日産自動車の米国部門が、2025年モデルのスポーツカー『Z』(フェアレディZ)を発表した。走行性能の進化やかつての『GT-R』の象徴的な「ベイサイドブルー」カラーを採用するなどで、日本のファンにも話題となっている。
2025年モデルのZは、デザインと走行性能の両面で進化を遂げた。まず、外装では「ベイサイドブルー」が新たに設定されたのが注目だ。ベイサイドブルーはかつてR34型スカイラインGT-Rに採用されていたカラーで、現在のGT-Rにはこれをオマージュした「ワンガンブルー」が採用されている。ベイサイドブルーの名が、米国のフェアレディZの新色として復活したことで話題となっている。
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スポーツグレードは6速MTを標準装備し、アップルカープレイやアンドロイドオートにも対応。パフォーマンスグレードでは、ナビゲーション付き9インチタッチスクリーンやWi-Fiホットスポットを搭載し、快適性を向上させた。
NISMOモデルは、エアロパーツを専用設計とし、空力性能を向上。レカロ製スポーツシートやアルカンターラ仕上げのステアリングホイールが採用され、スポーツドライビングの没入感を高めている。
パワートレインにはVR30DDTT型3.0リットル V6ツインターボエンジンを採用。スポーツグレードとパフォーマンスグレードでは最高出力400hp、最大トルク475Nmを発生し、低回転から力強い加速を実現する。NISMOモデルは420hpに強化され、トルクも520Nmまで向上した。
トランスミッションは6速MTと9速ATの選択肢があり、ドライバーの好みに応じた操作感を提供する。さらに、パフォーマンスグレード以上には機械式LSDを搭載し、コーナリング性能を向上。サスペンションやブレーキも強化され、より精密なハンドリングが可能となった。
X(旧Twitter)ではやはり「ベイサイドブルー」に反応するファンが多く見られ、「ベイサイドブルー復活?」「アメリカやとベイサイドブルーなんか?激アツ過ぎんか?」「Zの方になってしまったとしてもベイサイドブルーが令和でも残り続けていればなんでもいいよ」などの声が上がる。
また現在のGT-Rに採用されているのが「ワンガンブルー」のため、「ワンガンブルーじゃなくて?」「ベイサイドブルーってフェアレディZには一切関係ない色じゃねえか」「ベイサイドブルー(洋名)=ワンガンブルー(和名)…だよね??」など様々な議論を読んでいるようだ。
「ベイサイドブルーもいいですが、Zと言えばミッドナイトブルーでしょ!」など、こだわりのファンの声も見られた。
また「日産最後のスポーツカーにならないといいな」「買えるうちに買った方がいい一台」「日本だとキャンセル車両の購入提案上がってるらしいね」「いつ買えなくなるかわからないから今のうちに買いたい人は買った方がいい」など、フェアレディZの行末を案じるコメントも見られた。
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一般人からすれば街で見かけると「ただの青色」です。