150万円台から手に入る!
軽スーパーハイトワゴンがファミリー層に大人気となっているが、高速道路をよく利用したり、家族で遠出したりする機会が多いユーザーからは「やっぱり小型乗用車が楽でいい!」というニーズが根強い。そんなニーズを取り込むクルマが、1リッター級の小型エンジンを積んだトールワゴン。
なかでも、2020年12月に4代目へとフルモデルチェンジした「スズキ ソリオ」は、先代よりグッと拡大した室内スペースやラゲッジルームで高い評価を受けている。そのソリオのなかでも、150万円台から手に入る純ガソリンモデルは、新車の値上がりが目立つなかで家計にうれしい存在だ。そこで今回は、このソリオ純ガソリン車を掘り下げ、購入の参考となる情報をまとめてみた。
【別意見の記事!】スズキ ソリオ Gグレード以外がおすすめ。シートアレンジならトヨタ ルーミーだが、走りの質感は圧勝
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マイルドハイブリッド仕様は走りを重視する人向け
まずは、ハイブリッドではなく純ガソリン車をお勧めする理由から。現行ソリオハイブリッドは、先代に存在したフルハイブリッドではなく、オルタネーターを兼ねた小型のISGを使うマイルドハイブリッドを採用している。そのため、燃費(WLTCモード)は19.6km/Lと、純ガソリン車の19.0km/Lに比べ、それ程優れているわけではない。
ソリオでは、ハイブリッドも純ガソリン車も共通して、91ps/118Nmを発生する1.2L自然吸気エンジンを搭載しており、ハイブリッドではここに3.1ps/50NmのISGが加わる。つまり、ソリオのハイブリッドは他車種のターボエンジン搭載モデルのような位置付けで、どちらかというと走りのゆとりに重きを置いたモデルということができる。そして、スタート価格はハイブリッドの方が27万円ほど高価だから、通勤や日常の移動で高速道路を頻繁に利用するなど、ゆとりある動力性能が必要というユーザー以外は、純ガソリン車で十分と言えるのだ。
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細かく見ていくと、ハイブリッドには、純ガソリン車には付かないアダプティブクルーズコントロールやシートヒーター等が装備されるなど、パワートレーン以外にも違いはあるが、価格差を考えるとやはり純ガソリン車の方がお買い得だろう。現行ソリオにフルハイブリッドが設定されなかった理由は、マイルドハイブリッドよりさらに20万円以上高価な価格設定が、消費者に受け入れられないという判断からだろう。
なお、純ガソリン車のグレードは「G」(158万1800円)か、「G スズキセーフティサポート非装着車」(151万5800円)しか選択肢はなく、事故を防ぐためにも誤発進抑制機能やふらつき警報機能などのスズキセーフティサポートはぜひ装着したい。そうなると、ここは「G」一択。なお、雪国の人はプラス13万円ほどの上乗せで4WDも選択可能だ。
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ライバル「ルーミー」に対するアドバンテージ
次に、ライバルの「トヨタ ルーミー」と比較してみよう。2016年にデビューしたルーミーの開発はダイハツが行っており、「トール」の名でダイハツからも販売されているが、台数が出ているのは圧倒的にトヨタ版のルーミーなので、ここではルーミーと比較する。
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>>トヨタ ルーミーカスタムのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる
最初にパワートレーンを見ると、ルーミーは1.0L自然吸気(69ps/92Nm)と同ターボ(98ps/140Nm)がある。ここでルーミーの自然吸気モデルをソリオの純ガソリン車と比較すると、パワートルクともソリオの方が大きく上回っており、やはり0.2Lの排気量の差が表れている。それでいて燃費は、18.4km/L対19.0km/Lでソリオが上回っており、基本設計が新しく、ルーミーより車重が100kg以上軽いことが効いているようだ。
同じエントリーグレードで比べるとルーミーの「X」は155万6500円とソリオの「G」よりやや安いが、サイドエアバッグが標準装備されない、エアコンがマニュアル式になるなど装備も簡略化されているため、結論としてはソリオを推したい。ただし、ソリオ「G」では、ルーミー「X」に標準の助手席側パワースライドドアがオプションになるから、ここは注意が必要だ。
最後に、ソリオの納期についてはネット情報だと半年程度と言われており、かなり長く待つ覚悟が必要。この点、「G」の認定中古車は走行距離1万km台で120万円くらいから見つかるから、場合によってはこちらも選択肢になりそうだ。
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みんなのコメント
ただ、痒いところに手が届く装備の充実度はスズキは上手い。