夜10時からスタートした、サイバートラックお披露目会!
昨年末から米国での納車が始まった、テスラの電動ピックアップトラック「サイバートラック」がついに日本初上陸。初めて実車を目の当たりにすることができた。とにもかくにもその特異なスタイルには誰もが興味津々で、東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」で開催されたお披露目会には、夜10時スタートという遅い時間帯にも関わらず多くの報道陣が訪れた。敷地奥の暗闇から100mほど走ってきたサイバートラックは、モーター駆動ならではの「無音」と報道陣の「オオッ」という歓声を伴って我々の前にその姿を現した。一斉にカメラのシャッター音が響いたが、照明がそれほど明るくないことと、ストロボ発光が禁止だったため、皆カメラのISO感度を6400とか12800に上げて、その特異な姿の撮影を行うことになったのだ。
EVの正解は「超小型車」だ! そう思わせてくれるKGモーターズのEV試作機が完成。
既存のクルマにはない、モンスター級スペック!
サイバートラック(北米仕様)のボディは、全長5682.9mm、全幅2200.7mm、全高1790.8mmで、車重はモデルによって2995kg~3104kg。トップモデル「サイバービースト」の時速0-100kmまでの加速は2.7秒、推定航続距離547km、アフリカ象を引っ張ることのできる4990kgの牽引力、最高速度時速209km、ピックアップトラックなのにSS(スタンディングスタート)、4分の1マイルの加速競争でポルシェ911を破る、などの高性能ぶりは既報の通り。2019年の発表から4年もの歳月を費やしてやっと納車にこぎつけたという量産面の苦労は、CEOのイーロン・マスク氏をして「自分の墓穴を掘るようなもの」と言わしめたという。直線と平面だけを組み合わせた塗装なしのウルトラハードステンレススチールエクソスケルトン製のボディスタイルを見て、筆者がすぐに思い浮かべたのはステルス戦闘機(ロッキードF-117)やステルス駆逐艦(米海軍のズムウォルト)などのアーミーなもの。実際、サイバートラックが採用したサブマシンガンの銃弾を受けても貫通しない外板だったり、時速112kmで飛ぶ野球ボールやクラス4(直径1~2インチ)の雹(ひょう)の衝撃に耐えるアーマーガラスだったり、空気中の99.97%の粒子をキャッチする対生物兵器モードだったりというのは、既存の自動車にはないものだ。ギガファクトリー上海の6000tのダイキャストマシンで成形するという丈夫な構造と高い耐久性、305mmのサスペンションストロークと432mmのロードクリアランスを持つ電子制御式アクティブサスペンションによる悪路走破性は、「すべての惑星のために」とテスラは標榜している。装着タイヤはグッドイヤー製の20インチオールテレイン。ルーフにライトバーを取り付ければ、最大照射距離がサッカー場5つ分に相当する480mまで伸びる。
イメージしていた姿ほど大きくはない?
ロック付き開閉式のカバーを持つ後部荷室は最大積載量1134kg、最大容量3423.5Lを誇っていて、夜間でも左右の壁面に取り付けたライトによって荷物を明るく照らすことができる。また前方にはお馴染みのフランク(フロントトランク)があり、ここを開けると「CYBERTRUCK」のロゴを見ることができた。一方のインテリアは、テスラらしいシンプルなフロント2座、リア3座の5人乗り仕様で、ダッシュセンターに18.5インチ、リアに9.4インチのタッチスクリーンを備えている。当日のモニターには、80%のバッテリー残量で航続距離396kmと表示されていた。フロアはセンタートンネルのないフラットな形状で、頭上にはオールガラスのサンルーフが備わり、快適な室内が約束されている。かねてから、その数値から想像するサイバートラックのボディは小山のように巨大なのかと思っていたのだが、実物を見ると意外にその大きさを感じなかった。広大な米国で走り回るピックアップトラックとしては、実は常識的なサイズなのかもしれない。価格はRWD(後輪駆動)モデルが6万990ドル、AWD(全輪駆動)モデルが7万9990ドル、最上位のサイバービーストが9万9990ドル。日本での販売は今のところ未定となっている。SPECIFICATIONS
テスラ・サイバートラック【サイバービースト】|Tesla Cyber Truck【Cyber Beast】
ボディサイズ:全長5682.9×全幅2200.7(ミラー格納時)×全高1790.8mm
車両重量:3104kg
駆動方式:AWD
システム最高出力:621kW
最高速度:時速209km
航続距離:515km(レンジエクステンダー追加時は707km)
ホイール:20インチ
価格:9万9990ドル(1ドル147円で換算すると1469万8530円)
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みんなのコメント
しかもカローラのドライバーは無傷で
サイバートラックのドライバーケガしてたよね・・・
3トン超えの車なんだから重量税たっぷりとってほしいもんだ