修復歴無しでもアンダー100万円!
取材時最安値だったマシンのコンディションを徹底チェック
「トヨタ86は今が買い時!?」日本一安い総額86万円の中古車をガチでチェックしてみた
車種ごとのチューニングが本格化するのは、“中古車の価格がこなれたタイミング”に同期するというのが定説。そして、そのタイミングを迎えつつあるのが86&BRZだ。
相場的に見ていくと、初期モデルの中古車価格は100万円弱が最低ラインで、装備やグレードに拘ると150万円ほどまで予算が上がるという感じだ。そんな中、MTの修復歴無し車両で支払総額86万円という格安車両を発見! そのコンディションを実際に取材させてもらった。
その86は、フルノーマルで2012年式の最初期型。走行距離が22万9091kmという俗に言う過走行車だ。
いくら現行スポーツモデルとはいえ、20万kmオーバーというのは正直良いイメージではない。しかし、車両の第一印象は「綺麗」という一言に尽きる。大きなへこみやキズも無く、艶も残っている。各ボディパネルのチリもばっちりだ。
エンジンルームは、ホースをはじめとするゴム類に劣化は見られず、プラスチックパーツにひび割れも無く綺麗な状態。ヘッドやブロック部からのオイル漏れや、その形跡も無く、きちんとメンテナンスされてきた事が分かる。
オルタネーターやスロットルボディなどにはアルミ錆びが発生している。しかしこの程度であれば問題無し。専用のクリーナーを使えば、見た目を蘇らせることも可能だ。
ノーマルマフラーのメインパイプにはサビが目立つものの、機能的には問題無し。デフマウントや各ブッシュ類の一部に若干のひび割れが確認できたが、大きな切れもなく弾性も十分だ。
ちなみに、サスペンション周辺の取り付けボルトには外した形跡は無く、チューニングカーからの純正戻しという個体ではないことも判明した。
ジャッキアップポイントにも潰れなどは無し。丁寧に乗られ、適切な環境で整備が行われていた証拠だ。
インテリアもフルノーマル。ダッシュボード浮きが定番トラブルとして知られる86だが、すでに交換済みなのか非常に綺麗な状態。ダッシュボード以外の内装パーツも割れや劣化などは皆無だ。
インテリアで、走行距離を感じさせる唯一のポイントが運転席サイドサポート部の擦り切れ。ただし、チューニングベースとして購入するのであれば、気にならないポイントと言えるだろう。
ホイールも純正で、軽いガリ傷がある程度。履いているタイヤがエコタイヤというところから、前オーナーは街乗りオンリーで使っていた事が想像できる。
「この86は過走行というだけで、エンジンのパワーやフィーリングも問題無し。ボディのフレッシュ感もしっかり残っている元気な状態なので、割安感は高いですよね」とは、販売店であるグラッドフィールドの福原代表。
もちろん中古車は各個体で程度が全く異なる。それこそ低走行であるが程度が悪いという今回の逆のような個体も存在するはずだ。
しかし、「86/BRZの中古車が100万円未満で買えるようになった」のはまぎれもない事実だ。しっかりとした知識を持った人物と現車確認をする必要はあるが、絶好のチューニングベースを格安で手に入れられるようになったこのタイミングを逃す手はないだろう。
(※この車両はすでに成約済みです。販売店への当該車両に関するお問い合わせはご遠慮ください。)
●取材協力:グラッドフィールド 千葉県千葉市緑区大木戸町344-3 TEL:043-290-9615
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みんなのコメント
86が10年後、20年後どいう車になってるか?
ガソリン車が走れなくなってたら仕方ないが良い素材だと思うので走りが好きな人に使い倒してほしいですね。
トヨタ車はすごい数値を叩きだすからね
悪い意味で