■レクサスから導入される「次世代モデル」がお披露目へ
トヨタ・レクサスはかねてから2023年10月に開催される「ジャパンモビリティショー2023」で同社が今後投入する「次世代モデル」を初公開することを明かしています。
新たに登場する次世代モデルとは、どのようなモデルなのでしょうか。
【画像】「えっ…!」めちゃカッコいい! レクサスの次世代モデルがこれです。(67枚)
この次世代モデルに関しては、2023年4月に行われたトヨタの新体制発表会で存在が示唆されました。
その際に映されたシルエットにはレクサスを示す「L」のエンブレムが付与されています。
また翌5月の2022年度決算の場でも次世代モデルに関連する発表が行われました。
この次世代モデルはBEV(電気自動車)となり、「ソフトウェアプラットフォーム」、「電子プラットフォーム」、「車台」の全てを刷新する、これまでのクルマづくりの概念を変える存在だと言います。
また同年9月には「トヨタテクニカルワークショップ」のものづくり取材会が行われ、次世代BEVの生産・開発を見据えた現状を公開しました。
そして、このワークショップの数日後には「レクサスショーケース」も開催され、この場でレクサスインターナショナルの渡辺剛プレジデントは次のように話しています。
「2026年には車体のモジュール構造を変革し、生産方法を大きく変える他、ソフトウェアプラットフォームを全面刷新した次世代のバッテリーEVをレクサスから導入します。
デザインも『レクサスらしさ』に徹底的に拘りました。
このコンセプトモデルを10月に開幕するジャパンモビリティショーでお披露目したいと思います」
※ ※ ※
これらのように約半年をかけて次世代BEVの存在を示唆してきましたが、その都度新たなシルエットが公開されています。
最初に公開された横からのシルエットでは、大径タイヤを備えつつ空力を意識したようなルーフライン、そしてクーペのようなリアデザインが見て取れました。
またフロント、リアがせり立っているような印象もあり、とくにフロントでは最近のトヨタ・レクサスモデルにも採用される「逆スラントノーズ」のようなデザインに見えます。
そして今回のレクサスショーケースでは初めて正面、左フェンダー、右リアフェンダーのシルエットがお披露目されました。
正面ではフロントに「Lエンブレム」を付与する他、レクサスらしいL字ヘッドライトが見て取れます。
さらに従来のドラミラー部分には細長い棒のようなものが存在し、「ES」に搭載されるデジタルアウターミラーのようなものが採用されることを示唆しているのかもしれません。
またボンネットに関しても空力を意識したような造形になっていることも注目です。
左フェンダー部分に関しては、前述の逆スラントノーズがくっきりと映されており、レクサス初のBEV専用モデルとなる「RZ」のような印象を受けます。
果たしてこれらのシルエットがどのようなカタチでお披露目されるのか、期待が高まります。
実車を見ることが出来るジャパンモビリティショー2023の一般公開日は2023年10月28日から11月5日です。
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みんなのコメント
>この場でレクサスインターナショナルの渡辺剛プレジデントは…
の青くなっている「プレジデント」のリンクをポチると、日産プレジデントに飛ぶ。
くるまのニュースの悪意を感じた。
おそらくLFA開発だが、コストや販売台数でどうするか検討しているんだろう。もっとも電池のできも結構左右しそう。