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「ALPINE STYLE」が自動運転時代を見据えた車内演出! アルファードに込められた未来空間の提案

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「ALPINE STYLE」が自動運転時代を見据えた車内演出!  アルファードに込められた未来空間の提案

ナビ&オーディオを超えたトータルコーディネート

 千葉県・幕張メッセで開催された「東京オートサロン2020」のアルパインブースで、多くの来場者から注目を集めた1台があった。その名を「Premium Limousine Brushed Black Concept(プレミアムリムジン ブラッシュドブラック コンセプト)」という。ナビやオーディオといった枠を飛び越え、内外装のドレスアップを含むトータルな提案をしている「ALPINE STYLE」の近未来を先取りした内容だ。

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 来たるべき自動運転時代を見据えたアルパインが提案するテーマが”Emotion in Mobility(移動を感動へ)”。そこで今回の東京オートサロンでは、「ALPINE STYLE」がメインモデルのひとつとしてきたトヨタ・アルファードをベースに、新たなコンセプトカーをメイキングしてデビューさせた。

 まずはエクステリアが凄い。ボディにはブラッシュドブラック、ルーフにはカーボン調のラッピングを施工。ブラッシュドとは粗いペーパー目を入れて、ハンドメイドらしい無骨な雰囲気を表現したものだ。

 光るグリルは自動運転モードの状態をカラーやフラッシュで表現することを想定。ドライバー自身が運転している状態との差別化を図ることで、近未来でのコミュニケーションを提案している。

 フラップ一体型のフロントスポイラーも圧巻の迫力で、リアスポイラーもフロントと同様にディフューザーを組み合わせたフルバンパータイプ。さらに「Balken(ヴァルケン)」のアルミホイールにもブラッシュドブラックを採用、2×5スポークのデザインも個性満点だ。

 もちろん、最大のハイライトは室内空間にある。「Premium Limousine Brushed Black Concept(プレミアムリムジン ブラッシュドブラック コンセプト)」という名の通り。3列目シートを外した定員4名の仕様で、前席と後席の間にはガラスが電動で動くパーティションを設置。さらに24インチのディスプレイも電動で上下に動いて、見ないときは下げて収納することも可能だ。

 シートも超豪華。航空機のファーストクラスを思わせる、ゆったりとしたプレミアムリムジンシートが2脚並ぶ。リクライニングはもちろん、オットマンやシートヒーター、ベンチレーションにマッサージ機能と、まさに至れり尽くせり。パーティションと両サイドのガラスには調光フィルムが貼られていて、手元の操作ひとつでクリアにしたり、スモークをかけることが可能。ドライブ先でのプライバシー確保もこれでパーフェクトだ。

 このゴージャスな空間の演出に欠かせないのが、リムジンシート2脚の間のコンソールに配置された操作部分。リモコンタッチパッドは、親会社にあたる「アルプスアルパイン」の印刷・静電テクノロジーを導入。さっと掌をかざすだけで操作部分の文字が浮き上がってくるというもの。

 ちなみにここでできる操作は、ライト類/パーティションの電動/ウインドウの調光/各種シート調整などとなっている。

 もちろんナビやリアのエアコンのコントロールも、リムジンシートに座ったままでOK。また、モニター画面手前の”ALPINE”ロゴの部分にもアルプスアルパインの技術を使った架飾デザインプリントが施されていた。

 そのほか、左右のスピーカーにはツィーターがリフトアップするアルパインのトヨタ・アルファード/ヴェルファイア専用スピーカーを採用。前席に使われている市販品とは筐体が異なるワンオフのアイテムとなっている。

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