現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダが公開した斬新「箱クルマ」の正体は!? ちょい“レトロ風ボディ”にカバっと開く「ガルウィング」採用! “クルマの常識”を打ち破る「新発想モデル」が凄い!

ここから本文です

ホンダが公開した斬新「箱クルマ」の正体は!? ちょい“レトロ風ボディ”にカバっと開く「ガルウィング」採用! “クルマの常識”を打ち破る「新発想モデル」が凄い!

掲載 4
ホンダが公開した斬新「箱クルマ」の正体は!? ちょい“レトロ風ボディ”にカバっと開く「ガルウィング」採用! “クルマの常識”を打ち破る「新発想モデル」が凄い!

■ホンダが公開した斬新「箱クルマ」の正体は!?

「モーターショー」などの世界中で開催される自動車イベントでは、これまでも個性的なコンセプトカーが数多く登場。
 
 中には「この発想はなかった!」と思わされる、斬新なコンセプトのクルマもありました。
 
 その代表的なモデルのひとつと言えるのが、2007年に開催の「第40回東京モーターショー」でホンダから出展された「PUYO」でしょう。

【画像】カッコいい!これがホンダの斬新「箱クルマ」です!(24枚)

 当時の東京モーターショーでホンダは、「この地球で、いつまでもモビリティを楽しむために」をテーマとし、環境対応とモビリティの楽しさを両立する先進技術を用いたクルマを11車種18台展示。

 後に市販化されたライトウエイトスポーツカー「CR-Z」も、ここで初めてコンセプトモデルとして展示され注目を受けたのですが、同様に目線を集めていたのが先述のPUYOです。

 PUYOの特徴はなんと言っても、「シームレス ソフトボディ」をコンセプトに開発されたエクステリアにあります。

 これは滑らかな曲線で構成された箱型のボディで、しかも触ると柔らかい「ジェルボディ」を採用。

 くわえて、自車の位置や状態を示すためにボディが発光する構造となっており、この柔軟性のある車体と発光機能を組み合わせることで、安全性の向上を図っていました。

 また、ルーフは全てガラスで覆われており、車内からは360度を見渡せるダイナミックキャビンを採用。

 ドアは乗り降りがしやすいよう、開口部を広く取れるウイングアップドア(通称:ガルウィング)を装備しているのも特徴的でした。

 ちなみに、PUYOという車名は、ジェルボディを触ったときの「ぷよぷよとした触り心地」が由来だと説明されています。

 斬新なエクステリアに気を取られるPUYOですが、インテリアにも斬新な機能や構造が採用されていました。

 それは運転方法にも見られ、ハンドルを使用して操作する一般的なクルマとは違い、PUYOはジョイスティックで運転します。

 また、インパネのモニターとコンソールスイッチは、車両の待機状態ではダッシュボード部分に埋まっており、車両が起動すると手前に盛り上がります。

 エクステリア同様に、発光する液体を用いたパネルのメーター表示なども、インテリアの近未来感を高めていました。

 そんなPUYOの気になる駆動システムは、4輪ホイールインモーターになっており、その場で360度の定地旋回することも可能です。

※ ※ ※

「クルマのボディは硬いもの」という長年の常識を打ち破る、斬新な発想で作られたPUYOでしたが、今現在まで実際に市販化される様子はありません。

 しかし、環境問題を解決するひとつとしてスモールカーに注目が集まっている昨今、流行りのマイクロモビリティとして形を変えて登場すれば、再び脚光を浴びる素養は十分に備えているのではないでしょうか。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

1.6リッターで「V6エンジン」搭載! 小さな高級車な「5ナンバーセダン」あった! めちゃ画期的な「スムーズユニット」採用の三菱「激レアセダン」はもう二度と現れない存在
1.6リッターで「V6エンジン」搭載! 小さな高級車な「5ナンバーセダン」あった! めちゃ画期的な「スムーズユニット」採用の三菱「激レアセダン」はもう二度と現れない存在
くるまのニュース
“90万円”台から販売中! スズキ「“7人乗り”ミニバン」がスゴイ! 「全長3.7m」ボディ&“5速MT”のFR仕様! “画期的エンジン”も選べるインドの「イーコ」とは?
“90万円”台から販売中! スズキ「“7人乗り”ミニバン」がスゴイ! 「全長3.7m」ボディ&“5速MT”のFR仕様! “画期的エンジン”も選べるインドの「イーコ」とは?
くるまのニュース
トヨタ「新型ハイラックス」はいつ登場? 10年ぶり全面刷新の可能性は? 鍵は「電動化」か ライバル勢にどう対抗?
トヨタ「新型ハイラックス」はいつ登場? 10年ぶり全面刷新の可能性は? 鍵は「電動化」か ライバル勢にどう対抗?
くるまのニュース
ポルシェ伝説のマシンが約800万円のなぜ?…川崎重工製400ccエンジンを搭載したジュニアカーは、本物と見まごうばかりの出来栄えです
ポルシェ伝説のマシンが約800万円のなぜ?…川崎重工製400ccエンジンを搭載したジュニアカーは、本物と見まごうばかりの出来栄えです
Auto Messe Web
2500万円の「トヨタ車」! 最新型「センチュリー“SUV”」に反響多数! 5.2m級ボディ&超豪華内装「最上級モデル」が話題に
2500万円の「トヨタ車」! 最新型「センチュリー“SUV”」に反響多数! 5.2m級ボディ&超豪華内装「最上級モデル」が話題に
くるまのニュース
5速MTのみ!“全長4m未満”の「2列6人乗り」ミニバンって最高! 斬新すぎる「前3人乗りシート」採用って、実際どう!? 意外と「開放感バツグン」のムルティプラとは!
5速MTのみ!“全長4m未満”の「2列6人乗り」ミニバンって最高! 斬新すぎる「前3人乗りシート」採用って、実際どう!? 意外と「開放感バツグン」のムルティプラとは!
くるまのニュース
三菱『DSTコンセプト』、世界初公開…次世代の3列シートSUVを提案
三菱『DSTコンセプト』、世界初公開…次世代の3列シートSUVを提案
レスポンス
全長4.7m切り! 日野の新型「小型FFバン」がスゴい! めちゃ便利な「スライドドア」に超“低い床”採用! 画期的ユニット搭載の「新たな静音仕様」どんなモデル?
全長4.7m切り! 日野の新型「小型FFバン」がスゴい! めちゃ便利な「スライドドア」に超“低い床”採用! 画期的ユニット搭載の「新たな静音仕様」どんなモデル?
くるまのニュース
ダイハツの巨大「“軽”商用バン」が凄い! めちゃ四角い「背高ボディ」は可能性“無限大”!「レトロ風デザイン」採用でビジネスから趣味まで大活躍する「プロカーゴ」とは!
ダイハツの巨大「“軽”商用バン」が凄い! めちゃ四角い「背高ボディ」は可能性“無限大”!「レトロ風デザイン」採用でビジネスから趣味まで大活躍する「プロカーゴ」とは!
くるまのニュース
スズキ本格「軽スポーツクーペ」が凄い! まさかの「ガルウィング×ミッドシップ」採用モデル!? パワフルな「ターボエンジン」搭載した、まさにな「軽スーパーカー」とは
スズキ本格「軽スポーツクーペ」が凄い! まさかの「ガルウィング×ミッドシップ」採用モデル!? パワフルな「ターボエンジン」搭載した、まさにな「軽スーパーカー」とは
くるまのニュース
これまんまパジェロでもいいんじゃね? 三菱の3列SUV[DSTコンセプト]は日本に来るか?
これまんまパジェロでもいいんじゃね? 三菱の3列SUV[DSTコンセプト]は日本に来るか?
ベストカーWeb
約183万円! スバル新型「5ドア“軽”SUV」発表! タフ顔が超カッコイイ! “水平対向”じゃないエンジン&スライドドア搭載の「シフォントライ」が販売店でも話題に
約183万円! スバル新型「5ドア“軽”SUV」発表! タフ顔が超カッコイイ! “水平対向”じゃないエンジン&スライドドア搭載の「シフォントライ」が販売店でも話題に
くるまのニュース
新車価格800万円!? トヨタが作った「“超絶レトロ”高級車」に反響多数! 旧車デザインが超カッコイイ「クラシック」の“正体”に驚きの声
新車価格800万円!? トヨタが作った「“超絶レトロ”高級車」に反響多数! 旧車デザインが超カッコイイ「クラシック」の“正体”に驚きの声
くるまのニュース
マツダが超スポーティな「新型クーペSUV」公開! “魂動デザイン”の新境地を示す「斬新クロスオーバー」が凄い! ハイブリッドも搭載した「新型ARATA」中国仕様の正体とは
マツダが超スポーティな「新型クーペSUV」公開! “魂動デザイン”の新境地を示す「斬新クロスオーバー」が凄い! ハイブリッドも搭載した「新型ARATA」中国仕様の正体とは
くるまのニュース
ホンダ「“2階建て”ミニバン!?」に反響多数! 「大人4人」寝られる“めちゃ広い”「ステップWGN」に興味津々! ホワイトハウスキャンパー「DECK ONE」実車展示
ホンダ「“2階建て”ミニバン!?」に反響多数! 「大人4人」寝られる“めちゃ広い”「ステップWGN」に興味津々! ホワイトハウスキャンパー「DECK ONE」実車展示
くるまのニュース
マツダの「最上級クーペ」復活! 全長4.8mで「超豪華インテリア」がスゴい! ハイパワーな「RX-7」ユニット搭載の「ユーノスコスモ」レストア車が公開
マツダの「最上級クーペ」復活! 全長4.8mで「超豪華インテリア」がスゴい! ハイパワーな「RX-7」ユニット搭載の「ユーノスコスモ」レストア車が公開
くるまのニュース
新型「ミニJCW」「ミニJCWコンバーチブル」世界初公開! 今度の高性能版“ジョンクーパーワークス”は258馬力の内燃エンジンモデル
新型「ミニJCW」「ミニJCWコンバーチブル」世界初公開! 今度の高性能版“ジョンクーパーワークス”は258馬力の内燃エンジンモデル
VAGUE
レクサス斬新「小さな高級車」がスゴイ! “全長4.2m”ボディ&「300馬力超え」モデルも! 選べる豪華内装もステキな「LBX」とは?
レクサス斬新「小さな高級車」がスゴイ! “全長4.2m”ボディ&「300馬力超え」モデルも! 選べる豪華内装もステキな「LBX」とは?
くるまのニュース

みんなのコメント

4件
  • 誠ちゃん、グワッシ01
    水素ほど金はかかってないが、高専じゃあるまいし、しっかり市場を見て、製品化出来るもの作らなきゃね。ところで、アシモは元気ですか。そろそろ中年ですよね。
  • AREA144
    ガルウイングぢゃないです。シザーズドアです
    車専門なのにまともに用語も使えないなんて読む価値なし
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

270.0292.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

16.8487.0万円

中古車を検索
CR-Zの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

270.0292.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

16.8487.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村