現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > アンダー200万円! トヨタの「快適小型SUV」何が良い? デビュー“4年”でも売れまくり! 「ヤリスクロス」の魅力は?

ここから本文です

アンダー200万円! トヨタの「快適小型SUV」何が良い? デビュー“4年”でも売れまくり! 「ヤリスクロス」の魅力は?

掲載 35
アンダー200万円! トヨタの「快適小型SUV」何が良い? デビュー“4年”でも売れまくり! 「ヤリスクロス」の魅力は?

■ベースの「ヤリス」以上に支持される「ヤリスクロス」

 トヨタの小型SUV「ヤリスクロス」は、コンパクトハッチ「ヤリス」の派生モデルとして2020年に登場しました。
 
 デビュー当時はすでにSUVが主流になりつつあり、コンパクトSUVが注目を集めましたが、デビューから丸4年が経とうとしている現在は本家のヤリスを超える人気車種へと成長しています。
 
 ヤリスクロスの魅力とはどのようなところにあるのでしょうか。

【画像】「えっ…!」これが本気スポーツの新型「ヤリスクロス」です! 画像を見る

 ベースとなったヤリスは、トヨタのコンパクトカーとして人気を博してきた「ヴィッツ」の後継車として2020年に登場。通算4代目へとモデルチェンジするタイミングで、海外名として使われていたヤリスのグローバル車名に統一しました。

 新たに「TNGA GA-Bプラットフォーム」を採用、環境性能や生産コストを念頭に開発された直列3気筒エンジンを搭載。ガソリン車とハイブリッド車をラインナップしています。

 そして、ヤリスから半年後に登場したのがヤリスクロスです。

 ヤリスが曲線を上手に活かした空力に優れたデザインを採用したのに対し、ヤリスクロスはSUVに求められるワイルドさや堅牢さを想起させるハコ型デザインを採用。

 パワートレインは、ヤリスと同じく1.5リッター直列3気筒と同エンジンのハイブリッドを設定し、FFと4WDモデルをラインナップしています。

 ボディサイズは全長4180mm×全幅1765mm×全高1580mmとヤリスよりひと回り大きくなりましたが、これはSUVに求められる居住性やラゲッジスペースを確保するため。

 地上最低高は160mm~170mmとほぼヤリスと一緒で、SUVとしては低めの設定ですが、都会派モデルとして使用されることを考慮した結果だといえるでしょう。

 ただしこの低い最低地上高は空気抵抗的には好影響。ヤリスの魅力でもある燃費性能はヤリスクロスでも健在で、WLTCモード燃費はガソリン車が19.8km/L、ハイブリッド車が30.8km/Lと、SUVとしては突出した低燃費性能を誇ります。

 これにはハイブリッド車でも1190kgという軽量なボディもひと役買っているでしょう。

 ヤリスクロスのセールスポイントとして、車両価格の安さも特筆すべき点です。

 ガソリン車は189万6000円から、ハイブリッド車が228万4000円と、かなりお求めやすい価格設定です。

 それでいて「Toyota Safety Sense」などの安全装備は標準装備されており、コストパフォーマンスが高いSUVだといえそうです。

■「ヤリスクロス」に対するユーザーの声は?

 そんなヤリスクロスですが、果たしてユーザーはどのような印象を抱いているのでしょうか。

 まずは外観について、単純にヤリスのままではなく、きちんとSUVらしい造形になっているのは高評価のようで、「コンパクトSUVとして見た目は差別化されているのが良い」といった意見がありました。

 一方で、「テールランプの形状はもっと普通のSUVっぽくて良かったと思います」や、「もう少しアウトドア感があっても良かった」といった声も寄せられています。

 ただし、インテリアや居住性に関しての評価はちょっと低めです。「インテリアの質感が昔のコンパクトカーのまま」や「シート表皮の色使いが年寄りっぽい。見た目の若々しさをスポイルしている」といった意見に加え、「後席は狭い」という意見が多数見受けられます。

 ライバル車が軒並み後席の居住性をそれなりに確保しているのに対し、ヤリスクロスは大人が長時間乗るのは辛そうな足元の空間になっています。

 賛否両論なのは、ヤリスと同じ最低地上高など全体的にSUV感が薄いこと。オフロードではなく街乗りがメインと思ったほうが良いでしょう。

 ただし「SUVは腰高だと思い込んでいましたが、普通車感覚で運転できました」といった好意的な意見も。

 さらに車重の軽さも燃費に好影響を与えているようで、「ヤリスとほぼ変わらない低燃費なのは嬉しい限り。オフロード走行はしないからFFで十分」というオーナーも。

 実際、後発のライバルとなるホンダの新型コンパクトSUV「WR-V」も2WDのみと割り切った設定となっていますし、ヤリスクロスも含めて4WDを選択するメリットは少ないのかもしれません。

※ ※ ※

 ヤリスクロスに関して、総合的な満足度は高い傾向が見受けられました。なかでも「SUVの割には…」という枕詞が付くことが多く、一般的なコンパクトカーの延長線上的な使い方をしている人が多いようです。

「200万円以下と価格も安めなのは助かる」「中古車価格が手頃になったら検討したい」という意見も多く、新車・中古車ともに、ヤリスクロスの人気はしばらく続くものと思われます。

こんな記事も読まれています

ホンダ「新型流麗コンパクトSUV」登場! 3年ぶり刷新で「クラス超えの上質さ」がすごい? 新型「ヴェゼル」 ガソリン&ハイブリッド各車の印象は?
ホンダ「新型流麗コンパクトSUV」登場! 3年ぶり刷新で「クラス超えの上質さ」がすごい? 新型「ヴェゼル」 ガソリン&ハイブリッド各車の印象は?
くるまのニュース
トヨタ“新型”「ルーミー」まもなく登場!? 「背高&スライドドア」採用の全長3.7m級「ハイトワゴン」! デビュー8年「大人気モデル」次期型に期待の声
トヨタ“新型”「ルーミー」まもなく登場!? 「背高&スライドドア」採用の全長3.7m級「ハイトワゴン」! デビュー8年「大人気モデル」次期型に期待の声
くるまのニュース
ホントに軽自動車!? めちゃワイルドな「超ゴツゴツ」ボディがカッコいい! タフに使える「悪路も走れる軽自動車」3選
ホントに軽自動車!? めちゃワイルドな「超ゴツゴツ」ボディがカッコいい! タフに使える「悪路も走れる軽自動車」3選
くるまのニュース
「えっ…!マジ…」 “200万円台”から買える! 「7人乗り」&広さバッチリ! 「コスパ最高」なミニバン3選
「えっ…!マジ…」 “200万円台”から買える! 「7人乗り」&広さバッチリ! 「コスパ最高」なミニバン3選
くるまのニュース
ホンダ新型「カクカクSUV」に反響殺到!?  “209万円”から&全長4.3mの「後席めちゃ広ッ」ボディ! 「車中泊もできる」とユーザーからの声も
ホンダ新型「カクカクSUV」に反響殺到!? “209万円”から&全長4.3mの「後席めちゃ広ッ」ボディ! 「車中泊もできる」とユーザーからの声も
くるまのニュース
スズキが新型「ハスラー」発表! レトロなゴツ顔「ワイルド仕様」 SUV感スゴッ! 「ジムニー」と比較する人はいるのか
スズキが新型「ハスラー」発表! レトロなゴツ顔「ワイルド仕様」 SUV感スゴッ! 「ジムニー」と比較する人はいるのか
くるまのニュース
マツダ新型「CX-80」まもなく登場!? 全長5m級「3列シート」SUV! 人気の「CX-8」後継モデルどうなるのか
マツダ新型「CX-80」まもなく登場!? 全長5m級「3列シート」SUV! 人気の「CX-8」後継モデルどうなるのか
くるまのニュース
【解説】スバル「インプレッサ」ってどんなクルマ?サイズやエクステリア&インテリアの特徴は? グレード・価格はどうなっている?
【解説】スバル「インプレッサ」ってどんなクルマ?サイズやエクステリア&インテリアの特徴は? グレード・価格はどうなっている?
くるまのニュース
ホンダ新型「すごいヴェゼル」登場! “3年ぶり刷新”の「内容」が多すぎ? 超静音モデル化&走破性強化も実施! 見かけだけじゃない“クーペSUV”の進化とは
ホンダ新型「すごいヴェゼル」登場! “3年ぶり刷新”の「内容」が多すぎ? 超静音モデル化&走破性強化も実施! 見かけだけじゃない“クーペSUV”の進化とは
くるまのニュース
ホンダの「小さな高級車」がスゴい! 約220万円で「豪華インテリア」採用! クラス超えの上質コンパクト「フィット LUXE」に評価の声
ホンダの「小さな高級車」がスゴい! 約220万円で「豪華インテリア」採用! クラス超えの上質コンパクト「フィット LUXE」に評価の声
くるまのニュース
約450万円! トヨタが新型「大きな高級車」を発売! クラウン級の「大型セダン」に注目あり! 斬新「サメ顔」採用した「新型カムリ」どう思う?
約450万円! トヨタが新型「大きな高級車」を発売! クラウン級の「大型セダン」に注目あり! 斬新「サメ顔」採用した「新型カムリ」どう思う?
くるまのニュース
ダイハツ斬新「スゴいSUV」登場! 2.8リッター&5速MT採用!? カクカクデザイン「謎のSUV」海外で発見される
ダイハツ斬新「スゴいSUV」登場! 2.8リッター&5速MT採用!? カクカクデザイン「謎のSUV」海外で発見される
くるまのニュース
スズキ「快適軽ワゴン」がスゴい! 6年ぶり全面刷新で“クラス超え”「豪華リアシート」採用! “日本イチ売れてる”「スペーシア」の特徴は?
スズキ「快適軽ワゴン」がスゴい! 6年ぶり全面刷新で“クラス超え”「豪華リアシート」採用! “日本イチ売れてる”「スペーシア」の特徴は?
くるまのニュース
全長3.6m! タフすぎるスズキ「斬新2ドアモデル」がスゴい! 「ジムニー後継機」想像させた謎モデル「エックスランダー」に今でも反響
全長3.6m! タフすぎるスズキ「斬新2ドアモデル」がスゴい! 「ジムニー後継機」想像させた謎モデル「エックスランダー」に今でも反響
くるまのニュース
ホンダ新型「RS」24年秋発売へ! ターボ搭載&6速MT専用の“スポーティシビック”どんなモデルで登場?
ホンダ新型「RS」24年秋発売へ! ターボ搭載&6速MT専用の“スポーティシビック”どんなモデルで登場?
くるまのニュース
トヨタ新型「シエンタ」発売! 約199万円から“小型ミニバン”何が変わった? どんなユーザーが買う? 購入の決め手はなに?
トヨタ新型「シエンタ」発売! 約199万円から“小型ミニバン”何が変わった? どんなユーザーが買う? 購入の決め手はなに?
くるまのニュース
スズキ新型「軽SUVワゴン」“ジムニー顔”で登場か!? 「発売待ってる」「4WD強化して!」新型「スペーシア ギア」への反響は?
スズキ新型「軽SUVワゴン」“ジムニー顔”で登場か!? 「発売待ってる」「4WD強化して!」新型「スペーシア ギア」への反響は?
くるまのニュース
トヨタ新型「シエンタ」発表で反響多数!?「めっちゃ好き」「早く実車見たい」 人気の“コンパクトミニバン”に誕生した「オシャ新色」に称賛の声!
トヨタ新型「シエンタ」発表で反響多数!?「めっちゃ好き」「早く実車見たい」 人気の“コンパクトミニバン”に誕生した「オシャ新色」に称賛の声!
くるまのニュース

みんなのコメント

35件
  • syo********
    安いし、特に車に拘らない人にはピッタリなんだろうね。
  • acha
    ガソリン4WDのZ Adventureを注文した。
    オプションとコーティング合わせたら370になった。
    今更だけどハリアーにしとけば良かったと思う。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

190.7278.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

145.5372.4万円

中古車を検索
ヤリスクロスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

190.7278.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

145.5372.4万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村