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「いつかはクラウン」今買うなら一押しグレードは? 納車時期やモデル末期ならではの値引きはどうなる!?

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「いつかはクラウン」今買うなら一押しグレードは? 納車時期やモデル末期ならではの値引きはどうなる!?

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日本を代表する高級セダン、それが「トヨタ クラウン」です。1955年に初代が登場、現在では15代目に至るという、日本で最も長い歴史を持つ1台でもあります。そんなクラウンのおすすめグレード、そして値引き&納期情報についてご紹介します。

トヨタ クラウン 日本に特化した文化遺産的な一台。3種のパワーユニットの選び方は?

スポーティグレードがメインの現行クラウン
現在販売されているクラウンは、2018年に登場しました。先代では、スポーティな「アスリート」と、高級感を高めた「ロイヤル」の2つを軸にしたグレード展開でしたが、現行型ではそうした区別はなくなり、スポーティグレードがラインナップの中心となっています。

<グレード構成>
・3.5Lハイブリッド:パワフルで上質な走りが魅力
・2.5Lハイブリッド:優れた燃費性能を持ちバランスが良い
・2.0Lガソリンターボ:軽やかでスポーティな走りが楽しめる

という3つのパワートレインを基本とし、それぞれにスポーティグレードとベースグレードが設定されています。また、2.5Lのハイブリッドモデルでは4WD仕様を選択することが可能です。

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おすすめのパワートレーンはバランスの良い2.5Lハイブリッド
それぞれに魅力があるこれらのパワートレインですが、

3.5Lハイブリッド:710万7000円~739万3000円
2.5Lハイブリッド:489万9000円~651万3000円
2Lガソリンターボ:509万9000円~575万9000円

と価格には大きな差があります。

「せっかくクラウンに乗るのであれば最上級グレードを」という人には、3.5Lハイブリッドを選んだ上で、スポーティ路線を好むなら「RS アドバンス」、高級路線を好むなら「G-エグゼクティブ」のどちらかを選ぶことになりますが、そうでなければグレードが豊富な2.5Lハイブリッドの中から選ぶのがベターと言えます。

自分で運転するならRS系。各グレードの装備は?
2.5Lハイブリッドには、エントリーグレードの「B」から、先進装備が充実した「RS アドバンス」まで6つのグレードが用意されており、それぞれで4WD仕様が選択可能です。また、4WD仕様に限り、最上級仕様の「G-エグゼクティブ フォー」が設定されています。

オーナー自身がステアリングを握ることを考えると、やはりおすすめはスポーティグレードの「RS-B」(495万3000円)、「RS」(531万9000円)、「RS アドバンス」(597万9000円)のいずれかです。

まず、エントリーグレードの「RS-B」では、高度な「アダプティブハイビームシステム」ではなくシンプルな「オートマチックハイビーム」となっていたり、「ブラインドスポットモニター」や「パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)」など、おもに後方部への安全機能がオプションとなっていたりするなどの制約があります。また、シート表皮もシンプルなファブリックとなっており、本革シートを選ぶことはできません。

中間グレードの「RS」では、「RS-B」で見られた制約条件はほぼ解消されており、最上級グレードの「RS アドバンス」にも見劣りしない内容となっています。ただし、シート表皮の素材は、ファブリックに合成皮革を組み合わせたコンビシートであり、本革シートは選べないので注意が必要です。

そして、最上級グレードの「RS アドバンス」では、「スパッタリング塗装」が施された専用の18インチアルミホイールや、「SPORT S+」を含む全7種類のドライブモードセレクトが標準装備となっているほか、シート表皮素材も本革となります。また、オプションの「リヤコンフォートパッケージ」が選択できるのはRS アドバンスのみであり、これを設定すればリヤオートエアコンやリヤパワーシートを装備することが可能です。また、ムーンルーフがオプション設定されているのもこのグレードのみとなります。

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「RS」+オプションがベストチョイス
当然のことながら、最上級グレードの「RS アドバンス」が装備は最も充実していますが、「RS-B」と比べて108万円、「RS」と比べても66万円も割高なのがネックです。600万円の予算があれば、「レクサス IS」の上級グレードや、「レクサス ES」のベースグレードも視野に入ってくるため、相対的に割高感が増してしまいます。

一方、「リヤコンフォートパッケージ」やムーンルーフを除けば、「RS」にオプションを追加することで「RS アドバンス」と同等の装備とすることが可能です。そういった点で、「RS」に必要なオプションをカスタマイズするのがベストチョイスかもしれません。

また、「RS」をベースとした特別仕様車「RS “リミテッドII”」も用意されており、シルバーステッチが施されたダークグレー&ブラックの本革シートや、専用のマットブラック塗装18インチアルミホイールが設定されています。その上で、価格も「RS」とほとんど変わらない545万円となっているため、お得感の強いグレードと言えます。

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モデルチェンジを控えた今、納期は比較的短い
全体的に納期が長い傾向がある昨今ですが、クラウンに関しては1~2か月程度と比較的短いようです。この背景には、まもなくクラウンがフルモデルチェンジするため、すでに在庫車のみの販売となっているという事情があるようです。そのため、希望の仕様を選びづらくなっている点には注意が必要で、検討中の方は早めに販売店に連絡したほうが良さそうです。

値引きについても在庫の状況による部分は大きいと見られますが、15万円~20万円前後が目安となりそうです。ただし、あまり人気のないグレードや仕様であれば、それ以上の値引きを期待できるかもしれません。

SUVやミニバンに押されている昨今のセダンですが、スポーティな乗り味と流麗なデザインはやはり魅力的な存在です。日本で最も長い歴史を誇るセダンであるクラウンには、そうしたセダンの魅力が存分に詰まっていると言えます。

>>トヨタ クラウンの中古車相場をグラフで見てみる
>>トヨタ クラウンハイブリッドの中古車相場をグラフで見てみる

文:ピーコックブルー
写真:
1枚目:クラウン 特別仕様車 RS“リミテッドII”
2~5枚目:クラウン RS アドバンス

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みんなのコメント

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  • もう受注停止で在庫も無いって記事を載せてたじゃん。
  • カローラのステアリング、シフトノブ流用している時点でもうトヨタも見捨ててる感じなのでしょう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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