1月25日、トヨタ自動車の北米法人は、フルモデルチェンジした新しい「セコイア」を発表した。
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新型セコイアは、2000年に登場した初代から数え第3世代になる。すでにフルモデルチェンジを受けたピックアップトラック「タンドラ」がベースのフルサイズSUVで、2列シート5人乗り、または3列シート7人/8人乗りがある。駆動方式は2WD、もしくはパートタイム4WDもある。
プラットフォームは、新型ランドクルーザーとおなじ「TNGA-F」を採用する。伝統のラダーフレーム構造を基本にしながら、超高張力鋼板を適材適所に使用し、新しいレーザー溶接技術などを投入することで、軽量化しつつ、剛性を高め、乗り心地を向上させたという。ボディサイズの詳細こそ明かされていないものの、全長は5mを軽く超えるだろう。参考までに、先代のホイールベースは3099mm、全長は5210mmだった。
パワーユニットは、タンドラと共通の3.5リッターV型6気筒ツインターボ・エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド「i-FORCE MAX」で、437psの最高出力と790Nmの最大トルクを発揮する。組み合わされるトランスミッションは10ATだ。
ステアリング・フィールを向上させるため、新しい電動パワーステアリングを採用。タンドラとも共通の足まわりは、フロントがダブルウィッシュボーン、リアがマルチリンクで、荷重の多寡にかかわらず、リアの車高を調整するエアサスペンションや、電子制御式サスペンション・システム「アダプティブ バリアブル サスペンション(AVS:Adaptive Variable Suspension system)」も選べる。
強化された牽引能力は最大9000ポンド(4082kg)と、従来モデルと比べ22%近く増えた。さらに、トレーラー牽引をサポートするステアリング制御なども搭載する。
新たにドライブモード機能もくわわった。「エコ」、「ノーマル」、「スポーツ」が標準で、モデルによって「コンフォート」、「スポーツS+」、「カスタム」が選べるようになる。
先進安全装備も強化され、全車に運転支援パッケージの「Toyota Safety Sense 2.5」が搭載された。衝突被害軽減ブレーキは前方の車両以外にも、暗い場所での歩行者、日中の自転車、交差点での歩行者も検知する。新搭載の「緊急ステアリングアシスト」は、ドライバーの緊急回避ステアリング操作を支援する。
運転席まわりは基本的にタンドラと同じだ。計器盤の右隣のダッシュボード上部には、8インチ、または14インチのタッチスクリーンが設けられている。スマートフォンとの連携機能も有するこれは、もちろん、Google Mapなども表示出来る。「Hey Toyota」などの簡単なフレーズでシステムを起動して、車内の温度を変更したり、目的地を検索したりする音声起動コマンドも備えている。
グレードはベースの「SR5」から始まり、「リミテッド」、「プラチナ」、「TRDプロ」、「キャップストーン」で構成される。ベーシックなSR5でも、Toyota Safety Sense 2.5やムーンルーフ、ヒーター付きシートなど、12.3インチのデジタルディスプレイとパノラマビューモニター(PVM)を備える。
SR5とリミテッドの4WDモデルには、セコイア初の「TRDオフロードパッケージ」が選べるようになった。ロッキング・リア・ディファレンシャル、トラクションを向上させるための悪路走行モードシステム「マルチテレインセレクト」、ダウンヒルアシストコントロールなどによって、オフロード機能を強化している。
TRDプロは、「TRDオフロードパッケージ」を標準で装備するだけでなく、2列目のキャプテンチェアや専用デザインのヒーター付きステアリング・ホイール、ルーフラック、ライトバー、18インチのブラック・ホイールなど、ビジュアル面でも悪路走破性を高めている。
新型セコイアは今夏デリバリー予定だ。
文・稲垣邦康(GQ)
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