新車は1年、2年待ちが当たり前になりつつある独特の世界
1947年に設立されたフェラーリという会社は、非常に特殊なメーカーである。プロダクトが人を惹きつける強い力、F1というトップカテゴリーで常に世界一を狙うことをブランドの宿命とする販売戦略は、他メーカーが真似することはできない。
だから、今もNEWモデルが出ればあっという間にバックオーダーを抱え、「1年待ち」「2年待ち」が当たり前の現象となる。レアな限定車や特別な性能が与えられたスペチアーレともなれば、お金があっても買えないなんて当たり前。欲しいと思った人、すべての手に渡らない車、それがフェラーリなのである。
そして、その特別な世界のハードルを下げてくれるのが、ユーズドフェラーリなのである。
コロナという特異な状況が生み出した購入チャンス
現在、フェラーリの中古市場におけるメインは2000年代中盤からのV8モデル。F430、458イタリア、4座のカリフォルニア、カリフォルニアTあたりが最も流通量が多い。中古車価格があまり大きく変動しないフェラーリだが、コロナ禍ということもあって現在はやや安値傾向。しかし、徐々に相場は元に戻りつつある。
F355より前のV8シリーズや流通量が元々少ないV12シリーズは、ハードルが高めな世界なので、人生最初のフェラーリを選ぶなら、1000万円半ばから購入できる21世紀のV8モデルが鉄板の選択肢になるはずだ。
高額車とは思えないほど、中古車市場での動きが早いフェラーリ。「中古車購入は一期一会」というセオリーどおり、意中の色や仕様に出合ったときには……ちゅうちょしない勢いも大切になってくるはずだ。 文/編集部、写真/デレック槇島、イラスト/あべ あつし
カーセンサーEDGE 11月号今、乗るべきフェラーリ。
【カーセンサーEDGEの購入はこちら】
お得な定期購読はこちらから(※外部サイトに遷移します)最新号の購入はこちら(※外部サイトに遷移します)
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
全長3.5m! トヨタが「小さなMRスポーツカー」を開発! “5速MT×1.8Lターボ”搭載した「爆速モデル」に熱望の声!
約160万円! ホンダ「最小&最安コンパクトカー」が人気スギ!? 全長4m以下でMTありの「爆売れ国民車」記録更新! 精悍顔の「ブリオ」インドネシアで好調
[N-BOX]もっと窮地に!? 新型ムーヴ秋発売!? バカ売れ必至のデキ
車検更新「2か月前から」に拡大へ!「年度末激混みパンク状態」脱却へ法改正 “期限そのまま新車検証”受付期間の延長で便利に!?
マツダ「“超すごい”4ドアクーペ」実車公開! “元祖”な「美麗デザイン」がカッコイイ! 精悍すぎる「魂動」第一弾「SHINARI(シナリ)」登場
これは助かる!「車検」が2か月前から受けられるように! 2025年4月から延長へ。改正前後で何が変わる?
BYDが“フラッグシップモデル” EV「SEAL」発売 「ブレードバッテリー」が長い航続距離と安全性確立
ホンダ新型「フリード」発売 購入検討時にチェックしておきたいポイント&シエンタとの価格差は?
車検更新「2か月前から」に拡大へ!「年度末激混みパンク状態」脱却へ法改正 “期限そのまま新車検証”受付期間の延長で便利に!?
テスラを追い詰めるBYD! 名実ともに「世界一」となれるのか? 垂直統合で世界EV市場に挑戦、「ありかも」CMは今後「超あり」or「なし」どちらか
みんなのコメント
355にはフェラーリの全てが詰まっている。
そのハードルの高さもなんとも心地よい。