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トヨタ・カローラ 改良新型、欧州発表 ハイブリッド大幅強化 排ガス低減も

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トヨタ・カローラ 改良新型、欧州発表 ハイブリッド大幅強化 排ガス低減も

欧州向けカローラ 2023年モデルへ

トヨタは、欧州向けのカローラの改良新型を公開した。発売から3年を経て、仕様、デザイン、そしてパワートレインを大幅に改良している。

【画像】2023年モデル トヨタ・カローラ【正面からぶつかり合う欧州ライバル車と写真で比較】 全115枚

トヨタ・カローラは、1966年の初代モデル発売以来、全世界で5000万台以上を販売しているベストセラー車で、現行で12代目となる。英国ではセダンは撤退し、ハッチバックとワゴンの2種類が販売されている。

今回の改良では、フロントグリルのメッシュパターンの変更、フォグランプの形状変更、新デザインのアルミホイールなど、外観上の違いは細部にとどまる。しかし、中身は大きく進化しており、トヨタは「欧州におけるトヨタの中核モデルとしての役割を強化する」と述べている。

引き続き1.8Lと2.0Lのハイブリッドが設定されるが、どちらもパワー、パフォーマンス、ドライバビリティを向上させ、排出ガスも低減させるとのことだ。

出力向上 車載システムもアップグレード

例えば、リチウムイオンバッテリーはコンパクトになり、18kg軽量化された。モーターも調整が加えられ、より「直感的」なスロットルレスポンスを発揮するとされている。

1.8Lハイブリッドの合計出力は140psとなり、0-100km/h加速タイムは1.7秒短縮の9.2秒となった。2.0Lハイブリッドでは195psを発揮し、0-100km/h加速を7.5秒で駆け抜ける。CO2排出量はそれぞれ102g/kmと107g/kmで、改良前よりわずかに低減している。

インテリアでは、中央のタッチスクリーンが10.5インチに拡大され、新しいインフォテイメント・システムが導入されている。また、中間グレード以上のモデルには、12.3インチのデジタルメーターが標準装備される。

欧州では2023年第1四半期に発売予定で、価格も後日明らかにされる見込みだ。

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