ニューヨークモーターショー2018で世界初公開された新型「フォレスター」。先代は「新型の登場がまもなく!!」と囁かれていたにもかかわらず、自販連調べの乗用車ブランド通称名別順位で42位(18年3月)にランクインする実力派だったからこそ期待は高まる。しかし、SUVがトレンドの今、倒すべきライバルは強力だ。
新型「フォレスター」と先代「フォレスター」の比較は、既報の「新旧比較 新型を待つか? スバル新型フォレスターvs現行フォレスター」を参照していただくとして、ここではライバルとなるSUVを比較していこう。
じつは、マツダCX-4がカッコよい、ちょうどよい? CX-5、CX-8、CX-9と並べてみる
▪️三菱・アウトランダー:253万8000円~328万4280円
ボディサイズ(全長×全幅×全高):4695mm×1810mm×1710mm
室内長×室内幅:室内高:2580mm×1495mm×1265mm
乗車定員:7人
最小回転半径:5.3m
▪️トヨタ・ハリアー:294万9480円~460万4040円
ボディサイズ(全長×全幅×全高):4725mm×1835mm×1690mm
室内長×室内幅:室内高:1965mm×1480mm×1220mm
乗車定員:5人
最小回転半径:5.3~5.7m
▪️日産・エクストレイル:219万7800円~346万2480円
ボディサイズ(全長×全幅×全高):4690mm×1820mm×1740mm
室内長×室内幅:室内高(2列シート車):2005mm×1535mm×1270mm
室内長×室内幅:室内高(3列シート車):2555mm×1535mm×1270mm
乗車定員:5~7人
最小回転半径:5.6m
▪️マツダ・CX-5:249万4800円~352万6200円
ボディサイズ(全長×全幅×全高):4545mm×1840mm×1690mm
室内長×室内幅:室内高:1890mm×1540mm×1265mm
乗車定員:5人
最小回転半径:5.5m
販売台数ランキングにおいて下から順に並べて見たが、特筆すべきは「アウトランダー」のコストパフォーマンスが高い点だ。全幅は1810mmと小さく、最小回転半径も小さいため、普段使いで扱いやすい。それでいて、室内幅はハリアーを上回る。そのほかにも、アウトランダーには3列目シートが標準装備されており、最大7人での乗車が可能となる。最上級グレードの価格設定が割安な点も見逃せない。
▪️三菱・アウトランダー
最小幅(1010mm)×高さ(810mm)×奥行き(355mm~1730mm)
後席分割:5対5(3列目)、6対4(2列目)
▪️トヨタ・ハリアー
最小幅(1120mm)×高さ(760mm)×奥行き(1000mm~1900mm)
後席分割:6対4
▪️日産・エクストレイル
最小幅(1100mm)×高さ(745mm)×奥行き(840mm~1770mm)
後席分割:6対4(3列シート車の場合、3列目は5対5、2列目は4対2対4の割合で倒せる)
▪️マツダ・CX-5
最小幅(1050mm)×高さ(790mm)×奥行き(950mm~1680mm)
後席分割:4対2対4
各車を実測で比べてみたが、やはりボディの形状によって数値が異なる。積む荷物によっては高さや長さが気になるところだ。そんななかで注目が「エクストレイル」だ。特に3列シート車の場合、3列目と2列目の細かなアレンジが可能なため、乗車人数や荷物への柔軟な対応ができる。また、全車とも荷室フロアへの防水加工および防水シートが備わっているため、アウトドアレジャーでの活躍が期待できる。
▪️三菱・アウトランダー:e-Assist
衝突被害軽減ブレーキシステム(対車両:○ 対歩行者:○)
レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)
▪️トヨタ・ハリアー:トヨタセーフティセンスP
プリクラッシュセーフティシステム(対車両:○ 対歩行者:○)
レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)
▪️日産・エクストレイル:セーフティシールド
インテリジェントエマージェンシーブレーキ(対車両:○ 対歩行者:○)
プロパイロット(全車速対応クルーズコントロール)
▪️マツダ・CX-5:マツダプロアクティブセーフティ
アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(対車両:○ 対歩行者:○)
マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(全車速追従機能付き)
全車とも自動ブレーキと高速道路での追従機能付きクルーズコントロールを搭載。ただし、グレードによって搭載されなかったり、オプション装着する必要がある点には注意が必要。
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