この記事をまとめると
■高速道路上は駐停車禁止だが故障による停車は違反にならない
やっと120km/h区間が「ちょっとだけ」誕生って日本はこれでいいの? 60年以上前に決まった100km/hに固執するお役所に疑問しかない!!
■クルマに乗る前に要点をチェックしておくことが重要だ
■万が一の際は自身の安全を確保して二次被害を防ぐための行動を取ることが先決
止まった理由が故障なら違反に該当しない?
高速道路で車両のトラブルが発生したときはどのようにしたらよいのでしょうか。また、本線で止まった場合は違反として取り締まられてしまうのでしょうか。この記事では、高速道路上で発生したトラブルが違反になるのか、トラブルが発生したときの対処法、トラブルが起きないようにするためにできることを解説します。
高速道路本線上でトラブルが発生して止まった場合は違反になる?
高速道路の本線上でトラブルが発生して止まったクルマなどを見ると、「違反として取り締まられることはないのか?」ということが気になるのではないでしょうか。
道路交通法を見てみると、高速道路上は原則として駐停車禁止です。しかし、例外として次のように定められています。 【道路交通法第75条の3(停車およば駐車の禁止)】
1)駐車の用に供するため区画された場所において停車し、又は駐車するとき
2)故障その他の理由により停車し、又は駐車することがやむを得ない場合において、停車又は駐車のため十分な幅員がある路肩又は路側帯に停車し、又は駐車するとき
3)乗合自動車が、その属する運行系統に係る停留所において、乗客の乗降のため停車し、又は運行時間を調整するため駐車するとき
(道路交通法第75条の3より一部抜粋) 上記のように明記されていることから、クルマが故障した場合にやむを得ず停まってしまうのは例外に該当するといえるでしょう。しかし、高速道路の本線上で停まってしまうと、二次事故が発生する可能性があるため、トラブルが発生しないようにしておくことが大切です。
事故の防止は最優先事項!
高速道路の本線上でトラブルや事故を起こさないようにするためにも、高速道路を走行する前に以下の点検をしておきましょう。 ・燃料の量が十分であるか ・冷却水の量が規定の範囲内にあるか ・ラジエターキャップが確実に締まっているか ・エンジンオイルの量が適当であるか ・ファンベルトの張り具合が適当であるか、また、損傷がないか ・タイヤの空気圧が適当であるか ・タイヤの溝の深さが十分であるか
(交通の方法に関する教則より一部抜粋) そのほかにも、クルマを動かしたときに異音や違和感がないかなどを確かめてから高速道路を走行するようにしましょう。長距離・長時間にわたり高速走行するときは、途中でトラブルが発生しないよう万全の状態にしておくことが、トラブルを防止するために必要なこととなります。
もし高速道路上で事故が発生したらどうすればいいのか
さまざまな準備をしていても、トラブルが発生してしまうことはあります。高速道路を走行しているときにトラブルや事故が発生してしまったときは、次のように行動しましょう。
1)トラブルや事故が発生したときはハザードランプを点滅させ、幅員がある路肩や路側帯に移動する
2)発炎筒や停止表示器材(三角表示板など)で後続車に合図する
3)乗員全員が安全な場所(ガードレールの外側)に避難する
4)避難したら通報する(「警察(110番)」または「非常電話」または「道路緊急ダイヤル(#9910)」のいずれかの方法で通報する)
点検をしてトラブルなく高速道路を安全・快適に走行しよう
高速道路では、トラブルによって高速道路で停まったり事故を起こしたりしないよう、日常点検や高速道路に入る前の点検をしておくとともに、万が一のときにとる方法も正しく理解しておくことが大切です。
また、安全・快適に高速道路を走行するために、日々の点検を行い、いち早く異音・違和感に気付けるようにしておきましょう。
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みんなのコメント
その他についてはエンジン内部の異常など、点検していても予測できないトラブルはあり得るし、そうなったら出来る限りの安全確保するしかない。