加速力は市販車最強?
text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)
【画像】イーロン・マスクの電気自動車【テスラの各モデルを写真で見る】 全133枚
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
テスラの新型モデルSおよびモデルXが発表された。発売以来、最も大幅なアップデートを受けており、インテリアの刷新と待望のパフォーマンスモデル「プレイド」が導入された。
このアップデートはテスラの第4四半期決算報告で発表された。この決算報告では、2020年10~12月に18万750台を納車したことも明らかにしている。
2月に生産を開始するモデルSプレイドとモデルXプレイドは、3基の電気モーターから1020psを得ている。モデルSでは0-97km/h加速1.99秒に達し、市販車として2.0秒を切る最初のモデルになるという。
また、「適切なタイヤ」を装着すれば最高速度は320km/hに達すると、イーロン・マスクCEOは述べている。
モデルSには、フラッグシップモデルとして1115psのプレイド+が設定されており、航続距離を628kmから837km以上(米EPAサイクル)に跳ね上げる。現在生産されているどのEVよりも長く走ると同時に、0-97km/h加速のタイムをさらに短縮する。
SUVのモデルXプレイドは、0-97km/h加速に2.5秒必要だが、それでも「どのSUVよりも速い加速」を実現している。
プレイドのパワートレインは、「(卓越した加速能力を発揮する)ルーディクロス機能を超えた」とされている。
また、今回のアップデートでは、航続距離と効率を向上させるための新しいバッテリー技術も導入されている。詳細はまだ確認されていないが、熱管理システムを改善することで充電を高速化し、「あらゆる状況下でより多くのパワーと耐久性」を実現するという。
ヨーク型のステアリングホイール
インテリアは全面的に刷新されており、従来の縦型タッチスクリーンは、17インチの横型ワイドスクリーンに変更された。「優れた応答性」を持ち、乗員やドライバーによる操作性を向上させている。
また、センターコンソールの後部には8.0インチの新しいインフォテインメント・タッチスクリーンが搭載されており、後部座席の乗員にエンターテイメントや快適機能を提供する。
おそらく最も注目すべきは、航空機の操縦桿をモデルにしたと思われる新デザインのステアリングホイールだろう。テスラはこれを「ストールレス・ステアリング・ヨーク」と呼んでおり、従来のドライブモードやライト類の操作レバーなどは中央のタッチスクリーンに集約されている。
車両は「周囲の障害物や環境、ナビゲーションマップに基づいて駆動方向を推測する」とイーロン・マスクは述べている。しかし、これは手動で無効にすることができる。
搭載されているソフトウェアもアップデートされ、インフォテインメント・システムは10テラフロップスの処理能力を誇る。これは、車載ゲーム機能のテスラ・アーケードが現代のゲーム機に匹敵する性能を持つようになったことを意味する。
22スピーカー960Wのオーディオシステムを標準装備し、アクティブ・ノイズ・キャンセリング用の新型マイクを搭載している。
英国での納車は2022年に開始される予定。エントリーモデルであるロングレンジの価格はモデルSで8万3980ポンド(1190万円)から、モデルXで9万980ポンド(1290万円)からとなっている。
ハイパフォーマンス仕様のプレイドになると、両モデルとも11万980ポンド(1573万円)からとなる。モデルSの最上位、プレイド+は13万980ポンド(1857万円)からとなる。
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