ステージを問わず楽しめる超万能快速ストリートスペック
2.1L+スーパーチャージャーをオートマで制御する!
「斎藤太吾がマイサーキットを建設!?」出来たてホヤホヤの新拠点に潜入!【V-OPT】
過去の最高速テスト企画に6速MT車ベースのツインターボスペックを持ち込み、314.27km/hを記録した実績を持つ“HKSテクニカルファクトリー”。今回のアタックに持ち込んだのはデモカーではなく、ATベースで製作された340psのユーザーカーだ。
エンジンはHKSの鍛造ピストンやI断面コンロッドを組み込んで排気量を2.1L化。燃焼室加工を施したヘッドにはIN260度、EX266度のハイカムをセットするなど一通り手が入る。全域トルクフルな特性に仕上げられており、街乗りを強く意識した仕様とも言える。
もちろん、サーキット走行も楽しめるようにHKSオイルクーラーを装着し、FA20の弱点のひとつとされる油温対策も万全だ。
そんな強心臓に組み合わされる過給機は、リニアなパワーフィールが魅力のGTS7040Lスーパーチャージャーキットだ。燃料系などの見直しを図り、さらにハイブーストに吸気量が伴うよう、スーパーチャージャー本体のリストリクター径を拡大するといった工夫もされている。最高出力は設定ブースト圧0.8キロで340psだ。
足回りはHKSハイパーマックスMAX4SP(FR8kg/mm)でオールラウンドで楽しめる仕様に。ブレーキキャリパーもブレンボ製でフロント6ポット+356mmローター、リヤ4ポット+356mmローターで強化。
ホイールはボルクレーシングTE37SLの18インチをセット。ワイドボディ化することで、前後とも265/35のポテンザRE-11Sを収める。
室内はエアコンやカーナビなどの装備も完全に機能する快適ストリートスペックだ。シートはレカロ製のバケットタイプで、助手席側のダッシュボードに違和感なくマウントされた追加メーターは、デフィ製で統一。ちなみに、ファイナルはノーマルの4.1となる。
エクステリアはバリスのワイドボディキットでフル武装。さらに、ボンネットやトランク、ドアパネル、ルーフなど各部をカーボン化することで、大幅なシェイプアップを達成しているのも見どころだ。
城里テストセンターで行われた最高速アタックの結果は243km/h。サーキットを想定したバリス製の高機能エアロパーツが想像以上のダウンフォースを発生し、それが最後のひと伸びを阻害した可能性が高い。
事実、ドライバーを務めた稲田大二郎も「1回目はATモード、2回目はMTモードで走ったけど、やっぱり上まで引っ張れるMTモードの方が速かったな。ただ、いずれにせよ5速のオーバードライブに入ると加速が鈍る。安定感は高いが、エアロによるダウンフォースが効きすぎている印象だ」と語っている。
とはいえ、イージードライブが可能なストリートスペックでこの記録は見事だ。何より、市販パーツのみでここまでの速さを実現しているのは、HKSテクニカルファクトリーが有する膨大な量のチューニングノウハウがあるからに他ならない。
●取材協力 HKSテクニカルファクトリー 埼玉県戸田市美女木5-2-8 TEL:048-421-0508
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