レトロ調モデルが登場するきっかけを生み出したモデルも存在
近未来的なフォルムを持った新型車や、空力特性を極限まで考慮したスポーツカーなど、最新技術を投入して生まれたクルマたちは魅力的であるが、その一方でレトロな雰囲気を持った車種というのも時代を超えた魅力があるといえるだろう。
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さすがに当時のデザインをそのまま現行車種にリバイバルするというのは、さまざまな法規制の兼ね合いもあって難しいが、レトロ風なデザインをまとってヒットした車種というのも少なからず存在している。今回はそんなクラシカルなデザインを落とし込んだ人気車種をピックアップしたい。
1)日産Be-1
日産が1980年代後半から90年代前半にかけてリリースした「パイクカー」シリーズの第1弾として1987年に1万台限定で販売されたのがBe-1だった。
ベースは実用車のマーチ(初代)だが、内外装はマーチの面影はまったくないほど作りかえられており、プロトタイプを東京モーターショーで展示したところ、大反響となったことで販売が決定したという経緯があった。
そのデザインは角ばったデザインが主流であった当時の流行に反して、ほとんどが丸みを帯びた構成となっており、当時はクラシックカーのパクリという声も出るほどだったが、その後に多くのレトロ調モデルが登場するきっかけとなったという点では、やはり評価されるべきモデルといえるだろう。
2)スズキ・ジムニー
軽自動車ながら本格的なクロスカントリーSUVとして多くのファンを抱えるジムニー。2018年に登場した現行型は、丸みを帯びたデザインだった先代から一転して2代目モデルに近い角ばったスクエア形状のボディを採用。
また、2代目までに採用されていた丸型ヘッドライトや丸型ウインカー、5スロットグリルなど、過去のジムニーのデザインエッセンスを散りばめたデザインとなっており、前述のBe-1とは逆に、80年代に流行していた角ばったデザインをリバイバルさせたものとなっている。
なお、純正オプションとして用意されているフロントグリルには「SUZUKI」の文字が備わる旧型モチーフのものや、過去モデルに採用されていたサイのイラストを再現したスペアタイヤカバーやサイドデカールなども用意されており、当時を知るユーザーがニヤリとしてしまう演出がなされているのだ。
過去の名車を彷彿とさせるデザインがウケている!
3)ホンダe
ホンダ初の量産型電気自動車としてリリースされたばかりのホンダeは、電気自動車ながら過去のホンダの名車のエッセンスを散りばめたものとなっている。
3ドアハッチバックのボディそのもののデザインは初代シビックを彷彿とさせており、黒く縁どられたヘッドライト&フロントグリルはN360を思わせるもの。N360のフロントデザインはN-ONEにも継承されているため、ホンダユーザーにとっては親しみやすいデザインといえるかもしれない。
そして、クルマらしくない斬新なイメージのインストルメントパネルは、往年の商用バンであるステップバンのテイストが用いられている。さすがにステップバン時代はモニターではなかったが、棚のようなインパネの中央にメーターがチョコンと備わるスタイルはホンダeと共通した意匠となっている。
4)ユーノス・ロードスター
世界的に冷え込んでいたライトウェイトオープン2シーターというジャンルに、再び活気を取り戻させた立役者ともいえるのが1989年に登場した初代ロードスターだろう。
丸型のライトを備えたリトラクタブルヘッドライトなどは往年のロータス・エランを思わせるものとなっており、ファミリアのエンジンをベースとしながらも、魅せるヘッドカバーを新設計したエンジンも同車を思わせるものだ。
しかし、ただエランをコピーしたわけではなく、そのなかに和のテイストを盛り込んでおり、フロントマスクは能面のひとつである小面を、シート表皮のパターン(ファブリック)は畳表の模様をイメージしており、MOMAにも所蔵されているテールレンズも江戸時代両替商が使用していた分銅の形がモチーフとなっているのだ。
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このタイトルで実際に古い車を例に挙げるセンスに脱帽