公開直前！ コルベット最高性能グレード「Z06」の予告映像から高回転エンジンなどのディテールが判明

GMは「シボレー コルベット」の高性能バージョン「コルベットZ06」の内容を示唆する予告映像をYouTubeに公開した。目前に迫ったオンラインプレミアに先駆けて公開された映像には、キモとなるエンジンや“熱さ”を感じさせるディテールが映っている。

2023年式コルベット（C8型）のラインナップに追加されるコルベットZ06。噂では、エンジンは従来のスーパーチャージドV8 OHVから自然吸気V8 DOHCにエンジンをスイッチしてくると囁かれていた。今回公開された約30秒の動画では、レッドゾーンが8500rpmから始まる回転計が映し出され、高回転型エンジンを搭載することが明らかに。またエンジンサウンドもNAならではの咽び泣きで、今や希少となった過給なしの大排気量高性能ユニットが搭載されることはほぼ確実と見ていいだろう。イタリアのスーパーカーたちも次々にターボ化されていくなか、レースマシンさながらのエキゾーストノートは、大きなアピールポイントとなりそうだ。

また、走行シーンはマニュアルモードで撮影されたものと思われ、3速8500rpmで100mph（およそ161km/h）に達することも判明。その際にも、乗員がシートバックに押し付けられるほどの加速が続いており、踏めば踏むほど伸びていくナチュラルなエンジン特性をうかがわせる。

一方、プロトタイプのエクステリアにも、噂されていた大型リアウイングは見て取れなかったため、やはり過激なエアロパーツは用意されたとしてもオプションになる模様。その代わり、センターに集約された4本出しのクワッドエキゾーストエンドが確認でき、迫力満点のリアエンドを印象付ける。

さらに、ルーフを取り払ったシルエットも確認でき、新型Z06にもリムーバブルトップ仕様は設定されるようだ。このほかインテリアトリムと思われるレザーにはステッチが施され、伝統のエンブレムが縫い込まれることも判明。内装の特別な仕立てにも期待が膨らむ。

10月26日正午に予定されている実車の公開が楽しみだ。

Comments

OHVだからこそのコルベット、低いエンジン高だからこそのデザイン、
DOHCなんて無駄と息を巻いてた奴ら
Z06はDOHCになりましたけど息してますか？