現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 新型ランドローバー・ディフェンダー、2020年発売か テスト車両を目撃

ここから本文です

新型ランドローバー・ディフェンダー、2020年発売か テスト車両を目撃

掲載 更新
新型ランドローバー・ディフェンダー、2020年発売か テスト車両を目撃

もくじ

ー 偽装された「90」 スペアタイヤを装備
ー テストカー 生産拡大
ー 新たなブランドの象徴 発売は2020年?

『新型ランドローバー・ディフェンダー』すべての画像をみる

偽装された「90」 スペアタイヤ装備

ランドローバー・ディフェンダーについて、AUTOCARは新しいスパイショットを入手した。全世界が待望するディフェンダーは2020年に登場予定。今回のショットではより詳細なデザインが明らかになった。

量産モデルに近い新型ディフェンダーの姿は、ランドローバ自身が公式に公開した「110(5ドアモデル)」の「スパイショット」で初めて判明した。その後すぐに、われわれは偽装された「90」のテスト現場を目撃した(「90」はショートホイールベース仕様の3ドアバージョン)。加えて、ロングホイールベース仕様の「130」の存在も噂されている。

今回は、リアにスペアタイヤを装備したプロトタイプが初めて目撃された。量産モデルで採用されるかは不明だが、その出自や旧モデルとの共通性を考えると採用の可能性は高い。

テストカー 生産拡大

前回の写真は、偽装された新型ディフェンダーがジャガー・ランドローバーの工場近くで撮影されたものだった。ジャガー・ランドローバーのマーケティング部長であるフレックス・ブライティガムに、パリ・モーターショーで公開された公式写真について尋ねると、これはゲイドン工場で製造された最初のプロトタイプであると渋々認めた。さらに、数カ月後には本格的に生産を始めると述べた。

「これらはパイロットビルドカーと呼ばれています。今後公道でのテストも増えるでしょう。最初の4台は既に完成しています。ラインは現在も稼働中で、急速にテストカーの数は増加しています」とブライティガムは言う。

「ご想像通り、もうすぐディフェンダーはスウェーデン・アリエプローグでの寒冷地からアメリカ・デスバレーでの超高温下まで、通常のテストを一通り受けることになります。当然われわれとしても、発売までまた一歩近づいたことを嬉しく思っています。ブランドの象徴をひとつのモデルではなく、モデル・ファミリーとして再び生み出すことができるのですから」

「われわれのブランドは情熱ありきで、ディフェンダーはその情熱を突き動かす象徴と言えるでしょう。他と同じことをするプレミアムブランドは必要ありません。これらの象徴的なモデルは他のブランドとの違いを際立たせるものなのです。われわれランドローバーはそのヘリテージに根ざしており、これがあるからこそ唯一無二の存在なのです」

新たなブランドの象徴 発売は2020年?

ブライティガムは加えて、2016年に販売を終了してから再び開発されるまでに長い期間がかかったことで、ディフェンダーがまったく新しい存在として、ガソリンやディーゼル・エンジンだけでなく電動パワートレインを搭載するような可能性すらあると感じていた、という。

「もし旧型を作り直したいと思っていたら、もっとすぐに取り掛かることができたでしょう。しかし、われわれはこの象徴的なモデルを、今後も象徴でいられるような存在にしたかったのです。それも、過去を振り返るだけでなく、未来へと進んでいく象徴にです。新型ディフェンダーは着実にこのような存在になっていくでしょうし、そこで得られる利益はわれわれにとってのアドバンテージになります」

「わたしがお約束できるのは、新型ディフェンダーはお客様がこのモデルに望むものすべてを備えていますが、旧型のコピーを望む声にはお応えできません。現代社会に適応したクルマであり、うまく仕上がればふたたび独自性のある、ランドローバーの象徴になるでしょう」

ジャガー・ランドローバーの広報担当は当初、目撃写真についてのコメントを差し控えたが、新型ディフェンダーの発表日について尋ねると、次のように答えた。「2020年には再び世界中の皆様がディフェンダーを購入し、楽しんでいただけるようになるでしょう」

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

新車99万円! ダイハツ「“最安”ワゴン」どんな人が買う? イチバン安い「国産乗用車」は装備が十分! 超お手頃な「ミライース」支持するユーザー層とは
新車99万円! ダイハツ「“最安”ワゴン」どんな人が買う? イチバン安い「国産乗用車」は装備が十分! 超お手頃な「ミライース」支持するユーザー層とは
くるまのニュース
2025年は赤・黄・黒の3色 スズキ「V-STROM 250SX」2025年モデル発売
2025年は赤・黄・黒の3色 スズキ「V-STROM 250SX」2025年モデル発売
バイクのニュース
「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
レスポンス
KTM1390スーパーデュークGT発表!カテゴリーで最も過激なスポーツツアラーを標榜するGTが1390系エンジンでバージョンアップ
KTM1390スーパーデュークGT発表!カテゴリーで最も過激なスポーツツアラーを標榜するGTが1390系エンジンでバージョンアップ
モーサイ
新しい2.2Lディーゼルエンジンと8速ATを搭載したいすゞ「D-MAX」および「MU-X」がタイでデビュー
新しい2.2Lディーゼルエンジンと8速ATを搭載したいすゞ「D-MAX」および「MU-X」がタイでデビュー
カー・アンド・ドライバー
新型「メルセデスCLA」のプロトタイプに試乗!次世代のメルセデス製電気自動車の実力やいかに?
新型「メルセデスCLA」のプロトタイプに試乗!次世代のメルセデス製電気自動車の実力やいかに?
AutoBild Japan
紀伊半島の「最南端」に大変化!? 無料の高速「串本太地道路」工事進行中! 関西エリアの交通を一変する「巨大ネットワーク計画」とは
紀伊半島の「最南端」に大変化!? 無料の高速「串本太地道路」工事進行中! 関西エリアの交通を一変する「巨大ネットワーク計画」とは
くるまのニュース
ホンダ、栃木県とスポーツ振興協定を締結…ラグビーとソフトボールで地域活性化へ
ホンダ、栃木県とスポーツ振興協定を締結…ラグビーとソフトボールで地域活性化へ
レスポンス
軍用車マニアはたまらない!? 大戦中の1942年に製造された“フォード製ジープ”をオークションで発見 フォード「GPW」ってどんなクルマ?
軍用車マニアはたまらない!? 大戦中の1942年に製造された“フォード製ジープ”をオークションで発見 フォード「GPW」ってどんなクルマ?
VAGUE
ズボラ派にもバス&タクシーにもうってつけ! 洗車後の拭き取りをサボれる純水洗車にメリットしかなかった
ズボラ派にもバス&タクシーにもうってつけ! 洗車後の拭き取りをサボれる純水洗車にメリットしかなかった
WEB CARTOP
スズキが新型「ソリオ」1月発表!? “迫力顔&先進機能”採用!? 既に予約した人も!? 何が変わった? 販売店に寄せられた声とは
スズキが新型「ソリオ」1月発表!? “迫力顔&先進機能”採用!? 既に予約した人も!? 何が変わった? 販売店に寄せられた声とは
くるまのニュース
カワサキ「Z2」エンジン お気楽過ぎる「丸塗り」では後々後悔 可能な限り緻密なマスキングを目指す!! ~日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承~Vol.23
カワサキ「Z2」エンジン お気楽過ぎる「丸塗り」では後々後悔 可能な限り緻密なマスキングを目指す!! ~日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承~Vol.23
バイクのニュース
[DSP大全]「位相」を合わせられれば、“一体感のあるサウンド”を獲得可能!
[DSP大全]「位相」を合わせられれば、“一体感のあるサウンド”を獲得可能!
レスポンス
ノリス、ラスベガス初日は上位タイムも低グリップに手を焼く「市販車の方が速い気がする……」燃料多載での走行にはまだ課題も?
ノリス、ラスベガス初日は上位タイムも低グリップに手を焼く「市販車の方が速い気がする……」燃料多載での走行にはまだ課題も?
motorsport.com 日本版
アドベンチャーツアラー「V-STROM 250SX」が色変更!新設定「ソノマレッドメタリック」の鮮やかな赤が眩しい!   
アドベンチャーツアラー「V-STROM 250SX」が色変更!新設定「ソノマレッドメタリック」の鮮やかな赤が眩しい!   
モーサイ
初代日産リーフは「普通に乗れる」電気自動車だった【10年ひと昔の新車】
初代日産リーフは「普通に乗れる」電気自動車だった【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン
【最新モデル試乗】すべてがグレードUP! 理想の選択肢、三菱アウトランダーPHEVの驚く完成度
【最新モデル試乗】すべてがグレードUP! 理想の選択肢、三菱アウトランダーPHEVの驚く完成度
カー・アンド・ドライバー
全長3m切り! ホンダの「本格オフロード車」がめちゃ楽しそう! 1リッターエンジン搭載で悪路性能スゴい! 米国で人気の「パイオニア」どんなモデル?
全長3m切り! ホンダの「本格オフロード車」がめちゃ楽しそう! 1リッターエンジン搭載で悪路性能スゴい! 米国で人気の「パイオニア」どんなモデル?
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

759.01749.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

545.01798.0万円

中古車を検索
ディフェンダーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

759.01749.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

545.01798.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村