■学生の想いが詰まったカスタムカーがナンバー取得!
クルマ好きのなかには、自分の愛車をカスタムしたいというニーズを持つ人が一定数います。
世界では、ド派手なカスタムを施す文化もありますが、日本のカスタム手法も世界に誇れる文化といえ、そんなカスタマイズを学ぶ場も存在するといいます。
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千葉県にある自動車専門学校の日本自動車大学校(通称NATS)には、カスタマイズ科というコースを設定。
このカスタマイズ科では、毎年1月に開催されている「東京オートサロン」に展示するためのカスタムカーを授業の一環として制作しています。
2021年1月の東京オートサロン2021(オンライン開催)には、マツダ「ロードスター」をベースに同社「コスモスポーツ」を現代に蘇らせた「COSMO VISION」。
日産「フェアレディZ(Z33型)」をベースに初代フェアレディZ(S30型)に新しいイメージを持たせるべく、次期型フェアレディZプロトのようなデザインを目指して制作された「S35Z」。
トヨタ「アルファード(30型)」をベースにレクサスがアジアで展開する「LM300h」のデザインに見立てた「LM800T」や、トヨタの3代目「クラウン(MS50型)」をアメリカンなローライダー仕様に仕立てたモデル。
そして、ディズニー映画「カーズ」に登場したオンボロレッカー車「メーター」をスズキ「ジムニー(JA11型)」をベースに再現したモデルなど全5モデルが制作されました。
制作当初は、全車ナンバーを取得(登録・届け出)する予定だったといいますが、実際にナンバーを付けて公道走行したのは、COSMO VISIONとS35Zです。
ナンバーを取得した2台について学生達は「コロナの影響で製作スタートが遅くなったのに車検を取って旅行に行けるなんて思っていませんでした。本当にありがとうございました!」、「全台車検取れなくて残念だったけど、ローダーに載せてでもお披露目できて良かったです!」、「一般道を走ってたら、人の目がすごい!」、「色んな方が声をかけてくれる!嬉しい!!」と話しています。
今回、制作した5台については、2台は自走、残り3台は積載車に載せて、1日限りのテストランキャラバンをおこないました。
なお、このテストキャラバン時点では制作を担当した学生達は同校を卒業していたといいますが、当校の理事長学校長の矢部氏は、「卒業はしているが、集まれる卒業生達で全台何とかテストランキャラバンに行かせてあげたい」といい実施したといいます。
■カスタムカーのナンバー取得って何が大変なの
COSMO VISIONとS35Zのナンバー取得について、カスタマイズ科担任は次のように説明しています。
「車検取得(ナンバー取得)で苦労する点は、保安基準の順守はもちろんですが、改造申請書類の通過です。
法律は日々変わっていくので、それに伴う書類を通過させるテクニックが必要になってきます。
また、改造申請書類の審査には、提出後、最低でも2週間かかることです。
コロナ禍の緊急事態宣言下において、残業ができないなか、車両の完成・改造申請書類の完成はとてもハードでした。
結果として、5台製作のカスタムカーはほぼ完成はしたものの、改造申請書類までいくことができたのは2台だけです。
その改造申請書類も、独立行政法人自動車技術総合機構からOKが出たのは卒業式後でした」
このように、通常のクルマを改造する際には、車検証に記載された情報(ボディサイズや排気量など)に変更がなければ、そのまま装着して公道を走行することや車検を取得出来ます。
しかし、NATSのカスタマイズのようなボディサイズが大きく変更される場合などは、改造申請書類での手続きが必要です。
今回の2台以外にもNATSでは、歴代の学生が制作したカスタムカーを所有しています。
そのなかでマツダ「RX-8」ベースの「RX-STANCE」やフェアレディZロードスター(Z33型)をベースにした「R35 ロードスター」は、公道走行が可能なうえ、レンタカーとして一般に貸し出されるなどの取り組みがおこなわれており、世界に1台の特別なカスタムカーに乗れると好評だといいます。
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みんなのコメント
普通に格好悪いし純正のロードスターのが全然格好良い。