現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 日産「リーフ」が航続距離570キロを実現! 長距離走れるハイパフォーマンスモデル「e+」登場

ここから本文です

日産「リーフ」が航続距離570キロを実現! 長距離走れるハイパフォーマンスモデル「e+」登場

掲載 更新
日産「リーフ」が航続距離570キロを実現! 長距離走れるハイパフォーマンスモデル「e+」登場

■大容量バッテリー搭載で航続距離が大幅に伸びた日産「リーフ e+」

 日産の電気自動車「リーフ」に、航続距離を向上させたハイパフォーマンスモデル「リーフ e+(イープラス)」が追加されました。

9割以上が大間違い 浸透しない電気自動車への正しい認識

 今回追加された「リーフ e+」は、62kWhの高性能リチウムイオンバッテリーを搭載し、航続距離は570km(JC08モード)と長距離の走行が可能になりました。標準仕様の「リーフ」は40kWhのバッテリーで400キロ(JC08モード)走行できるので、走行可能距離は約1.4倍伸びたことになります。

 また、最高出力は160kW(標準仕様比+45%)、最大トルクは340Nm(標準仕様比+20Nm)を実現し、高速走行時の加速性能も大きく向上しています。

 新型バッテリーは最大出力100kWの急速充電に対応することで、従来の50kWで急速充電した場合と比べて、より短い時間で充電することができるようになり、使い勝手も良くなりました。

■「リーフ e+」専用のスポイラーや充電ポートを採用

 外観のデザインは、空力性能を考慮した流線形のボディラインや、多くの日産車に取り入れられている「Vモーショングリル」、ブーメラン型のリアランプなどの標準仕様の「リーフ」の特徴に加え、「リーフ e+」ではフロントバンパー下部にブルーのリップスポイラーを追加し、充電ポートに「e+」のロゴを取り入れているなど、専用パーツが装着されています。

 内装は、標準「リーフ」と同様に広々として上質な室内空間とし、シートやドアトリムなどにブルーのステッチを施して、電気自動車のクリーンなイメージを表現しました。

 先進技術として、「リーフ e+」には、標準仕様の「リーフ」と同様に、高速道路の同一車線で先行車との距離を一定に保って走行する「プロパイロット」と、スイッチ操作で駐車時に必要な操作を自動制御する「プロパイロットパーキング」が設定されています。車線逸脱防止支援システムや車線逸脱警報、緊急ブレーキ、後側方車両検知警報なども搭載されました。

 さらに、アクセルペダルだけで加減速や停止をコントロールする「e-Pedal(イーペダル)」も設定していますが、「リーフ e+」ではイーペダルの制御を車両重量に合わせて最適化するとともに、後退時の制御を見直して駐車時などの操作がスムーズに行えるようになりました。

「リーフ e+」はコネクテッドサービスも充実し、ドライバーはクルマやコミュニティとつながることができます。また、クルマのバッテリー残量の確認や充電のタイマーセット、充電施設の検索、乗車前のエアコン作動などを専用スマホアプリから行うことが可能です。

■世界一売れている電気自動車「リーフ」のラインナップが拡充

 2010年に登場した日産「リーフ」は、2017年9月にフルモデルチェンジして2代目となった現行モデルも含めて、これまでにグローバルで38万台超の販売を達成し、世界で一番売れている電気自動車としての地位を確立してきました。

「リーフ」のラインナップは、標準仕様に加えてスポーティな走りが楽しめる「リーフNISMO」、そして大容量バッテリー搭載した「リーフ e+」が今回追加され、多様化するユーザーの要望に応えるべく3タイプから選べるようになりました。

 日産自動車 副社長のダニエラ・スキラッチ氏は、「新たに『リーフ e+』を追加したことで、『リーフ』ならではの力強くワクワクするドライビングや優れた航続距離などの魅力をより一層高め、お客様はより幅広いラインナップの中からニーズに合った『リーフ』を選択できるようになりました。ラインナップを拡大した『リーフ』は、効率的で持続可能なモビリティ社会の実現に向けて、引き続き重要な役割を担っていきます。」とコメントしました。

 航続距離が伸びて使い勝手が向上した「リーフ e+」の価格(消費税込)は、416万2320円から472万9320円で、2019年1月23日に発売されます。なお、米国では2019年春、欧州では2019年半ばに発売される予定です。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

レゴとF1、パートナーシップを締結…2025年からクリエイティブな遊び提案へ
レゴとF1、パートナーシップを締結…2025年からクリエイティブな遊び提案へ
レスポンス
メルセデスが3セッション連続で最速! 終盤の赤旗中断で、アタック未完了のマシン多数……勢力図は不明瞭|F1ラスベガスGPフリー走行3回目
メルセデスが3セッション連続で最速! 終盤の赤旗中断で、アタック未完了のマシン多数……勢力図は不明瞭|F1ラスベガスGPフリー走行3回目
motorsport.com 日本版
ルノーがハイブリッド車に使ったF1直系の技術……って聞くとなんかたぎる! 「ドッグクラッチ」ってそもそも何?
ルノーがハイブリッド車に使ったF1直系の技術……って聞くとなんかたぎる! 「ドッグクラッチ」ってそもそも何?
WEB CARTOP
F1ラスベガスFP3速報|赤旗で消化不良に。ラッセルがトップタイム、RB角田裕毅は16番手
F1ラスベガスFP3速報|赤旗で消化不良に。ラッセルがトップタイム、RB角田裕毅は16番手
motorsport.com 日本版
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
くるまのニュース
WRCラリージャパン、SS12キャンセル原因は“無許可の車両によるステージ侵入”とFIA発表
WRCラリージャパン、SS12キャンセル原因は“無許可の車両によるステージ侵入”とFIA発表
motorsport.com 日本版
山脈貫通!「新潟‐福島」結ぶ国道が建設着々 “延長21km・トンネル15本”におよぶ大規模道路いつ開通?
山脈貫通!「新潟‐福島」結ぶ国道が建設着々 “延長21km・トンネル15本”におよぶ大規模道路いつ開通?
乗りものニュース
昭和の名車とワーゲンがぎっしり…茨城県の江戸崎商店街でホコ天イベント
昭和の名車とワーゲンがぎっしり…茨城県の江戸崎商店街でホコ天イベント
レスポンス
ドゥカティ現行車では唯一!? 空冷Lツインを搭載する第2世代スクランブラー「アイコン」の魅力
ドゥカティ現行車では唯一!? 空冷Lツインを搭載する第2世代スクランブラー「アイコン」の魅力
バイクのニュース
ホーナーの言うことは「信用できない」とウォルフ。妻に対するFIAの調査の際に不信感を募らせたことを明かす
ホーナーの言うことは「信用できない」とウォルフ。妻に対するFIAの調査の際に不信感を募らせたことを明かす
AUTOSPORT web
バスドライバーを疲れさせる「プルプル運転」とは何か? 自動運転時代の落とし穴! 過剰な安全対策が招く危険とは
バスドライバーを疲れさせる「プルプル運転」とは何か? 自動運転時代の落とし穴! 過剰な安全対策が招く危険とは
Merkmal
46台の輸入EVが丸の内に集結!「JAIA カーボンニュートラル促進イベント」リポート
46台の輸入EVが丸の内に集結!「JAIA カーボンニュートラル促進イベント」リポート
LE VOLANT CARSMEET WEB
【プロカメラマン】が大量画像で記録!「腐っていたKLXが終に熟成!四国MSBR撮影後の修理と詰めの改良!」(最終回)  
【プロカメラマン】が大量画像で記録!「腐っていたKLXが終に熟成!四国MSBR撮影後の修理と詰めの改良!」(最終回)  
モーサイ
「運転席の横に“クルマが踊っている”スイッチがありますが、押したら滑りますか?」 謎のスイッチの意味は? 知らない「使い方」とは
「運転席の横に“クルマが踊っている”スイッチがありますが、押したら滑りますか?」 謎のスイッチの意味は? 知らない「使い方」とは
くるまのニュース
ホンダが全固体電池のパイロットラインを初公開。一連の生産工程を再現しながら徹底検証
ホンダが全固体電池のパイロットラインを初公開。一連の生産工程を再現しながら徹底検証
Webモーターマガジン
【東京オートサロン2024】アルピーヌ A110 R Turini A110 GT ジムカーナチャンピオンマシンなどを出展
【東京オートサロン2024】アルピーヌ A110 R Turini A110 GT ジムカーナチャンピオンマシンなどを出展
Auto Prove
ランボルギーニ、WEC参戦“休止”を発表。ハイパーカー、LMGT3共に撤退……IMSAとテメラリオGT3開発に専念か
ランボルギーニ、WEC参戦“休止”を発表。ハイパーカー、LMGT3共に撤退……IMSAとテメラリオGT3開発に専念か
motorsport.com 日本版
EVの充電がプラグを接続するだけに! Terra Chargeがプラグアンドチャージ対応EV充電器を2025年度から設置開始
EVの充電がプラグを接続するだけに! Terra Chargeがプラグアンドチャージ対応EV充電器を2025年度から設置開始
THE EV TIMES

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

408.1583.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.0451.0万円

中古車を検索
リーフの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

408.1583.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.0451.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村