3月15日、岡山国際サーキットでスーパーGT公式テストの初日が行なわれた。寒空の下最速タイムをマークしたのは、38号車KeePer CERUMO GR Supraだった。
4月に控える2025年シーズン開幕戦に向け、1月、2月と国内外でテストを進めたきた各チーム。今回の岡山公式テストが、GT500、GT300の参戦チームが一堂に会する最初の機会となる。
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岡山はテスト前日の搬入日こそ日差しがあり春の陽気といった雰囲気だったものの、テスト初日の15日は一転して朝から凍てつく寒さとなった。気温は3℃、4℃といった具合で、曇っていることから路面温度も一桁台。吐く息も白い。しかしながら、テスト走行開始1時間前の8時半ごろにはゲート前に渋滞が出来始めるなど、GTマシンの走行を間近で見届けようと多くのファンが詰めかけた。
9時半~11時50分にかけて行なわれたセッション1は、路面温度が低いこともあってかコースオフ、ストップする車両が続出し、幾度となく赤旗が出された。その数6回……ただ幸い大きなアクシデントなどは発生せず、基本的には各車レッカーでグラベルから引っ張り出されるなどして自走でピットに戻っていった。またコースには時折みぞれまじりの雨がパラつき、10時40分頃からはウエット宣言がなされた。
GT500のタイムシートはしばらくホンダ・シビック勢がトップ5のうち4台を占めるという状況で、最速は17号車Astemo CIVIC TYPE R-GTとなっていたが、残り10分ほどというところで昨年のチャンピオン、1号車au TOM'S GR Supraの坪井翔が1分17秒833をマークしてトップに躍り出た。これで午前の最速は1号車となった。
GT300クラスのトップタイムも、前年王者の0号車VENTENY Lamborghini GT3。彼らは元々従来通りの88号車としてエントリーしていたが、テスト前日の夜になってGT300のチャンピオンナンバーである0番をつけて今シーズンを戦うことを決定した。2番手には、岡山をホームコースとするVELOREX(Team Lemans)の6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIが僅差で続いた。
昼にかけて雨が本降りとなったことで、14時からの午後セッションはウエットコンディションでスタート。次第にダンプコンディションとなっていき、後半は徐々にタイムが上がっていった。残り1時間の時点での最速タイムは1分22秒台だったが、最終的には例年の予選タイムにも迫る1分17秒台のタイムが出た。
午後のトップは1分17秒456を出した38号車KeePer CERUMO GR Supra。これがこの日の最速となった。2番手は16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT、3番手は37号車Deloitte TOM'S GR Supra、4番手は64号車Modulo CIVIC TYPE R-GTと、トヨタ・GRスープラとホンダ・シビックが交互に並んだ。
1号車au TOM'Sは午後こそ5番手タイムに終わったが、アタックを担当した山下健太曰く最終区間でのトラフィックによりタイムをロスしたとのこと。やはりポテンシャル自体は高そうだ。6番手は12号車TRS IMPUL with SDG Zで、これが日産Zの最上位となった。なお、GT300の最速は65号車LEON PYRAMID AMGだった。
テスト2日目(最終日)の16日も、基本的には雨予報となっている。ドライコンディションでのロングランの確認などは難しいかもしれない。
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