現在ロードレース世界選手権のMoto2クラスへ参戦中のソムキアット・チャントラが、2025年にLCRホンダからMotoGPクラスへ昇格することが決まった。
LCRホンダは今年からヨハン・ザルコが2年契約でチームに加入。一方で日本人ライダーの中上貴晶は来季がどうなるかこれまで決まっていなかった。
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ただ8月29日にHRC(ホンダ・レーシング)は、中上と2025年以降にMotoGP開発ライダーとして複数年契約を結んだことを発表。中上は今季限りでMotoGPフル参戦を終了することになった。
そして、中上の後任には以前から噂のあったMoto2参戦中のチャントラが昇格となることも、合わせて発表された。
チャントラは2018年にMoto3クラスへワイルドカード参戦し世界選手権へデビュー。2019年にはIDEMITSU Honda Team AsiaからMoto2クラスにフル参戦を果たし、2022年インドネシアGPで初優勝。Moto2クラスで優勝した初めてのタイ人ライダーとなった。
2023年には日本GPで優勝しており、着実に成長を示してきたが、ついに2025年にタイ人として初のMotoGPフル参戦ライダーとなることが決まった。
夢のMotoGPクラス昇格が決まったチャントラは、次のように喜びのコメントを寄せた。
「LCRチームに加わることができて大変うれしく思う。MotoGPの世界で戦うことが夢だったけど、遂にそれを実現することになった」
チャントラはそう語る。
「今まで自分のキャリアを支えてくれたすべてのスポンサーと関係者の皆様に感謝したい。来シーズンからは、最高峰クラスで学び、最大限の力を発揮し、この新しい冒険を楽しむことに全力で取り組んでいく。難しいとは思うけど、ベストを尽くすよ」
またLCR代表のルーチョ・チェッキネロは今後、チャントラのサポートにベストを尽くすと語っている。
「我々は、HRCと同じく、ソムキアット・チャントラ選手が二輪レースの最高峰でチャンスを得るにふさわしく、彼のような素晴らしいアジアの才能を迎える時が来たと考えている。チャントラ選手は、Moto2での数年間の経験を通じて成長し、MotoGPで強いライダーになるためのポテンシャルとスキルを持っていることを示してきた。LCRとHondaは、この新しいプロジェクトのさまざまな局面で、彼をサポートするためにベストを尽くしていく」
HRCの渡辺康治社長は、アジアのライダーがトップカテゴリーを目指すホンダの育成システムが結実したことを喜び、さらに若者の目標になるライダーへと成長してくれることへの期待を語った。
「ソムキアット・チャントラ選手のMotoGPクラスへの昇格を発表できることを大変うれしく思います。Hondaが長い間取り組んできた、アジアから世界で活躍できるライダーを送り出す活動が実を結び、今後も同地域でのモータースポーツ振興に大いに貢献できると考えています。最高峰クラスでさらに活躍し、多くの若者の目標となるグランプリライダーに成長してくれることを願っています」
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最低限として最高の起用
チャントラさんの笑顔は見てる人も笑顔にします