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国産ホットハッチ対決! トヨタ「GRヤリス」と日産「ノートNISMO」はどう違う?

■トヨタ「GRヤリス」登場で日産「ノートNISMO」に宣戦布告!?

 トヨタが東京オートサロン2020で世界初公開した「GRヤリス」は、2020年2月に発売された新型「ヤリス」をもとに、TOYOTA GAZOO Racingがモータースポーツで培った技術を投入しました。

【比較画像】走りが楽しい! GRヤリスとノートNISMOを見比べる(42枚)

 一方、日産は、コンパクトカーでもっとも人気がある「ノート」をベースに、NISMOがチューニングした「ノートNISMO」をラインナップしています。

 どちらもコンパクトカーをベースとし、走行性能を高めたホットハッチですが、GRヤリスとノートNISMOには、どのような違いがあるのでしょうか。

 GRヤリスは、TNGAの思想に基づくスポーツ4WDプラットフォームを採用し、WRCの現場からのフィードバックを踏まえ、バランスの取れた高剛性ボディを実現しました。

 ベースの新型ヤリス同様にTNGAプラットフォーム「GA-B」を採用していますが、ヤリスが5ドアなのに対し、GRヤリスは3ドアとなります。

 外観もヤリスとは異なり、GRブランドに共通する意匠である大開口のアンダーグリルが目を引くスポーティなデザインです。

 ボディには、アルミ素材のエンジンフード、トランクリッドおよびドアパネルに加え、形状自由度の高いSMC工法で成形されたCFRP素材のルーフパネルを採用し、軽量化を図りながら優れた空力性能を示す強固なキャビンを実現しました。

 ボディサイズは、ベースの新型ヤリスは全幅が1695mmのため5ナンバーですが、GRヤリスの全幅は1805mmとかなりワイドになるため、3ナンバーサイズとなります。

 対するノートNISMOは、日産車のコンプリートカーを数多くラインナップするNISMOブランドのモデルです。

 内外装のデザインは、NISMOを象徴する赤いアクセントを各所に盛り込み、ピュアスポーツ志向のクルマに仕上げました。

 ノートのスタイルに合わせて、エアロパーツを専用開発。この空力デザインは、スーパーGT仕様の「GT-R」が実践で培ったノウハウが投入されているといいます。

 レースフィールドからのフィードバックされたリアスポイラーやバンパーにより、ダウンフォース発生し、安定感のある走りを実現しました。

※ ※ ※

 GRヤリスは、FIA世界ラリー選手権(WRC)を勝ち抜くために生まれたホモロゲーションモデルです。WRCにおいてホモロゲーションを取得するには、ベースとなるモデルが連続した12か月間に2万5000台以上という生産台数が必要となります。

 一方のノートNISMOは、空力パーツにスーパーGTの技術が活かされています。

 GRヤリスもノートNISMOもモータースポーツから得たノウハウが注入された、走行性能の高さが魅力といえます。

■GRヤリスとノートNISMOのパワートレインや駆動方式は?

 GRヤリスとノートNISMOのパワートレインは、それぞれのベース車両とは異なり、よりスポーティな仕様が設定されています。

 GRヤリスは、新開発1.6リッター直列3気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力は272馬力を発生。リズミカルな変速を可能にした6速MT(iMT)と組み合わせ、圧倒的な加速と気持ち良い回転数の伸びが感じられるエンジンに仕上げました。

 iMTとは、コンピュータがドライバーのクラッチ、シフト操作に合わせて、最適なエンジン回転数になるように制御をおこなう新開発のマニュアルトランスミッションで、「カローラ」シリーズや「C-HR」などにも採用されています。

 駆動方式は、「GR-FOUR」と呼ばれる新開発のスポーツ4WDシステムです。

 1.6リッターターボエンジンが生み出すパワーは、多板クラッチによる前後駆動力可変システム採用の「GR-FOUR」によって余すことなく四輪に伝達。前後駆動力配分の自由度を拡大し、より卓越した走行安定性を実現しました。

 ノートNISMOのパワートレインは、ガソリンと電動パワートレインの「e-POWER」のふたつがあります。

 ガソリンは、1.2リッターエンジン+スーパーチャージャーとCVTを組み合わせた「NISMO」、専用チューニングの1.6リッターガソリンエンジンと5速MTを組み合わせた「NISMO S」を用意。

 e-POWER搭載車は、「e-POWER NISMO」と、同モデルをさらにパワーアップさせた「e-POWER NISMO S」をラインナップしています。

 なお駆動方式は、通常のノートには前輪駆動と4WDがありますが、ノートNISMOの各モデルはすべて前輪駆動となります。

 GRヤリスは先行予約が受け付けられており、2020年1月に開催された東京オートサロンの会期中に約1000台、同年1月23日時点での予約は約2000台にのぼりました。先行予約は、2020年6月30日 23時59分まで受け付けられています。

 価格(消費税込、以下同様)は、「RZ ファーストエディション」が396万円、「RZ ハイパフォーマンス ファーストエディション」が456万円になる予定です。

 ベースのヤリスの価格が139万5000円から249万3000円なので、GRヤリスは200万円以上高額ですが、これまでに予約された2000台のうち、約8割は上級モデルのRZ ハイパフォーマンス ファーストエディションを選択しているといいます。

 一方のノートNISMOの価格は、216万1500円から272万1400円と、GRヤリスほどではありませんが、標準のノート(144万7600円から)に比べるとやはり高額です。

 日産は、「ノートNISMOを購入する人は、スポーティなデザインとNISMOがチューニングした走りの良さに魅力を感じていただいているようです」といいます。

 ノートNISMOは、卓越した走行性能やスポーツマインドをかき立てるデザインなど、ほかの人とは違う個性を求める人には最適だといえます。

※ ※ ※

 トヨタはGRブランドとしてさまざまなモデルをラインアップしていますが、今回登場したGRヤリスは、トヨタが20年ぶりに自社開発のスポーツモデルとして登場しました。

 豊田章男社長は、東京オートサロン2020で新型GRヤリスをお披露目したとき、次のようにコメントをしています。

「これまでは一般のお客さまが使うクルマを作り、レースに使えるように改造していました。しかし今度は違います。ラリーに勝つために普段乗るクルマを作りました」

 この言葉からわかるように、GRヤリスは単なるスポーツモデルではなく、競技で勝つことを目的としており、GRヤリスに大きな期待がかかっているといえそうです。

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