■ハコスカの改造車が登場! 240Zの6気筒エンジンを搭載
日産「スカイライン GT-R」のなかでも「ハコスカ」の愛称で親しまれている初代GT-Rは、50年以上の歴史を誇り、世界的にも人気が高いモデルです。
今回はそんなハコスカに「フェアレディZ」のエンジンを搭載した個体がオークションに出品されました。
【画像】「えっ…!」これが「R34」をオマージュした次期型「GT-R」です(50枚)
スカイライン GT-Rは1969年にデビュー。現行の「GT-R」とは異なり、過去のモデルは「スカイライン」をベースとしたパフォーマンスモデルとして登場します。
なかでも人気が高い初代にあたるモデルは、角ばった箱型のデザインが採用されたことから「ハコスカ」の愛称で親しまれています。
通常のハコスカは3代目にあたるスカイラインで、1.5リッターエンジンを搭載するファミリーセダンでありながら走行性能に優れたモデルとして人気を集めていました。
そのハコスカをレース参戦用として、2リッター直列6気筒のエンジンを搭載したクルマが初代スカイラインGT-Rにあたります。
当時のクルマは100馬力もあれば高性能と言われる時代のなかで、スカイラインGT-Rの最高出力は160馬力。これに加えて、足回りなども強化されていたことから、その走行性能の高さがうかがえます。
そんなハコスカGT-Rは、現代でも国産スポーツカーの原点的存在の一角であり、国内ではもちろん、世界的にも高い人気を誇っています。
そんななか、今回オークションで発見されたハコスカは、少し変わった1台です。
ブラックのフェンダーや、リアスポイラー、ボンネットに設置されたミラーなど、ところどころのカスタム仕様はあるものの、エクステリアは通常のハコスカとは大きくは変わりません。
ヘッドライトカバーの装着や、ホワイトのペイントが綺麗な状態に磨かれており、装着している15インチのWatanabe製のブラックのホイールがコントラストを演出します。
全体的にスポーティな外装に仕上げられているこの個体は、内装においてもそのようなカスタムが施されています。
インテリアは通常モデルと比較してもよりレーシングカーに近いものに変更。バケットシートに加えて、Simpson製のマルチポイントハーネスが取り付けられ、サーキット走行などでも体がシートにフィットするようになっています。
メーター周りなどは大きな変更はなく、ブラックの単色で仕上げられているインテリアはスポーティさが際立っており、ロールケージでよりボディ剛性が高められています。
■このハコスカGT-Rのエンジンはあのクルマのやつ!
内外装は全体的に良好なコンディションであるなか、このクルマの1番の注目ポイントは搭載されるエンジンにあります。
通常であれば2リッター直列6気筒のところを、ダットサン「240Z(フェアレディZ)」に搭載される2.4リッター直列6気筒エンジンに載せ替えられている改造車です。
このカスタムと改造は前オーナーにより施されたもので、より走行性能を高めるために行われたと言います。
加えて、240Zエンジンのほうがよりパーツが揃いやすく、修理等もしやすいエンジンなのも載せ替えられた理由なようです。
そんな改造が行われている今回のハコスカは、アメリカのオークションにて6万8000ドル(約968万円)と約1000万円に上る価格まで入札されました。
最終的には出品者の希望額に到達しなかったことから、落札こそはされませんでしたが、改造が施されたモデルの場合は、通常取引価格が落ちるところ、今回の個体はストックモデルの価格とも大きく変わらないという点も挙げられます。
※ ※ ※
スカイライン GT-Rは、全体的に高い人気を誇るモデルですが、なかでも1番人気と言えるのが1999年に登場した「スカイライン GT-R(R34)」です。
R34は、2024年1月からアメリカの25年ルール適合車になることから、SNSでは大きく話題となっており、その姿を公道で見たいというファンの声が寄せられています。
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みんなのコメント
L28改3リットルとか3.2リットルとか、
いくらでもあるのに。