親子で17年間乗り続けているゴールデンブラック仕様のJ59
2023年9月に富士山麓のスタックランドファームオフロードコースで開催された「ジープジャンボリー」には、古くはウィリス「MB型」から三菱ジープ、そして最新のジープ「ラングラー」まで、個性的なジープと魅力たっぷりのオーナーが集まった。今回は、程度の良いゴールデンブラック仕様のJ59型三菱ジープに乗る又吉さんを紹介しよう。
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モデル末期に登場した4ナンバー・ジープ
会場で発見した、ゴールデンブラック仕様の特徴的な外装がしっかりと残るガソリン最終モデル、1986年式のJ59だ。三菱ジープの歴史の中では比較的新しい部類に入るとはいえ、驚くべきコンディションをキープしているのだ。
「このクルマはもともと父親が購入して乗っていたんです。購入したのは今から17年くらい前で、元は長野県庁で防災指揮車として使われていたそうです。そんなクルマを父から譲り受け、すでに10年以上になります」
とオーナーの又吉さんは語る。
三菱ジープはガソリンエンジンとディーゼルエンジン両方がラインアップされてきたが、モデル末期にラインアップに追加されたJ59型は、2LのガソリンエンジンG52B型を搭載。小型ナンバー(4ナンバー)が適用されることから、一般ユーザーに人気となったモデルだ。
ちょうどこの頃、三菱自動車ではクロスカントリー4WDの「パジェロ」が登場し、ジープのラインアップも整理されつつあった。ガソリンエンジン仕様のJ59も1986年には生産中止となってしまう。取材車両はまさに1986年式のJ59なので、ガソリンエンジン搭載の三菱ジープとしては最終のモデルということになる。
ちなみにゴールデンブラック仕様とは、1982年にJ50系全車に設定された仕様で、ブラックのボディにゴールドのボディストライプや同じくゴールドのロールバー、ホイール、シート、シートベルトなどが備わるのが特徴だ。
ゴールドのストライプが入るボディはオリジナルペイント
新車時のブラックのオリジナルペイントはもちろんだが、ゴールデンブラック仕様独特のストライプもしっかりと残る。製造から37年も経過していることを考慮すると、状態は驚くほど良いと言えるだろう。100psを発生する2LガソリンのG52B型エンジンはパワフルで、現在でも好調だという。
幌はアメリカ製の社外品に交換されているほか、足まわりはノーマル車高ながら、今となっては絶版で入手困難というRAYS TE37ホイールに215/85R16サイズのタイヤを組み合わせて装着。またシートもブラックのセミバケットタイプに交換している。
又吉さんは毎日このクルマで通勤しているそうだが、この綺麗な状態をキープすべく、雨の日には極力乗らないよう心がけるなど、このJ59を溺愛中だ。そんな愛情のおかげでボディにサビは見られず、非常に良い状態をキープしている。
「このクルマは大容量のオルタネーターに交換したうえで、ダッシュ下に後付けの吊り下げ式クーラーキットを装着してあります。これで夏場はかなり快適になりました」
ちなみにこのJ59を譲ってくれた又吉さんのお父様は現在J26型三菱ジープに乗っているのだとか。又吉家では親子2世代でジープを楽しんでいるのだった。
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真冬にフロントガラスを倒したフルオープンで走った時の衝撃と寒さは忘れられません。今となれば大切な思い出です。
大切に乘り続けて下さい。