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レクサス 新型「ES」は肩を並べられるのか ライバルのドイツ御三家セダンの実力とは?

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レクサス 新型「ES」は肩を並べられるのか ライバルのドイツ御三家セダンの実力とは?

■遂に日本に上陸するレクサス「ES」 そのライバルとなるセダンとは!?

 1991年から2006年にかけてトヨタブランドから発売されていた、2/3/4代目「ウィンダム」の海外向けモデルであるレクサス「ES」は、2006年以降、日本国外専用モデルとして成長を遂げてきたミドルサイズセダンです。

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 レクサスが国内販売を開始した2005年以降も、日本の市場への導入が見送られてきた「ES」ですが、2018年10月24日についに国内でも発売されました。

 新型「ES」のボディサイズは先代モデルに対し、全長は約65mm長い4975mm、全幅も約45mmワイドにした1865mmとしながらも、全高は約5mm低い1445mmとしたことで、よりスタイリッシュなシルエットを実現。またホイールベースを約50mm延長させたことにより、これまでよりも後席にゆとりの空間も実現させ、ワンランク上のミドルサイズセダンとして生まれ変わっています。

 そこで今回は、サイズ的にも近似し、ライバル車となるドイツ御三家、ベンツ/BMW/アウディが誇るミドルサイズセダンを紹介し、それぞれの特徴をお伝えしていきましょう。

●メルセデス・ベンツ「Eクラス」

「Cクラス」と「Sクラス」の間に位置する「Eクラス」は、1936年から1955年まで、「ダイムラー・ベンツ」が「メルセデス・ベンツ」ブランドで展開していた「W136」を源流に持つとされる、伝統あるモデルです。1985年から1995年まで販売された初代モデルでは「ミディアムクラス」の名称で親しまれていた「Eクラス」は、2016年に5代目が登場。  レーダーセンサーや高性能カメラにより自車の周囲のほぼ360°を常に監視する複合的なセンサーシステムを搭載することで、先行車両、対向車、歩行者などを検出、状況を判断してアクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストすることでドライバーに掛かる負担を大幅に軽減しています。

 また、ラインナップは、E200/E220d/E250/E350/E450の「アヴァンギャルド」や4駆モデルの「4MATIC」シリーズ他、メルセデス・AMGのE43/E53/E63なども用意。ボディサイズはベースグレードの「E200アヴァンギャルド」で全長4930mm×全幅1850mm×全高1455mm、価格(消費税込)は701万円から1805万円となっています。

●BMW「5シリーズ」

 BMWの「3シリーズ」と「7シリーズ」の間に位置する「5シリーズ」は、1972年に初代が登場。2017年には7代目となるF90型が日本に投入されています。

 日本市場では現在、523i/523d/530i/540iをベースにした「ラグジュアリー」や「Mスポーツ」などがラインナップされていますが、その他、上位車種として「BMW M社」によるV型8気筒DOHC、600PSを発揮する4.4リッターエンジン搭載の「M5」も用意。

 先代よりも100kgほど軽量化された車体やBMW伝統の「50:50」という前後重量配分によりミドルサイズ・セダンらしからぬスポーティーな走りを実現する「5シリーズ」の現行車のサイズは、ベースグレードの523iで全長4945mm×全幅1870mm×全高1480mm、価格(消費税込)は646万円から1737万円となっています。

●アウディ「A6」

 1968年から販売された「アウディ100」の後継モデルとして1994年に登場した「A6」シリーズは、FF駆動の他、上位モデルには「クワトロ」と呼ばれる優れた4輪駆動システムを採用することで知られたモデルです。  スマートフォンなどのモバイルとの連携機能を強化することでデジタル化を推進している2018年登場の8代目では、より快適で安全なドライブを実現するためパーキングスペースへの駐車及び退出操作を自動的に行う機能や、走行車線を維持するためのステアリング・アシストを搭載。  また、現行「A6」では1.8TFSI/2.0TSFIをメインに、450PSを発揮するツインターボ付きの4リッター・直噴V8・DOHCエンジン搭載の「S6」もラインナップ。ボディサイズはベースグレードのA6 1.8 TFSIで全長4945mm×全幅1875mm×全高1465mm(全高は「S lineパッケージ」および「S lineスポーツサスペンション」装着の場合)、価格(消費税込)は634万円から1321万円となっています。

※ ※ ※

 ボディサイズから見れば、伝統あるドイツメーカーのセダンとかなり近似しているレクサス新型「ES」ですが、事前情報では量産車として世界初となる「デジタルアウターミラー」(サイドミラー・レス)などの最新技術も採用されています。

 日本メーカーの高級セダンが世界で高い評価を受けるドイツ御三家のモデルにどこまで迫れるか、期待が高まるところです。

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