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新型ルノー・カングーは“カワイイ”から“カッコいい”へ!

掲載 更新 11
新型ルノー・カングーは“カワイイ”から“カッコいい”へ!

11月12日、ルノーは、新型「カングー」を発表した。日本で大人気のフランス製商用車の進化形とは。

初代からかぞえて3代目になる新型カングーは、従来のキュートな印象から一変、現行「ルーテシア」「メガーヌ」に近しいシャープなデザインになった。

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とくにフロントまわりは大きく変わった。クロームを使った大型のフロントグリルや「Cシェイプランプ」と呼ぶLEDのデイタイムランニングライトなどによって高級感を増した。

内装は、「ルノーEASY LINKマルチメディアシステム」という最新のインフォテインメントシステムや、デジタルカメラを使った液晶タイプのルームミラーを採用。メーターはこれまでとおなじくアナログタイプであるものの、センターのインフォメーションディスプレイはフルカラーになったようだ。新設計のシートは、快適性と耐久性を高めたという。

積載性と使い勝手を高める工夫としてふたつの新機構が備わった。ひとつは「イジー・インサイドサイドアクセス」という機構で、Bピラーを廃止した。これにより、ヒンジタイプのフロントドアと、リアのスライドドアを同時に開けると、開口部は1416mmの長さになる。これは現行カングーの約2倍に達するという。

もうひとつの「イージー・インサイド・ラック」は、助手席シートを床のレベルまで倒すことができる機構だ。

搭載するパワーユニットは、ガソリン・エンジンとディーゼルにくわえ、EV(電気自動車)ヴァージョンもくわわった。トランスミッションはATとMTが選べるという。詳細については今後明かされるとのこと。

先進安全装備もついに搭載された。グレードによって衝突被害軽減ブレーキや、ブラインドスポットモニターなどが選べる。

新型カングーは2021年春より販売が始まる。新型にも、ヨーロッパでは販売されていない乗用ヴァージョンが設定されるそうなので、日本へも導入されるだろう。

文・稲垣邦康(GQ)

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みんなのコメント

11件
  • なんだろう…普通の車になった感強い
  • 正常進化。

    これにてカングーを有り難がってた奇特な日本人も、
    これがただのザ・商用車だったことに気づくであろう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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