カーライフ [2024.08.11 UP]
電光掲示板の赤い▲マークの意味…アナタは知ってる?高速道路の豆知識 ホンダアクセス調査
ホンダアクセスは8月1日、「家族での長距離ドライブに関する調査2024」の結果を発表した。同調査は、2024年6月20日~21日の期間、自家用車を運転することがある20歳~59歳の男女で、家族で長距離ドライブ(片道100km以上のドライブ)をしたことがあるドライバー1,000人(男性500人、女性500人)を対象にインターネットリサーチで実施したもの。
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家族との長距離ドライブでよく使うクルマへの安全運転支援システムの搭載率は?
家族で長距離ドライブに行く際に最もよく使うクルマに搭載されている安全運転支援システム
全回答者(1,000名)に、家族で長距離ドライブに行く際に最もよく使うクルマに搭載されている安全運転支援システムを聞いたところ、安全運転支援システムの搭載率は、「クルーズコントロール(ACC除く)」32.7%、「追従型クルーズコントロール(ACC)」16.1%、「車線維持支援システム」35.6%となった。
クルマのボディータイプ別にみると、「クルーズコントロール」の搭載率は、SUV(49.6%)がほかのボディータイプと比べて高くなり、「車線維持支援システム」の搭載率は、SUV(55.3%)、ハッチバック(51.1%)、セダン(50.0%)が半数以上となった。
昨年の調査結果と比較すると、「クルーズコントロール(ACC除く)」の搭載率は、2023年26.0%→2024年32.7%と6.7ポイント上昇、「車線維持支援システム」の搭載率は、2023年28.5%→2024年35.6%と7.1ポイント上昇した。
高速道路を走行する際、安全運転支援システムをどのように使っている?
長距離ドライブで高速道路を走行する際、搭載されている安全運転支援システムの使用状況
長距離ドライブで高速道路を走行する際、搭載されている安全運転支援システムをどのように使っているか聞いたところ、クルーズコントロール(搭載されている人327名)と追従型クルーズコントロール(ACC)(搭載されている人161名)では「道路状況・疲労状態次第で使う」(順に39.8%、41.0%)が最も高くなった。
一方、車線維持支援システム(搭載されている人356名)では「道路状況・疲労状態に関係なく使う」(43.0%)が最も高い結果となった。
安全運転支援システムを道路状況・疲労状態次第で使うという人に、どのようなときに使っているか聞いたところ、クルーズコントロールを使う人(130名)では「交通量が少ないとき」(57.7%)が特に高くなり、「疲れたとき」(34.6%)が続いた。
追従型クルーズコントロール(ACC)を使う人(66名)では「交通量が少ないとき」(47.0%)が最も高くなり、次いで「交通量が多いとき(渋滞除く)」「ノロノロ運転程度の渋滞のとき」(いずれも27.3%)となった。
車線維持支援システムを使う人(98名)では「交通量が少ないとき」(42.9%)と「疲れたとき」(38.8%)が高くなり、「ノロノロ運転程度の渋滞のとき」(21.4%)が続いた。
高速道路周遊割引の認知率は54.2%、利用経験率は24.2%
高速道路の周遊割引を利用したことがあるか?
高速道路各社では、利用期間中に対象エリアの高速道路料金が定額で乗り降り自由となる、周遊割引(周遊パス)を販売している。
全回答者(1,000名)に、高速道路の周遊割引を利用したことがあるか聞いたところ、「利用したことがある」が24.2%、「利用したことはないが、周遊割引があることは知っていた」が30.0%で、合計した『知っていた(計)』は54.2%。また、「周遊割引があることを知らなかった」は45.8%となった。
男女・年代別にみると、『知っていた(計)』の割合は、40代男性(64.1%)が最も高く、「利用したことがある」の割合は、20代・30代男性(37.5%)が最も高い結果に。居住エリア別では、「利用したことがある」の割合は、九州・沖縄(32.3%)が最も高くなり、北海道・東北(31.6%)、東海(25.7%)が続いた。
高速道路の電光掲示板の“赤色の▲マーク”/“緑色の▲マーク”の意味は?
赤色の▲マーク、緑色の▲マークが示している内容とあてはまると思うものは?
高速道路の電光掲示板には、渋滞の長さや所要時間の表示とともに、赤色や緑色の▲マークが表示されることがある。赤の三角は渋滞が増加傾向、緑の三角は渋滞が減少傾向であることを示し、ドライバーが経路の変更などの運転計画を検討するために役立つ。
“渋滞●●km ●●分”の横に表示される赤色の▲マークが示している内容としてあてはまると思うものを聞いたところ、「わからない」(45.1%)に次いで、「事故による渋滞であること」(32.5%)が高くなり、正しい回答である「渋滞が増加傾向であること」は7.5%だった。
次に、“渋滞●●km ●●分”の横に表示される緑色の▲マークが示している内容としてあてはまると思うものを聞いたところ、「わからない」(56.4%)に次いで、「工事による渋滞であること」(15.2%)が高くなり、正しい回答である「渋滞が減少傾向であること」は9.6%となり、赤色、緑色いずれの▲マークについても、正しい意味を知っている人は1割に満たない結果となった。
調査概要
調査タイトル:家族での長距離ドライブに関する調査2024
調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする配偶者と子どもがいる、自家用車を運転することがある20歳~59歳の男女で、自家用車を使って家族で長距離ドライブ(片道100km以上のドライブ)をしたことがあるドライバー
調査期間:2024年6月20日~6月21日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:1,000サンプル(男性・女性 各500サンプル)
実施機関:ネットエイジア
ホンダアクセス:
https://www.honda.co.jp/ACCESS/
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