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ボルボ初のハイパフォーマンスSUV、日本上陸! 東京オートサロン2020リポート【第13弾:ボルボ XC60 T8 Polestar Engineered編】

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ボルボ初のハイパフォーマンスSUV、日本上陸! 東京オートサロン2020リポート【第13弾:ボルボ XC60 T8 Polestar Engineered編】

現在、多くの欧州プレミアムブランドは、ハイパフォーマンスSUVを販売する。たとえば、メルセデスはAMGシリーズに、BMWはBMW Mシリーズに複数のSUVモデルを設定する。2020年はそれらにくわえ、ボルボ初のハイパフォーマンスSUV「XC60 T8 Polestar Engineered」が、日本へ投入予定という。

ポールスターのエンブレムは、ボディ前後に備わる。20インチのアルミホイールは専用デザイン。タイヤはピレリ社製。東京オートサロン2020で日本初公開されたXC60 T8 Polestar Engineeredは、PHV(プラグ・イン・ハイブリッド)モデルだ。“ツインエンジン”と、ボルボが呼ぶPHVシステムは、フロントにガソリンエンジンを、リアに電気モーターを搭載する。

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XC60 T8 Polestar Engineeredは、スウェーデンの「ポールスター社」がチューニングを施した。同社は、ボルボ傘下で電動モデルの開発や研究を手がける。

2019年末に日本で30台限定販売されたセダンタイプの「S60 T8 Polestar Engineered」(919万円)は、即日完売したという。

ブースにはS60 T8 Polestar Engineeredも展示された。XC60 T8 Polestar Engineered が搭載する1969cc直列4気筒ガソリンターボ・エンジンは、もとになる「T8 Twin Engine」とくらべ、最高出力が223kW(303ps)から233kW(318ps)へ、最大トルクが400Nmから430Nmへ向上した。搭載するリチウムイオンバッテリーの容量は、どちらも11.6kWh。後輪用モーターの最大トルク240Nmもおなじである。

ショー会場に展示された車両は、フロントグリルやアウトサイドミラーのケースがグロス(艶あり)ブラック仕上げだった。ホワイトのボディカラーとのコントラストが強く、存在感を高めている。

XC60 T8 Polestar Engineeredは、フロントに1969cc直列4気筒ガソリンターボ・エンジンを、リアに電気モーターを搭載するPHV(プラグ・イン・ハイブリッド)。サスペンションはオーリンズ社製の可変ダンパー付き。イエローゴールドに塗られたキャリパーが特徴のブレーキは曙ブレーキ社製。ストラットタワーバーやオーリンズ社製の可変ダンパーも備わる。

専用デザインのアルミホイール(20インチ)は、立体的でシャープな造形。「日本のホイールメーカーのひとが写真を撮っていきました」と、ボルボ・ブースの人が教えてくれた。

シートベルトは前席/後席ともにイエローゴールド。インテリア・デザインはベースモデルとおなじ。シート表皮はレザー。インテリアはイエローゴールドのシートベルトが目を引く。上質なレザーをたっぷり使ったシートは、専用デザインのスポーツタイプ。展示車は「Bowers & Wilkins」製のオーディオシステムも搭載していた。

販売開始時期について、ボルボ・カー・ジャパンの広報担当者は「2020年夏ごろの予定。価格は未定です」と、述べる。2020年は、ステーションワゴンの「V60」にも「Polestar Engineered」仕様を設定し、限定販売するとのこと。

文・小川フミオ 写真・安井宏充(Weekend.)

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