現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ソアラの価格高騰はもう終わり!?ソアラの概要と中古車事情を解説

ここから本文です

ソアラの価格高騰はもう終わり!?ソアラの概要と中古車事情を解説

掲載 更新 14
ソアラの価格高騰はもう終わり!?ソアラの概要と中古車事情を解説

運営元:旧車王
著者 :旧車王編集部

ランドクルーザー 60系のリセールバリューの相場は?高く売却する方法についても解説

レクサスSCの前身であるソアラ。誕生当初から本格的なラグジュアリークーペとして当時の若者にとって憧れの的でした。そんなソアラの価格を気にされている方も多いのではないでしょうか。今回はソアラの中古車相場について解説していきますので、ソアラを所有している方や購入を考えている方は参考にしてください。


ソアラとはソアラは、1981年にトヨタが発売した高級クーペです。1980年代に起こった「ハイソカー」ブームの代名詞と呼べる車で、当時の最先端技術が導入されています。後に追加されたターボモデルにはトヨタ最強のエンジンが採用され、名実ともにスーパーグランツーリスモの名を冠するに至りました。

2代目ソアラは初代のイメージをキープしながら当時の国内最強エンジンとエアサスペンションを装備し、世界初の新技術も数多く搭載されるなど、速さと豪華さに磨きをかけています。3代目以降はトヨタが北米でレクサスブランドを立ち上げたことで北米市場を意識した車へと転換し、世界でも通用する高級車へと進化しました。

海外ではレクサスSCと呼ばれた3代目と4代目ですが、北米で極めて高い評価を得ています。米専門誌が選ぶ「インポートカー・オブ・ザ・イヤー」を始め、品質面でも高い評価を受け多数の賞を受賞しました。日本国内では2005年のレクサス開業に伴ってソアラの名称は廃止となっています。

ソアラの価格は下がっていく!?ネオクラシックカーブーム、そして市場に出回っている台数が少なく海外での人気も高いことからソアラの価格は高騰していました。最も人気のある初代や2代目には500万円の高値がついたほどです。しかし、そんな中古車の価格高騰も終焉を迎えようとしています。詳しい理由や背景は次で説明します。

ソアラはもう値上がりしない?所謂「旧車バブル」でソアラの価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくと言われています。
新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とは言えません。ソアラの売却をご検討されているのであれば、値下がり前の今がチャンスです。

価格が高くなりそうなソアラの特徴続いて、価格が高くなりそうなソアラの特徴を解説します。

こまめにメンテをしているソアラは、生産されてからかなりの年数を経ている車です。適切なメンテナンスを定期的に行うと、良い状態を保つことができます。オイルやゴムパーツなどの消耗品が定期的に交換されているか、塗装が傷まないような処置がされているかなど、日頃から大事に扱われているかどうかが価値を左右します。

バブル期に大ヒットした「20系ソアラ」ソアラは、2代目の20系ソアラが人気です。バブルの申し子とも言われた高級感と飽きのこないシャープなデザイン、他を圧倒するハイパワーなエンジンを搭載したモデルは当時街中に溢れた高級外国車にも引けを取らない存在でした。30年以上が経過した今でも魅力に感じる人が多く、平成のクラッシックカーとも呼ばれています。

20系ソアラを見て日本の高度経済成長と共に生まれた「当時の日本人を象徴する車」という壮年の方もいれば、今の車にない美意識を感じる若い方も数多く存在します。ノスタルジックな想いと一種のステータスを感じさせる至高のモデルとして、今後も人気が続くでしょう。

フルノーマルな10系ソアラ10系ソアラは1981年に誕生した初代ソアラです。日本市場で高級クーペというジャンルを切り拓いた人気モデルですが、中古車として出回るようになるとカスタムベースとして購入する方も増加していきました。初期型の誕生から40年が経過していることを思えばフルノーマルで残っている車両は極めて希少な存在です。

10系ソアラは、トヨタが「今までの技術を超えた最高級スペシャリティカー」を開発テーマとして世に出し、発売されると同時に一世を風靡した車です。良い状態のものは500万円前後で取引きされることもあり、名車としての価値を年々高めています。

こんな記事も読まれています

1年で終了!? スバル新「BRZ”ファイナルエディション”」発表! 700万円超え&ゴールドホイール採用の「スポーツコンパクト」独に登場
1年で終了!? スバル新「BRZ”ファイナルエディション”」発表! 700万円超え&ゴールドホイール採用の「スポーツコンパクト」独に登場
くるまのニュース
【編集部員が体験してきました】アバルト・ドライビング・アカデミー2024 忘れられない1日に
【編集部員が体験してきました】アバルト・ドライビング・アカデミー2024 忘れられない1日に
AUTOCAR JAPAN
充電中にどこ行く? 新サービス「EVごはん」開始…待ち時間に立ち寄れるお店情報
充電中にどこ行く? 新サービス「EVごはん」開始…待ち時間に立ち寄れるお店情報
レスポンス
お米を運んで東北から北関東をぐるり1周! トラックドライバーの仕事に2日間密着した!!
お米を運んで東北から北関東をぐるり1周! トラックドライバーの仕事に2日間密着した!!
WEB CARTOP
「デコチャリ」に「デコバン」に「デコSUV」なんてのもマジでいた! デコトラに刺激を受けた昭和の意外な「デコ車」たち
「デコチャリ」に「デコバン」に「デコSUV」なんてのもマジでいた! デコトラに刺激を受けた昭和の意外な「デコ車」たち
WEB CARTOP
ヤマハのスクーター『NMAX』に「ターボ」登場!? 新型のキモは新技術の「電子制御CVT」
ヤマハのスクーター『NMAX』に「ターボ」登場!? 新型のキモは新技術の「電子制御CVT」
レスポンス
横浜ゴム、2024年パイクスピーク参戦車両にADVANタイヤを供給。3年連続の総合優勝を狙う
横浜ゴム、2024年パイクスピーク参戦車両にADVANタイヤを供給。3年連続の総合優勝を狙う
AUTOSPORT web
フェルスタッペン、幼少期はアロンソのファンだった?「カートに乗っていた頃、彼を応援していたんだ」
フェルスタッペン、幼少期はアロンソのファンだった?「カートに乗っていた頃、彼を応援していたんだ」
motorsport.com 日本版
「ボンネットの閉め方」間違っていませんか?「丁寧なつもり」は逆に危険! クルマが壊れてしまう可能性も…
「ボンネットの閉め方」間違っていませんか?「丁寧なつもり」は逆に危険! クルマが壊れてしまう可能性も…
くるまのニュース
イタリア最古のメーカー発「最新なのに旧車の味わい」のバイクとは? モト・グッツィがこだわる“Vツインエンジン”の魅力は何か
イタリア最古のメーカー発「最新なのに旧車の味わい」のバイクとは? モト・グッツィがこだわる“Vツインエンジン”の魅力は何か
VAGUE
1050馬力のハイブリッドトラック、ゴルフボールに着想のディンプルが空気抵抗を低減…中国長城汽車が発表
1050馬力のハイブリッドトラック、ゴルフボールに着想のディンプルが空気抵抗を低減…中国長城汽車が発表
レスポンス
スカイグループとアウトモビリ・ピニンファリーナがハイパーカー 「Battista Cinquantacinque」と「B95」を公開
スカイグループとアウトモビリ・ピニンファリーナがハイパーカー 「Battista Cinquantacinque」と「B95」を公開
@DIME
F1ドライバーでも、ル・マン挑戦は一筋縄ではいかない? オジェ、挑戦を大歓迎も「簡単じゃないぞ!」
F1ドライバーでも、ル・マン挑戦は一筋縄ではいかない? オジェ、挑戦を大歓迎も「簡単じゃないぞ!」
motorsport.com 日本版
日本限定30台!メルセデス・マイバッハから特別仕様車「S 580 Night Edition」が登場
日本限定30台!メルセデス・マイバッハから特別仕様車「S 580 Night Edition」が登場
@DIME
<新連載>[サウンドシステム設計論]超基本形の「パッシブシステム」を組んでライトに楽しむ!
<新連載>[サウンドシステム設計論]超基本形の「パッシブシステム」を組んでライトに楽しむ!
レスポンス
マクラーレン、LMDhマシンでのル・マン参戦計画が現実的に。規則延長で“余裕”生まれる「あとはタイミング次第」
マクラーレン、LMDhマシンでのル・マン参戦計画が現実的に。規則延長で“余裕”生まれる「あとはタイミング次第」
motorsport.com 日本版
ミラノ デザイン ウィーク2024リポート──自動車ブランドが描き出すモビリティの未来とは?|CAR
ミラノ デザイン ウィーク2024リポート──自動車ブランドが描き出すモビリティの未来とは?|CAR
OPENERS
約230万円! トヨタ新型「スポーツコンパクトカー」発表! 6速MTのみの「“ガチガチ”モデル」に熱視線! 「超良心価格」の声も
約230万円! トヨタ新型「スポーツコンパクトカー」発表! 6速MTのみの「“ガチガチ”モデル」に熱視線! 「超良心価格」の声も
くるまのニュース

みんなのコメント

14件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

630.0661.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

44.0798.0万円

中古車を検索
ソアラの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

630.0661.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

44.0798.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村