8月26日、レクサスは、「ES」の大幅改良モデルを発表した。
ESは、1989年のレクサス開業当初からラインナップされているミドルクラスセダンだ。現行車は2018年に登場した第7世代で、この代から日本市場にも導入された。
大幅改良を受けた新型は、フロントグリルのメッシュパターンやヘッドライト、アルミホイールのデザインが新しい。また、配光を緻密に制御する「ブレードスキャンアダプティブハイビームシステム」がオプション設定され、ボディカラーには、シルバー系の「ソニックイリジウム」とグレー系の「ソニッククロム」が追加された。
インパネまわりでは、インフォテインメント用モニターがタッチディスプレイ化され、モニター位置をドライバー側に約100mm近づけるとともに約5°傾けて、操作性を高めた。インテリア・トリムにはウォールナット素材も選べるようになった。
2.5リッター直列4気筒ガソリン・エンジンとモーターを組み合わせたパワーユニットは変わらない。リアサスペンションのメンバーブレースは、1枚板から2枚の板をあわせた構造に変更され、ねじりや曲げに対する剛性を高めた、という。電子制御ブレーキシステムは、制御を見直してコントロール性を向上したとのこと。細かいところではペダル・パッドの形状が変わったが、これは足裏との接触範囲を拡大するためという。
スポーツモデルの“F SPORT”に搭載される電子制御サスペンションシステムの「リニアソレノイド式AVS(Adaptive Variable Suspension System)」は、減衰力の可変幅を拡大し、乗り心地や操舵応答性、安定性を高めたという。ブラックの19インチ・アルミホイールには、日本限定のオレンジ(レクサスのロゴ入り)のブレーキキャリパーを組み合わせる。インテリアカラーにはホワイトとブラックのコンビも選べるようになった。
先進予防安全技術の「レクサス・セーフティ・システム+」は、単眼カメラとミリ波レーダーの性能が向上。衝突被害軽減ブレーキは昼間の自転車や夜間の歩行者のみならず、右左折時に前方から来る横断歩行者や交差点右折前に前方から来る対向直進車も検知出来るようになった。低速時加速抑制や緊急時操舵支援の機能も追加された。
同一車線内中央を走行できるように操舵を支援する「レーン・トレーシング・アシスト」は、車線認識性能を向上し、ACC(アダプティプ・クルーズ・コントロール)は、カーブの大きさにあわせてあらかじめ減速するカーブ速度抑制機能を追加した。
レクサスのラインナップ中、ESにのみ搭載される「デジタルアウターミラー」は、カメラ性能が向上し、よりノイズ感の少ないクリアな映像によって、視認性が高まった。
新型ESの価格は、ベースモデルが599万円。“F SPORT”が651万円で、リアシートの快適性を高めた“version L”が715万円。
文・稲垣邦康(GQ)
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みんなのコメント
まあ、GQって如何にもオツムは空っぽで、自分自身は洋モノで和モノ見下しみたいな勘違いイカニモだが。
裏切りは無いわー
トヨタに騙されたわー