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ベントレー「ベンテイガ ハイブリッド」を日本で初披露【動画】

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ベントレー「ベンテイガ ハイブリッド」を日本で初披露【動画】

ベントレー モーターズ ジャパンは2021年11月2日、ラグジュアリーSUVの「ベンテイガ」のPHEV「ベンテイガ ハイブリッド」を日本で発表した。

ベンテイガ シリーズとしてはV型8気筒エンジンの「ベンテイガ」、W型12気筒エンジンの「ベンテイガ スピード」に続く3番目モデルとなる。

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ラグジュアリークラスのSUVベンテイガは、中国を始め世界市場でも日本でも販売は好調で、ベントレーのモデルの中でも最量販の基幹モデルとなっている。その一方で、ベントレー社は、2026年からはハイブリッド車のみを販売し、2025年後半から2026年前半に最初の電気自動車を発売し、2030年には電気自動車のみを販売するという電動化戦略を発表している。このベンテイガ ハイブリッドは、その電動化戦略の第1弾モデルだ。

今回、初披露されたベンテイガ ハイブリッドは、340ps/450NmのV型6気筒3.0Lのツインターボエンジンと8速ATのトランスミッションを組み合わせ、トランスミッションに128ps/350Nmを発生するモーターを内蔵している。

ボディサイズは全長5125mm、全幅1995mm、全高1740mmで、ホイールベースは2995mm。車両重量はV8エンジン搭載モデルより220kg増の2690kgとなっている。

電力を蓄えるリチウムイオンバッテリーの容量は17.3kWh/168セルで、バッテリー電力だけで約50km走行できる。電動モデルならではの静粛性、スムーズで力強いグランドツアラーとしての走りを実現。モーターとエンジンを組み合わせたハイブリッドでの航続距離はNEDCモードで863kmとなっている。またシステムの最高総合出力は449ps/700Nmで、4.0LのベンテイガV型8気筒ツインターボエンジンの550ps/770Nmに匹敵するパフォーマンスを備えている。

バッテリーは16万km/8年間の保証が付けられ、またバッテリー走行時の最高速は135km/hとなっている。

ドライブモードは「EV」、「ハイブリッド」、「ホールドモード」の3種類を設定。デフォルトのEVドライブモードは可能な限り電力だけで走行する設定で、アクセルペダルの重さが変わるポイントを超えるまで踏み込まなければエンジンは始動せず、電力で走るようになっている。

ハイブリッドモードはロングドライブ向きで、制御システムによりエンジン、モーター、または両方の組み合わせを走行条件に合わせて最適に選択して航続距離を最大化する。ホールドモードは必要なときに電力で走行できるようにバッテリーの充電量を維持するモードで、エンジンは走行と発電を行なう。

なおEVモードでは「ベントレー・ハイブリッド・エフィシェンシー・ナビゲーション」システムの情報をベースに、アクセルペダルを介してドライバーにフィードバックを伝え、最も効率良く走行できるようアシストされる。

アクセルを大きく踏み込むことでモーターの駆動アシストが行なわれ、ブーストパワーを引き出すことができる。またジャンクションに近づいたり法定速度が低下するとアクセルペダルが振動してドライバーに減速を促すようになっている。

ハイブリッドモードは、ナビゲーションシステムのデータに基づき、効率性と航続距離を最大限に引き出す。ナビゲーションシステムの走行ルートに従いながら、EVモードの予測機能とエンジン停止によるコースティングを利用。

ナビゲーションシステムに目的地を入力すると、走行シーン毎に適切なドライブモードが自動的に選択され、バッテリーの電力を最も効率的に利用する。EV走行が最も有効と思われるシーン、例えば都市部に進入したときなどに備え、バッテリーに電力が蓄えられ、目的地に到着した時点で充電量がゼロになるように自動計算することで、効率性が最大限に向上するようになっている。

また「ベントレー・ハイブリッド・エフィシェンシー・ブレーキ」システムも採用しており、モーターと従来の油圧式ブレーキの制動力をシームレスに協調させ、違和感のないペダルフィールで快適なドライビングを実現すると同時に、回生エネルギーを最大限回収するようになっている。

充電は200Vの普通充電に対応し、約2時間45分でフル充電が完了する。なお、家庭用充電ユニットを収納できるウォールボックスが無償で提供される。

ベンテイガ ハイブリッドは、次世代インフォテインメントシステムが装備され、10.9インチの最新の超高精細ディスプレイが搭載され、動的グラフィックスはドライバーの好みに合わせて設定を変更できる。

最新のハードウェアとソフトウェアの採用によってナビゲーションも新設計となり、GPSを使用するマップやオンライン検索などが使用可能。リヤシートに装備される新設計タッチスクリーンリモート(タブレット)はサイズが拡大されている。

シートの設定は2種類で、標準は5座席で、これらは新設計のシートフレームを採用し、リヤシートのリクライニング角度が2倍になるなど快適性が向上。オプション設定の4座席は、独立型のリヤシート2席の間にセンターコンソールが配置される。

価格

ベンテイガ ハイブリッド:2269万円から(税込み)

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