現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「これがオートマ86チューンの最適解か!」2.1L改GTスーパーチャージャー仕様で最高速アタック

ここから本文です

「これがオートマ86チューンの最適解か!」2.1L改GTスーパーチャージャー仕様で最高速アタック

掲載 更新 162
「これがオートマ86チューンの最適解か!」2.1L改GTスーパーチャージャー仕様で最高速アタック

ステージを問わず楽しめる超万能快速ストリートスペック

2.1L+スーパーチャージャーをオートマで制御する!

「斎藤太吾がマイサーキットを建設!?」出来たてホヤホヤの新拠点に潜入!【V-OPT】

過去の最高速テスト企画に6速MT車ベースのツインターボスペックを持ち込み、314.27km/hを記録した実績を持つ“HKSテクニカルファクトリー”。今回のアタックに持ち込んだのはデモカーではなく、ATベースで製作された340psのユーザーカーだ。

エンジンはHKSの鍛造ピストンやI断面コンロッドを組み込んで排気量を2.1L化。燃焼室加工を施したヘッドにはIN260度、EX266度のハイカムをセットするなど一通り手が入る。全域トルクフルな特性に仕上げられており、街乗りを強く意識した仕様とも言える。

もちろん、サーキット走行も楽しめるようにHKSオイルクーラーを装着し、FA20の弱点のひとつとされる油温対策も万全だ。

そんな強心臓に組み合わされる過給機は、リニアなパワーフィールが魅力のGTS7040Lスーパーチャージャーキットだ。燃料系などの見直しを図り、さらにハイブーストに吸気量が伴うよう、スーパーチャージャー本体のリストリクター径を拡大するといった工夫もされている。最高出力は設定ブースト圧0.8キロで340psだ。

足回りはHKSハイパーマックスMAX4SP(FR8kg/mm)でオールラウンドで楽しめる仕様に。ブレーキキャリパーもブレンボ製でフロント6ポット+356mmローター、リヤ4ポット+356mmローターで強化。

ホイールはボルクレーシングTE37SLの18インチをセット。ワイドボディ化することで、前後とも265/35のポテンザRE-11Sを収める。

室内はエアコンやカーナビなどの装備も完全に機能する快適ストリートスペックだ。シートはレカロ製のバケットタイプで、助手席側のダッシュボードに違和感なくマウントされた追加メーターは、デフィ製で統一。ちなみに、ファイナルはノーマルの4.1となる。

エクステリアはバリスのワイドボディキットでフル武装。さらに、ボンネットやトランク、ドアパネル、ルーフなど各部をカーボン化することで、大幅なシェイプアップを達成しているのも見どころだ。


城里テストセンターで行われた最高速アタックの結果は243km/h。サーキットを想定したバリス製の高機能エアロパーツが想像以上のダウンフォースを発生し、それが最後のひと伸びを阻害した可能性が高い。

事実、ドライバーを務めた稲田大二郎も「1回目はATモード、2回目はMTモードで走ったけど、やっぱり上まで引っ張れるMTモードの方が速かったな。ただ、いずれにせよ5速のオーバードライブに入ると加速が鈍る。安定感は高いが、エアロによるダウンフォースが効きすぎている印象だ」と語っている。


とはいえ、イージードライブが可能なストリートスペックでこの記録は見事だ。何より、市販パーツのみでここまでの速さを実現しているのは、HKSテクニカルファクトリーが有する膨大な量のチューニングノウハウがあるからに他ならない。

●取材協力 HKSテクニカルファクトリー 埼玉県戸田市美女木5-2-8 TEL:048-421-0508

こんな記事も読まれています

京葉道路の“地獄渋滞区間”「貝塚トンネル」いつになったら改善!? 新トンネル建設で「車線増加」千葉県が国へ要望継続!「慢性的な渋滞です」
京葉道路の“地獄渋滞区間”「貝塚トンネル」いつになったら改善!? 新トンネル建設で「車線増加」千葉県が国へ要望継続!「慢性的な渋滞です」
くるまのニュース
「訳あり」の軽トラ「サンバー」をまずは「バイクを積載できる」仕様に トランポもリフレッシュしよう!! Vol.2
「訳あり」の軽トラ「サンバー」をまずは「バイクを積載できる」仕様に トランポもリフレッシュしよう!! Vol.2
バイクのニュース
ランクル300/250/70オフロード一気試乗
ランクル300/250/70オフロード一気試乗
グーネット
マクラーレン アルトゥーラ【1分で読めるスーパーカー解説/2024年最新版】
マクラーレン アルトゥーラ【1分で読めるスーパーカー解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
【最新モデル試乗】今や貴重品、メルセデス・ベンツCLE200クーペが演出する優雅で特別な「特別な時間」
【最新モデル試乗】今や貴重品、メルセデス・ベンツCLE200クーペが演出する優雅で特別な「特別な時間」
カー・アンド・ドライバー
トヨタのロバンペラが首位奪還、7本中6本で最速に。初出場勝田は苦境8番手/WRCポーランド
トヨタのロバンペラが首位奪還、7本中6本で最速に。初出場勝田は苦境8番手/WRCポーランド
AUTOSPORT web
【バイクの仕組みQ&A】チューブ入りタイヤとチューブレスタイヤ、いったい何が違うのか?
【バイクの仕組みQ&A】チューブ入りタイヤとチューブレスタイヤ、いったい何が違うのか?
WEBヤングマシン
Honda、着脱バッテリー式ポータブル電源「Honda Power Pod e:」発売
Honda、着脱バッテリー式ポータブル電源「Honda Power Pod e:」発売
カー・アンド・ドライバー
カローラより小さい!? トヨタの「小型クーペセダン」実車公開! スポーティカスタムがカッコいい「Yaris ATIV」タイでお披露目
カローラより小さい!? トヨタの「小型クーペセダン」実車公開! スポーティカスタムがカッコいい「Yaris ATIV」タイでお披露目
くるまのニュース
ルノー・ジャポン、代表取締役社長兼CEOに大極司氏が就任
ルノー・ジャポン、代表取締役社長兼CEOに大極司氏が就任
カー・アンド・ドライバー
【F1第11戦予選の要点】フェルスタッペンから0.888秒差。復調の兆しが見えないペレスの過酷な役割
【F1第11戦予選の要点】フェルスタッペンから0.888秒差。復調の兆しが見えないペレスの過酷な役割
AUTOSPORT web
こんなクルマよく売ったな!【愛すべき日本の珍車と珍技術】三菱渾身の合理的設計で生まれた5ナンバーミニバン[ディオン]の数奇な運命
こんなクルマよく売ったな!【愛すべき日本の珍車と珍技術】三菱渾身の合理的設計で生まれた5ナンバーミニバン[ディオン]の数奇な運命
ベストカーWeb
新型フリード爆誕!~情報まとめ&新旧比較/ライバル比較~
新型フリード爆誕!~情報まとめ&新旧比較/ライバル比較~
グーネット
ファンティック「キャバレロ ラリー125」【1分で読める 原付二種紹介 2024年現行モデル】
ファンティック「キャバレロ ラリー125」【1分で読める 原付二種紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ
[カセットアダプター]最強の発明品説!? 旧車の純正カセットデッキでもスマホ音楽イケる魅惑の機械がスゴかった
[カセットアダプター]最強の発明品説!? 旧車の純正カセットデッキでもスマホ音楽イケる魅惑の機械がスゴかった
ベストカーWeb
ここまで広ければ不自由しない! 装備もバッチリなトヨタ タウンエースがベースのキャンパー
ここまで広ければ不自由しない! 装備もバッチリなトヨタ タウンエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
【ポイントランキング】2024年FIA F2第7戦レース1終了時点
【ポイントランキング】2024年FIA F2第7戦レース1終了時点
AUTOSPORT web
フェルスタッペンが0.4秒の大差で通算40回目のPP獲得。角田はQ3進出ならず【予選レポート/F1第11戦】
フェルスタッペンが0.4秒の大差で通算40回目のPP獲得。角田はQ3進出ならず【予選レポート/F1第11戦】
AUTOSPORT web

みんなのコメント

162件
  • クソ遅いベース車をどれだけ速く出来るかのロマンだね!
  • メーター読みじゃなくて実測だから普通に速いぞこれ。実測でこれだとスピードメーターは確実に限界値の260km/hを振り切ってる。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

267.2358.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

69.9847.8万円

中古車を検索
86の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

267.2358.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

69.9847.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村