクションのシーン。中でも、主人公ドミニクが乗るアメリカンマッスルカーは特にカッコイイですよね!
最新作『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』が2019年8月に公開になったこともあり、ワイスピきっかけで車を買うまでに至った若者にインタビューをしてきました。
ワイスピきっかけで買ったのにチャージャーじゃなくてチャレンジャー!?
阪上:「お会いしていきなりですが、21歳でチャレンジャーに乗っている人なんて初めて出会いました。(笑) なぜこの車を選んだのですか?」
松原さん:「そうですね、僕がアメ車に興味をもち、買いたいと思ったのは『ワイルド・スピードMEGA MAX』を見たからです。最初は主人公たちが乗っていたチャージャーに憧れを抱きました」
阪上:「分かります! 僕も『ワイルド・スピードMEGA MAX』大好きです!! 映画のラストで主人公たちがチャージャーに乗って金庫を引っ張るシーンは最高ですよね!!! でも、買ったのはチャレンジャー!? どうしてチャージャーを買わなかったんですか?」
松原さん:「僕、なるべく周りとかぶるのを避けたい性格なんです(笑)。 アメ車に限って言えば、チャージャーよりチャレンジャーに乗っている人の方が少数派なので、少ない方を買うことにしました。これはあくまで僕の感覚ですけど、普段ドライブしていてもチャージャーを見かける頻度は週に1回程度あるんですけど、チャレンジャーは月に1回程度しか見かけないんです」
阪上:「なるほど! できるだけ周りとかぶらない車を選ぶというワケですね!」
めずらしい車をカスタムすれば、より「自分だけの車」に
阪上:「確かに、日本でチャレンジャーに乗っている若者はなかなかいませんよね。実際ぼくも見たことなかったですし(笑)」
松原さん:「なかなかいませんね。でも、やっぱり中には乗っている人もいるんですよ。周りとかぶらず、自分だけの車が何よりも欲しかった僕はチャレンジャーをカスタムしていくことにしました。カスタマイズして、完全に世界に1台だけな車を持ちたいんです」
阪上:「本当に周りとかぶるのが大嫌いなんですね。(笑) なぜそこまで被るのが嫌なのですか?」
松原さん:「僕にとって車は、自分を表現するアイテムのひとつなんです。他の人とは違う車を持つことで、自分だけの色を出したいんです」
阪上:「なるほど、深い! 『ただ単に目立ちたいから』という理由ではないのですね! ちなみに、実際にどのようなカスタムをされてるんですか?」
松原さん:「今はまだエアサスだけです。今後もっともっとカスタムしていって、アメ車雑誌の表紙を飾れるレベルまで仕上げていきたいですね」
阪上:「エアサスだけでも随分締まって見えるしカッコイイ! 当たり前のことですが、カスタムしていくとやはり目に見えて変わっていくので、達成感や楽しさがあるんだと改めて思いました!」
同世代のアメ車好きと交流できるのはめちゃくちゃ楽しい!
阪上:「カスタムをする以外だと、購入されてからのカーライフはどうでしょう?」
松原さん:「そうですね、アメ車のイベントなどに参加するようになりました。イベントに自分のチャレンジャーで行って、マイカーと他の人が乗っているアメ車を比較などしたいので」
阪上:「なるほど!アメ車のイベントとなれば、マニアの方がたくさんいそうですね! カスタムに凝っている人も多いですか?」
松原さん:「めちゃくちゃ多いですね。他の人がどのようなカスタムをしているのかを見ることで、自分のチャレンジャーをどうカスタムすればカッコよくなるのか、参考になります。あとは、アメ車好き同士で交流することによって、友達も増えました。年上の方がほとんどですけど、中には自分と同世代の若者もいるので、そういう人と交流できるのはめちゃくちゃ楽しいです!」
最大の魅力は「ワイスピの世界に入れること」
阪上:「映画を見ることから始まった一連のお話、めちゃくちゃライフスタイルが豊かになっているように聞こえます! そんな中でもズバリ、一番の魅力は何ですか?」
松原さん:「何といっても、大好きなワイスピの世界に入ることができる点です。憧れのチャレンジャーを乗ることで映画の世界観を味わい、まるで自分が映画の主人公になった気分が味わえます。特に、映画の主題歌を大音量で聴くのが最高です(笑)」
阪上:「やっぱり映画の主人公になりきることができるんですね! 僕も好きなアーティストが曲のPVの中で身に着けている服を買ったりするんですけど、やっぱり車も同じなんですね! でも、あまりに映画の世界に入り込みすぎて、スピードを出しすぎないようにしてくださいね(笑)」
松原さん:「はい、スピードは気をつけます(笑)」
多様性が富んだ時代だからこそ、車選びもバラエティ豊かに!
松原さんはひとつの映画をきっかけに車を選び、充実したカーライフを送っていました。
若者の車離れが叫ばれている今日、「乗れれば何でもいい」といった車選びをしていてはこういった楽しみ方はなかなかできないのではないでしょうか。
また、家庭をもっていない若者だからこそ、こういった自由な車選びやカーライフが送りやすいはず。
車選びでは、燃費や車両価格を考えることは重要だと思います。
さらに、映画に限らず日々の生活で目にしたことをきっかけに車を選べば自分だけのストーリーができて、お金だけでは表せない価値が生まれるのではないでしょうか。 文、写真/阪上亮治(カーセンサー学生編集部員)
ダッジ チャレンジャーの中古車はこちらカーセンサー学生編集部員の過去記事はこちら
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