トヨタ新型「クラウンセダン」は快適リアシートを装備？ 「正統セダン」として居住性追求した後席の特徴は

■新型クラウン「正統セダン」モデル リアシートの快適性重視か

　16代目となるトヨタ新型「クラウン」シリーズは、2024年にかけて計4タイプが登場します。
　
　そのなかで、正統派としての登場が期待されている「クラウンセダン」の後席はどのような空間となっているのでしょうか。

　クラウンシリーズは1955年に登場し、トヨタを代表する高級車として現在まで続くロングセラーモデルです。

　現行型は16代目となり、歴代初のグローバルモデルとして世界各国にも展開されます。

　2022年7月の世界初公開時には、従来から踏襲してきたセダンボディに加え、「エステート」「クロスオーバー」「スポーツ」という計4タイプものボディが設定されることになりました。

　まず第一弾としてクロスオーバーが2022年9月に発売され、残る3タイプについても2023年から2024年にかけて発売されることが明らかになっています。

　このうち、クラウンシリーズとして王道とも言える「セダン」のコンセプトは、「新たなフォーマル表現でショーファーニーズにも応える正統派セダン」と説明。

　2023年4月12日には、搭載されるパワートレインの種類やカラーバリエーション、インテリアデザインなどが追加で発表されました。

　ボディサイズは、全長5030mm×全幅1890mm×全高1470mm、ホイールベースは3000mmと全長は5mを超え、これまでのクラウンと比較すると1クラス上のボディを持っていると言えます。

　搭載されるパワートレインはガソリンエンジン＋モーターのハイブリッド（HEV）もしくは、モーターのみの燃料電池自動車（FCEV）の2種類を用意。駆動方式はともに後輪駆動です。

　エクステリアデザインは7月のワールドプレミア時や2022年12月の中国・広州モーターショーでも披露されていましたが、インテリアの画像が公開されたのは今回が初めてとなりました。

　インテリアカラーはブラックとブラウンの2色が用意され、コンソールやインパネ、ドアトリムなどに木目パネルを採用。インパネ左右やセンターコンソールの奥にアンビエントライトを設定するなど、全体的に威厳のある落ち着いた内装デザインとなっています。

　後席の居住性はショーファーニーズに向けとして注目される点ですが、大型センターアームレストやヘッドレストも大きなものを採用しており、快適性重視であることがうかがえます。

　センターアームレストには液晶ディスプレイが装備されており、このディスプレイを通してエアコンや各種オーディオ、シートなど後席環境の調整が可能であると予想されます。

　前席の背面部にはアシストグリップを装備。歴代クラウンの上級モデルや、最高級セダン「センチュリー」、レクサス「LS」などにも採用され、上級セダンに共通している装備です。

　さらに、ドアトリム上部には日差しを避けるためのサンシェードが装備されているほか、後席用のエアコン吹出口上部にはUSB-Cポートが設置され、携帯電話などの充電も可能なようです。

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　なお、新型クラウンセダンの装備やグレードごとの差異など、詳細情報はまだ公開されておらず、正式発表時期についてもアナウンスはされていません。

　一方、2023年秋ごろの発売を予定していることから、このタイミングが近づくにつれて正式発表されるものと見られます。

Comments

もっと高級感を演出できないのかねぇ・・・

「いつかはクラウン」時代、後部座席が広くて快適なほど良い車と言う図式が有ったような。
それからはミニバンでも軽でも後部座席が広く取られるようになって
今やクラウンの座をアルファードが担ってる気もする。