新しいディフェンダーの商用モデル
text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)
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ランドローバーは、新しいディフェンダーの商用モデルに、ハードトップの名を復活させる。
同社は「スペース、実用性、快適さを持ち合わせた」新しいモデルとなると語っている。
ハードトップの名は、1950年に取り外し可能なルーフが、ランドローバー・シリーズ1に導入された際に、初めて使用された。
新しい商用のディフェンダーは、今年後半に3ドアの90、およびロングホイールベース5ドアの110で発売され、税前価格は3万5000ポンド(464万円)からとなっている。
ディフェンダー・ハードトップは、ランドローバーのスペシャル・ビーグル・オペレーションズ(SVO)部門によって開発されている。
同社は、まだ詳細な技術情報を明らかにしていないが、新しいディフェンダーの通常バージョンのプレミアム機能を維持しつつ、最大の貨物スペースを提供すると述べている。
最も機能的なハードトップ
90と110の両方のハードトップモデルは、独立したコイル式サスペンションを使用し、大型モデルではオプションで電子式エアサスペンションを指定可能となっている。
どちらも291mmの地上高を持ち、110のアプローチアングル、ブレイクオーバーアングル、デパーチャーアングルは、それぞれ38°、28°、40°、最大渡河水深は900mmとなっている。
テレイン・レスポンス2システムの一部である、特別な渡河モードにより、さらに優れた渡河能力を発揮する。
最大牽引能力は3500kgで、センターコントロールのロータリーダイヤルを使用して、トレーラーを操縦できるアドバンスド・トウ・アシストを含む、牽引をサポートする機能が備えられている。
ランドローバーのスペシャル・ビーグル・オペレーションズ(SVO)のボス、マイケル・ファン・デル・サンデは、ハードトップのインテリアは、ラゲッジスペースの「機能性と使いやすさを最大化する」ようにデザインされている。
「丈夫な素材と、ストレージソリューションを採用し、これまでで最も機能的なディフェンダー・ハードトップとなっている」と述べている。
ラゲッジスペースを最大化するため、2列目または3列目のシートを取り払い、最前列に3人座ることができる「ジャンプシート」のオプションも提供する。
クリアサイト・リアビューミラーにより、HDリアカメラからの画像がバックミラーに表示されるため、荷物で視界が制限されている場合でも、後方の様子を確認することができる。
標準のディフェンダーと同様、ジャガー・ランドローバーの最新のインフォテインメントと、Pivi Proインフォテインメントシステムの最新バージョンを含む、ドライバーアシスタンス機能を備えている。
これには、アップル・カープレイとアンドロイド・オートへの接続、およびワイヤレスソフトウェアアップデートを受信する機能が含まれる。
このシステムは、ランドローバーのスマートフォンアプリとも連携可能で、車両の位置、燃料レベル、走行履歴をリモートで確認することも可能となっている。
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