世界タイトル獲得30周年モデル
MotoGPマシンはリヤタイヤを冷やしたい? スイングアーム下のスポイラーの役割って?
アプリリアレーシングは、MotoGPで得たテクノロジーを注ぎ込んだスペシャルマシン「RSV4 XTRENTA(エクストレンタ)」を発表した。サーキット走行において最高の楽しさを提供するマシンと謳い、100台限定で販売する。ピアッジオグループジャパンが公式リリースを出したが、欲しい人は専用サイト(英語)で予約する必要がある。
一般ユーザーが買えるマシンでアンダーウイング(いわゆるスプーン)を初めて装着!
欲しければ英語の公式サイトから予約し、本国アプリリアレーシングに取りに行くか代理人を立て、個人輸入で日本に運ぶしかない──。そうまでしてでも手に入れたくなるような魅力的なスペシャルバイクが登場した。今もっともMotoGPマシンのテクノロジーを感じさせる市販マシンと言って間違いないであろう、アプリリアレーシングが発表した「RSV4 XTRENTA(エクストレンタ)」だ。
アプリリアが最初の世界タイトルを獲得してから30周年を記念して製作されるこのマシンは、限定100台がシリアルナンバー付きで生産される。サーキットで最高の楽しさを提供するため、車重166kgに最高出力230ps、レーシングレベルの電子制御とサスペンション、SCプロジェクト製の専用エキゾーストを備え、本物のレーシングマシンとしてセットアップされている。
注目はエアロダイナミクスだ。素材やコンポーネント、電子制御、ディテールへのこだわり、そしてとりわけ近年とても重要になってきている空気力学の点において、アプリリアレーシングはMotoGPで使用されているものにかつてないほど近い技術を投入している。フロントカウルに装着したウイングレットにとどまらず、テールカウル上に生えたリヤウイング、そしてスイングアーム下方前にマウントされる、通称“スプーン”ことアンダーウイングも備えているのだから驚きだ。
カーボンフェアリングのすべての部品は、MotoGPで使用されているのと同じプロセスでPAN Compositiによって製作され、より多くのダウンフォースを得ながら空気抵抗を可能な限り減らしている。新設計のフロントウイングとリヤウイング、アンダーウイングにより、空力による荷重は25%増加し、空気抵抗は4%減少したという。
ベースとなっているのは2022年モデルのRSV4ファクトリーで、すべてのアプリリアレーシングのエキゾーストを製作するSCプロジェクトによる専用のチタン/カーボンエキゾースト、フォーミュラ1仕様の素材を使ったスプリントフィルター製のエアフィルターを装備。また、MotoGPマシンで使用しているユニットと同デザインのフルチタンサイレンサーもオプションで用意される。ラジエターとオイルクーラーは、スーパーバイク由来のTaleo Tecnoracingだ。
エンジンコントロールユニット(ECU)はマニエッティマレリ製で、トランスミッションはPBRブランドのチタン製スプロケット(XTRENTA専用)を備え、エレクトロニクスはJetPrime レーシング製のパネルでコントロールする。
車体側では、アンドレアーニがアプリリアのMotoGPエンジニアと協力して仕上げたオーリンズ製サスペンションを装備し、ブレンボ製ブレーキシステムはフロントにGP4-MS削り出しモノブロックキャリパーとφ330mm Tドライブディスクという市場で入手可能な最高級品をセット。ホイールはマルケジーニ製の鍛造マグネシウムM7R GENESIで、リムサイズは120/70および200/65のピレリ製ディアブロSBKスリックタイヤに適合する。ホイール重量はベース車両に対し約2kgの軽量化を達成した。
このマシン、アプリリアRSV4 XTRENTAは5万ユーロ(日本円換算約707万円/10月11日現在)で提供され、9月6日から本国の公式サイトでオンライン予約が始まっている。幸運にも購入することができた購入者には、アプリリア―レーシングから自分のバイクを直接受け取り、同時にノアーレのレーシング部門を訪問するチャンスも。さらに、専用のバイクカバーとマットもプレゼントされる。
今シーズンのアプリリアは、MotoGP第3戦アルゼンチンGPでアレイシ・エスパルガロ選手が自身初優勝を飾り、3戦を残して20ポイント差のランキング3位につけている。この上昇気流を生で感じるチャンスに挑む猛者はいるか!?
―― APRILIA RSV4 XTRENTA
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公道走れないし(笑)