話題の2モデル投入で再びのV字回復となるのか?
「平坦な道なんて、なかった。何度もつまずき、転びかけた。それでも、逃げなかったろ。諦めなかったろ。そして、誰よりもクルマを愛してきただろ」。
ゴーン容疑者の功罪! カルロス・ゴーン氏がいなければ誕生しなかったであろう日産車5選
ブランドアンバサダーの木村拓哉さんが、テレビCM「やっちゃえNISSAN 幕開け編」で語りかける。
日産はいま、大きく変わろうと、もがいている。
ゴーン(前)CEO逮捕・海外逃亡という大激震が走った2018年後半から2019年を経て、2020年5月28日。企業として持続的な成長を進めるべく大規模な構造改革を行うと発表した。キーワードは「選択と集中」だ。
ルノー日産三菱アライアンスとして、クルマのサイズや価格によるカテゴリー、電動化などパワートレイン、そして製造と販売する国や地域を3社によって最適化する。その上で、日産のブランドイメージリーダーとなったのが、EVの「アリア」だ。
日産は近年、商品戦略と企業戦略の双方で、インテリジェントモビリティという表現を使ってきた。コネクティビティ、自動運転技術、シェアリングなどの新サービス、そして電動化。いわゆるCASEと呼ばれる領域に対する日産のチャンレンジ精神を具現化したのが、アリアだ。
2019年東京モーターショーでのコンセプトモデルとしての登場時点に比べて、アリアに対する期待の声は世界各地でより大きくなっている印象がある。アリアはユーザーや販売店にとって、日産の本気度を測るためのバロメーターだといえる。
新型フェアレディZに求められることとは
一方で、世界各地でさまざまな噂が立ち、9月16日のオンライン会見でついにデザインの全容が明らかになった、次期「フェアレディZ」(Z35)。 プロトタイプとして登場だったが、「ほぼ量産」(日産幹部)として、外観デザインとインテリアのデザインの完成度はとても高い。筆者は期間限定施設「ニッサン パビリオン」で実車を見て、そう思った。
9月の記者会見のなかでは、ヘリテージ(歴史)という言葉が登場したが、Z35は決して初代S30からのZの歴史を描くモデルではない。「選択と集中」というキーワードのなかで、未来に向かって躍進を目指す日産という企業全体にとっての、ヘリテージの象徴なのだと思う。
インテリジェントモビリティの象徴である、アリア。 日産の熱きクルマ作りの象徴である、Z35。
これら2モデルは、日産の救世主であることは明白である。見方を変えると、アリアとZの双方が世界の日産ファン、販売店、そして新たに日産を購入しようと思うユーザーに対して「成功事例」だという感想を、日産は絶対に持ってもらわなければならない。
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Zは一定の需要はあるだろうが、価格も高額になるであろうスポーツカーが大衆車メーカーを立て直すとは到底思えない。