現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 「最新モデルガイド」トヨタ・アクアvsヤリスvsヤリスクロス、コンパクトHVの王者はどのクルマ!?

ここから本文です

「最新モデルガイド」トヨタ・アクアvsヤリスvsヤリスクロス、コンパクトHVの王者はどのクルマ!?

掲載 更新 9
「最新モデルガイド」トヨタ・アクアvsヤリスvsヤリスクロス、コンパクトHVの王者はどのクルマ!?

個性明快。3車3様のキャラクター

 トヨタのコンパクト・ハイブリッド車の中で、アクアとヤリス、そしてクロスオーバーSUVのヤリスクロスはライバル関係にある。ヤリスは欧州市場をメインとするグローバルカー。日本ではセカンドカー的な位置づけで使われることも多い。かたやアクアは、幅広い年齢層のファーストカーというキャラクター。前席優先のヤリスに対し、アクアは後席を含め、室内空間をしっかり確保することを念頭に置いた。“ジャストサイズ”と評されていた全長を変えることなく、ホイールベースを伸ばし、パッケージングを工夫することで、居住性を高めている。日常的に使って不満のない十分な広さと快適性を実現した室内はヤリスに対する大きなアドバンテージだ。

存在感を増すウルトラマンマスク。ヤリスクロスに死角はないのか!?

 ヤリスクロスは、内容的にはまさしくヤリスのSUV版である。後席の居住性や乗降のしやすさはヤリスを上回るものの、アクアと比べると、やや分が悪い。室内の広さはアクアが上回る。ヤリスクロスが優れるのは荷室の使い勝手だ。圧倒的に広く、後席は3分割可倒式。電動テールゲートまで備えている。

新方式バッテリーの威力。アクアは加速の鋭さでリード

 走りはどうか。ハイブリッドは1.5ℓエンジンとモーターの組み合わせ。スペックは同一。アクアは新方式バッテリーが効いて、加速の鋭さではアタマひとつ抜けた印象を受ける。ヤリスのデビュー時、新世代のTHSの力強いレスポンスと良好な燃費に舌を巻いたが、新型アクアでさらに驚かされることになった。
 アクアはハイブリッド走行時の制御もより進化している。ヤリスより高い車速域までモーターのみで走るため、EV感が高い。燃費はカタログ値ではヤリスに軍配が上がるが、実燃費ではアクアが上回ることも十分に考えられる。

 ヤリスクロスは2台に比べると車両重量がだいぶ重い。その影響で走りはややマイルド。だが車重が効いて、このクラスらしからぬ落ち着いた走り味が味わえる。走りの楽しさを追求し、キビキビとした躍動感をが印象的なヤリスとは好対称。アクアは、ヤリスとヤリスクロスの両面を兼ね備えた印象を受けた。

 装備面はアクアがリード。後発ゆえいろいろ新しいアイテムが揃う。価格は、見比べるとアクアに割高な感があるが、内外装の質感等を見ると十分に納得できる。3車は、それぞれ違いとコンセプトが明確。実際の販売現場では競合は少ないと聞いた。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

「これが売れなかったら四輪撤退…」→超ロングセラーに! 世界の「シビック」を生んだ“妙な納得感のある理論”とは
「これが売れなかったら四輪撤退…」→超ロングセラーに! 世界の「シビック」を生んだ“妙な納得感のある理論”とは
乗りものニュース
沼にハマる 『レトロモビル2025』でフランス車の魅力に迫る 高い技術力と芸術的デザインの融合
沼にハマる 『レトロモビル2025』でフランス車の魅力に迫る 高い技術力と芸術的デザインの融合
AUTOCAR JAPAN
トヨタ「86」&スバル「BRZ」用クラッチは「歯打ち音」を低減!「ヤリス」用は半クラが扱いやすい…待望のアイテムが「小倉クラッチ」からリリース!
トヨタ「86」&スバル「BRZ」用クラッチは「歯打ち音」を低減!「ヤリス」用は半クラが扱いやすい…待望のアイテムが「小倉クラッチ」からリリース!
Auto Messe Web
帽子を焦がしたレーシングシャシー ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(1) バラバラからの再生
帽子を焦がしたレーシングシャシー ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(1) バラバラからの再生
AUTOCAR JAPAN
先端の「クマ」も再現 ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(2) 受賞多数のオープンボディ
先端の「クマ」も再現 ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(2) 受賞多数のオープンボディ
AUTOCAR JAPAN
トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
motorsport.com 日本版
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
くるまのニュース
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
WEB CARTOP
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
乗りものニュース
“ランクル250”をハードコアにカスタマイズ!? オフロードチューニングのスペシャリストが最新コンプリートカー「AT37」を発表!
“ランクル250”をハードコアにカスタマイズ!? オフロードチューニングのスペシャリストが最新コンプリートカー「AT37」を発表!
VAGUE
FDJ2がMIDホイール一色に! 公式ワンメイク化でドリフトシーンに新時代到来!!…大阪オートメッセ2025
FDJ2がMIDホイール一色に! 公式ワンメイク化でドリフトシーンに新時代到来!!…大阪オートメッセ2025
レスポンス
【特集】レッドブルの非情なドライバー育成……しかし彼ら以上にドライバー育成に注力してきた存在はゼロ
【特集】レッドブルの非情なドライバー育成……しかし彼ら以上にドライバー育成に注力してきた存在はゼロ
motorsport.com 日本版
前の車との「車間距離」めちゃ大事! でも運転中「どうやって」測る!? 「高速」や「一般道」で適切な車間を取る方法とは
前の車との「車間距離」めちゃ大事! でも運転中「どうやって」測る!? 「高速」や「一般道」で適切な車間を取る方法とは
くるまのニュース
まるでリアルRPG!? 目指せ鈴鹿8耐優勝! レーシングライダー石塚健が新チーム立ち上げを発表
まるでリアルRPG!? 目指せ鈴鹿8耐優勝! レーシングライダー石塚健が新チーム立ち上げを発表
バイクのニュース
デジタル装備が進化、走行性能もアップ!フリークも納得した新型「ゴルフ8.5 GTI」の高い実力
デジタル装備が進化、走行性能もアップ!フリークも納得した新型「ゴルフ8.5 GTI」の高い実力
@DIME
【MotoGP】ホンダは思ったより大丈夫? アプリリアから加入のアルベシアーノ「革命は必要ない」
【MotoGP】ホンダは思ったより大丈夫? アプリリアから加入のアルベシアーノ「革命は必要ない」
motorsport.com 日本版
「これが普段使い!?」メルセデスAMG A35が“異次元”サウンドマシンに進化 Pro Shop インストール・レビュー by レジェーラ 後編
「これが普段使い!?」メルセデスAMG A35が“異次元”サウンドマシンに進化 Pro Shop インストール・レビュー by レジェーラ 後編
レスポンス
スーパーフォーミュラの改革は話題づくりだけじゃない。さらなる発展に不可欠な“制度整備”……ハンドボールリーグ元事務局長が荒地を耕す
スーパーフォーミュラの改革は話題づくりだけじゃない。さらなる発展に不可欠な“制度整備”……ハンドボールリーグ元事務局長が荒地を耕す
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

9件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

214.6283.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.8325.0万円

中古車を検索
アクアの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

214.6283.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.8325.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村