■全長5m超えのホンダSUV「パイロット」とは?
2024年3月にホンダのアメリカ法人は、大型SUVの新型「パイロット(2025年モデル)」を発表し、新たなグレードとして「ブラックエディション」が加わりました。
一体どのようなモデルなのでしょうか。
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パイロットは北米ホンダが生産する中型SUVで、初代は2002年にデビュー。
日本でも発売されていたホンダ「CR-V」の兄貴分という位置づけで展開され、発売当初からヒット作となりました。
またVTM-4という4WD機構も備えていたことからオフロード車の需要が高い中東にも輸出され、2代目まで「MR-V」という車名で販売されていました。
そして、現在北米で発売されている現行モデルは4代目にあたります。
全長5077mm×全幅1994mm×全高1803mm、ホイールベースは2890mmと、全長、全幅においてトヨタの本格オフロードSUVである「ランドクルーザー(300系)」よりも大きなボディサイズです。
エクステリアは武骨なデザインを特徴としており、大きな直立グリルがフロントフェイスを引き立て、全体的に力強い印象を与えます。
一方、インテリアはモダンな印象かつ、ボディサイズを活かした広大な室内空間を確保。
また、全車3列シート仕様の7人乗りもしくは8人乗りの設定となっており、 ファミリーや多人数での利用にも十分対応できる設計となっています。
パワートレインには、3.5リッターV型6気筒ガソリンエンジンが搭載されており、最大出力285馬力・最大トルクは262lb・ftを発揮。
このエンジンにより、力強い走行性能が実現され、あらゆるシーンで頼りになる存在となっています。
グレードは「スポーツ」、「EX-L」、「ツーリング」、オフロードに特化させた「トレイルスポーツ」、そして最上級グレードの「エリート」が設定されていました。
しかし、新型パイロットの2025年モデルには、新たにブラックエディションを追加し、ユーザーの選択肢を広げています。
その名の通り、車体の各部をブラック化した仕様で、フロントグリル、バンパーダクト、ドアミラー、ドアトリム、各ガーニッシュ、アルミホイルなどをブラックに統一し、スポーティさと高級感を演出。
さらに、フロントグリルとテールゲートにはブラックエディションのバッジが採用され、一目で特別感を感じられるデザインとなっています。
価格は、3万9900ドル(約581万2900円)から5万4280ドル(約790万7900円)です。
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